すきわ草子


「急がば回れ」勢多の唐橋に程近い数寄和大津の物語をつづります。
by 555sukiwa
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佐保姫

せめてこよひは さほひめよ
はなさくかげに うたへかし  藤村
「花の詩(天来書院)」より


佐保姫、さおひめ、さほひめ。春の季語でもありますね。
五行説によれば春は木性。方角では木性は東にあたります。
奈良の都(平城京)の東方には佐保山があり、春をつかさどる女神を佐保姫と呼ぶようになりました。白く柔らかな春霞の衣をまとう若々しい女神の佐保姫が、春霞を織りだすと考えられていたようです。素敵ですね。
秋をつかさどる女神は奈良の都(平城京)の西方にある竜田山の竜田姫です。竜田川は紅葉で有名ですね。

春。花は多くありますが、やはり多く歌があるのは、桜でしょうか。
西行法師は多く桜をうたっています。また、良寛さんも多く歌っています。
ひとつだけ、ご紹介します。花の詩からです。
ひさかたの天(あま)きる雪とみるまでに降るは桜の花にぞありける 良寛

近江(滋賀)の歌もひとつご紹介したいと思います。多くの歌が近江にありますね。

桜さく比良の山風吹くままに 花になりゆく志賀の浦波 藤原良経(ふじはらのよしつね)

好く琵琶湖を観に行きました。
「うた」には人の血の通った温かさがあるのだと思います。
和やかな気持ちになります。

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by 555sukiwa | 2009-04-10 11:25 | ことば | Comments(0)
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