すきわ草子


「急がば回れ」勢多の唐橋に程近い数寄和大津の物語をつづります。
by 555sukiwa
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筆のはなし、硯のはなし

天来書院さんから、DVD「筆を極める」「墨を極める」等が出版されました。
日本画家の森山知己先生には、筆の話をよく伺います。

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明の時代は、書でいうと長条幅という作品の様式が盛んに行われるようになり、掛軸の体裁に仕立てて、壁面にかけて鑑賞することが流行したようです。
この時代に流行り、日本では江戸の中期より広まった仕立てを明朝表具と呼びます。左右の端に縁(明朝)をつけて仕立てます。

明の時代は印を刻すということも、文人が用いるものは自らつくるということが行われるようになり、こうして新たに篆刻という芸術が興隆したようです。
中国から伝わったままの形を文人表具と呼び、日本で独自の様式を大和表具と呼びます。
(参考:中国書道事典 天来書院発行)


♪きんらんどんすの 帯しめながら 花嫁御寮は なぜ泣くのだろ
文金島田に 髪結いながら 花嫁御寮は なぜ泣くのだろ
あねさんごっこの 花嫁人形は 赤い鹿の子の 振袖着てる
泣けば鹿の子の たもとがきれる 涙で鹿の子の 赤い紅にじむ
泣くに泣かれぬ 花嫁人形は 赤い鹿の子の 千代紙衣装♪

♪大正時代の童謡「花嫁人形」(蕗谷虹児作詞)で、なじみ深い金襴。

金箔糸を織り入れた金襴は、中国では、織金と呼ばれるようです。宋の時代より織り始められたようです。
それ以前や、羅・紗・綾地に施された印金。金箔を貼って紋様を表します。中国では銷金(しょうきん)と呼びます。


画像は、天来書院さん発行のDVDと、明治初期の墨と、現代の鉄斎と、一ツ亀という名前の墨です。

いろんな時代がありました。
いろんなモノが流行りました。

現代も多くの人が、書画をたのしみます。
文房四宝とも呼ばれる筆・墨・硯・紙という道具や、日本画材。
作品を引き立てる表具。
もっと、もっと、楽しみませんか。


★天来書院様ホームページ
http://www.shodo.co.jp/tenrai/
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by 555sukiwa | 2009-07-06 14:09 | かたち | Comments(1)
Commented by kiyono at 2009-07-06 19:52 x
いろんな時代、流行があっても、
ずーーーーーーーっと人々に愛され、
たのしまれている日本の伝統的な芸術。
日本人だからこそ、もっと理解したいです。
大事にしていきたいし、
その良さを次の世代や外国人の方にも伝えていけたら理想ですよね!!
まだまだそういうことをするには私自身勉強不足ですが…。
でも、楽しみ方や特徴だけでも理解して、自分なりに伝えられればと思っています。

同時に、海外の習慣、考え方も理解することも、とても大事だという事を日々痛感しています。
芸術や伝統、人、何に対しても、尊敬(respect)の気持ちって大切ですよね。
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