すきわ草子


「急がば回れ」勢多の唐橋に程近い数寄和大津の物語をつづります。
by 555sukiwa
カテゴリ
以前の記事
最新のコメント
メモ帳

錦木とはな ~きさらぎ(如月・衣更着)の頃~

可愛らしい小さな緑色の花をみていた、春。
赤い実をいっぱいつけていた、木。
紅葉の美しい錦木。
今日の、ニシキギ。
f0203477_14274966.jpg

冬。
芽吹く春、茂る夏、熟す秋とは、一味ちがう静寂の季節。
曇天から枯野へと白粉のような雪が降る。
春を持ちこがれるこの季節。
花の蕾をみると嬉しくなる。

花といえば、梅であった奈良時代。
花といえば、桜となった平安時代。
香りに魅かれたり、その時期にしか見れないものや異国のものに対する憧憬があったり。
時を経てー、
何でもみたい時に画像でなら観れる時代となった現代。
現代で花といえば、何なのだろう?

…やはり。
蕾がついていると、思う。
いつ、咲くのかなと、おもう。
白粉のような雪をみると思う。
春、きてねと、おもう。

時を越え、
やはり、花は美しい。
鳥や蝶のように、人の気持ちが、花のまわりを踊り舞う。
f0203477_14292599.jpg

さて、あなたにとって花といえば?

花にも鳥にも別名があることが多いです。それぞれの名を味わいながらー、
四季の暮らしの中で、花も鳥も愛する存在として、人々の心に常にあったように思います。

陰暦二月は、きさらぎ。衣更着は、平安末期の歌人藤原清輔の歌論書奥儀抄で、更に衣を重ね着ると解したことによるようです。

かさねの色目の雪の下といえば、紅梅。梅の別名には、匂草や春告草があります。梅が香りのよい花であるように、水仙も香りのよい花ですね。
水仙の別名は、雪の中で、春の訪れを告げる花で、雪中花ともいうようです。

・水仙の香やこぼれても雪の上 加賀千代女
・白鳥が生みたるもののここちして朝夕めづる水仙の花 与謝野晶子
・ふりかくす雪うちはらひ仙人(やまびと)の名もかぐはしき花を見るかな 千種有功

どの時代も、花も鳥も、歌となり、絵となりました。

現代日本画家の描いた花の絵。
その花が絵になるには、絵描きの眼が必要です。絵の具が必要です。
絵描きの眼を通して、絵の具や素材により、描かれた絵が、すきわ工房で額装され、
皆様のお越しを、数寄和にて、お待ちしております。

☆現代日本画家の森山知己先生。
ホームページを拝見すると、日本画や墨絵について書かれています。
f0203477_1350387.jpg
[PR]
by 555sukiwa | 2010-02-19 14:36 | 美観 | Comments(1)
Commented by モリヤマ at 2010-02-22 01:31 x
ご無沙汰しています。
さてさて山の我が家では、やっとロウバイの花が咲きそうな今日この頃です。
<< 銀河鉄道の夜と、星の王子さま とらかい?会~ええんかい?の巻~ >>


最新のトラックバック
http://venus..
from http://venuspo..
http://while..
from http://whileli..
http://www.v..
from http://www.val..
第1回三井寺句会完了!!!
from Ban'ya
瀬田の唐橋へ 数寄和で揮毫
from Ban'ya
「鳥」 「風」
from magnoria
ライフログ
検索
うずら卵
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧