すきわ草子 |
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花が、膨らむ
花が、咲く 季節の中の、いのち。 ―すきわ庭だより 花の蕾は、無口に見えています。 咲く日には、おしゃべりが聴こえてきそうです。 三人寄れば…?? 「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は、百合の花。」 と、美人の喩え。 牡丹は、樹木。芍薬は、ボタン科の多年草。 冬の間、芍薬の姿を見ることはありません。 目に見える、いのち。咲く花。 「好きな花は、なんですか?」 「それは、どうしてですか?」 と、訊かれたら… 「花は、好きです。」 「懸命に、咲いているから。」 と、答えようと思う。 シアワセについて尋ねられたら、 「最近、よく笑っています♪」 と、応えたい。 咲く花のように、笑っていたい。 咲く花のように、わらっていよう。 芥川龍之介の「蜘蛛の糸」は、児童雑誌「赤い鳥」に掲載されました。 その時代(大正の頃)より、子どもたちは、このお話の世界を、どのように感じ取ったのでしょうか。 あの世(極楽と地獄)。そして、この世。 光と闇。 わたくしは、大人になって、馬場精子さんの朗読による「蜘蛛の糸」と、伝三Fさんのパントマイム(無言劇)による「蜘蛛の糸」を愉しまさせていただきました。 馬場さんは、邦楽楽器による音響を入れて、語りの世界で蜘蛛の糸の世界を届けてくださいました。 伝三Fさんは、ご自身が地獄の底にいる一人の男をパントマイムで演じ、白い仏画を取り入れた世界を届けてくださいました。 同じく「蜘蛛の糸」から、触発されて新たにつくる世界「作品」。作り手であり、おくり手でもある「人」によって、実に様々です。おそらく観る側であり、受け取る側である「人」もまた、様々でありましょう。 数寄和ギャラリーに展示させていただく平面作品。 日本画の題材のひとつである花もまた… 作り手であり、おくり手である作家により、様々です。 まるで、一人ひとりの笑顔がちがうように♪ だからこそ、つくる人も、観る人も、楽しいのかも知れませんね♪ 付記 鳥鳴花咲 ―とりなき、はなわらう― 古来中国では、「咲」は、笑う(わらう)の意のようです。 「笑う」には、花のつぼみが開くという意味や、果実が熟して皮がさけるの意味があります。 ♪お知らせです♪ ピアノ弾きマツタケダイスケさん。この春、出来たてのアルバムには、私の大好きな「niji」という曲も入っていてます。 ジャケットには、広がりのある海の写真が使われていて、マツタケダイスケさんのセンスの良さが感じられます。 光のなかの音楽です♪きらきら輝いていて、幸せ気分になりますよ♪ 詳細はマツタケダイスケさんのブログpura vida!で、どうぞ♪
by 555sukiwa
| 2010-04-29 14:30
| ことば
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