すきわ草子


「急がば回れ」勢多の唐橋に程近い数寄和大津の物語をつづります。
by 555sukiwa
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電車とシャトルバスでいく湖東三山。♪西明寺の虎薬師♪♪

「ドゥシャン・カーライの超絶絵本とブラチスラヴァの作家たち-『アンデルセン童話集』の挿絵原画100点一挙初公開-」が開催されている滋賀県立近代美術館。JR瀬田駅で、西明寺の虎薬師も紹介されているポスターを見て…。
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今年は、寅年。
水墨画と書を愉しみながら学ぶとらかい?会を数寄和大津ではじめて、半年がたちました。
千里の道も一歩からの私たちですが、千里の道を一日で往復する俊敏さのとらに、ぜひ、あやかりたいね♪と御正月には、書き初めをしました。
虎の台座に乗った仏像…ぜひ、拝見したいと思い、いそいそと西明寺へと向かうのでした。

「苔の寺」としても知られている西明寺は、苔がとても美しい。
秋は紅葉と、この苔の色が重なり、とてもともて美しいことだと思います。

シャトルバスは、いつもは無いようですが、御前立秘仏薬師瑠璃光如来立像(虎薬師)はまだまだ御開帳中のようです。
解り易く解説をしてくださいました。
彦根藩4代目藩主、井伊直興公寄進による虎に乗った薬師如来、虎薬師。
薬師如来というと病気を治してくださるという有難い仏さまで、その有難い仏様と強い虎の組み合わせということです。
同じ仏さまでも、菩薩というと、普賢菩薩が象に乗っていたり、文殊菩薩が獅子に乗っていたりしますが、如来が動物に乗っている仏像というのは大変珍しいようです。
(…そういうと、数寄和大津で展示させていただいた若手作家の山下和也さんの描かれた仏画普賢新生菩薩も象に乗っておられた!)

………ということで、追記6月21日です。
数寄和大津ギャラリーにある、解りやすい絵入りの「仏像のひみつ」朝日出版社と、昨年大津市歴史博物館で開催された湖都大津社寺の名宝という展覧会の図録を久しぶりに開いてみました。
最近では、本やさんにいくと専門書ではなく、解りやすい入門書みたいものが、眼に入ります。この間も漫画で書かれた仏像の魅力の本がありました。
確かに、仏像の魅力、皆が興味あると思いますし、興味がさらに広がるように、解りやすい本が出版されることは、有難いことです。
日本画も仏画・仏像も、大切な文化であり、芸術であります。
100年後にも、残っていてほしい文化だと思います。

仏様にも位があるようです。
1・如来
2・菩薩
3・明王
4・天

薬師如来は、御釈迦さまのように、実際にはこの世界に生きていた人ではなく、お経のなかで考えだされた人らしいです。
御釈迦さまを中心として、西方の阿弥陀如来と反対の場所に位置することで、時間軸ではなく空間軸を表す如来となるようです。
そして、菩薩だったときに、人々の病気の苦しみをなくそうという大きな願いを持って修業したことになっているようです。
時代により異なるようですが、薬壺を持っておられることが多いです。

菩薩は、悟りを得て如来になるために、人々とともに修業する存在をいうようです。
獅子の上に乗っておられる文殊菩薩。「三人よれば文殊の知恵」という言葉、ご存じでしょう。実際の人物であったようです。
釈迦如来を中心に文殊菩薩とともに脇侍となり、釈迦三尊を形成しているのが、白象に乗っている慈悲と理智の普賢菩薩。

三尊像は、いろりろな組み合わせがあるようです。
世界最古の木造建築物である法隆寺金堂に安置されている釈迦三尊像では、中央に釈迦如来、両脇に薬上菩薩、薬王菩薩。

薬師三尊といい、薬師如来の両脇に日光菩薩と月光菩薩。
阿弥陀三尊といい、阿弥陀如来の両脇に観音菩薩・勢至菩薩。

時代によって、同じ仏様でも、御姿が違っているようです。

現代の仏画を制作した若手作家の山下和也さん。
普賢新生菩薩も、白象に乗っておられますが、不思議なことに、この仏様は顔が割れています。
人は3次元に存在し、そして悩みが絶えないのが世の常。
画って、不思議なもので、平面ゆえに奥行きを感じることもあります。
この仏画を何度も観ていると、常に人は変わることが出来る存在というような意味合いを感じ取ります。
普賢菩薩の慈悲や理智を感じるわけです。
人々と共に、修業される菩薩の存在の有難さを感じるわけです。
私もいつか立派な人になるぞ!まだまだ頑張れるさぁ~!と、…決心したりするわけです。
仏様の乗り物…白象は、どういう意味なのか、山下さんに訊いておきたいと思います。
(追記6月21日は此処までです。)
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f0203477_15312775.jpgシャトルバスとセットになっていたチケットで、近江鉄道に乗って近江八幡駅まで帰りました。
数寄和大津辺りとはまたちがった緑の美しい風景が広がっていました。
滋賀はびわ湖があり、湖東、湖北、湖西、湖南という呼び方もします。
冬の雪の量も、びわ湖に映る花火の色もそれぞれ違っているように感じます。
びわ湖の西を走る湖西線。
びわ湖をはしる船やボート。
びわ湖で遊ぶ鳥。
びわ湖では、それぞれの風景の美しさがあるように思います。

数寄和大津あたりと言えば、やはり、瀬田川が美しく思います。

先日、京阪電車に乗って、大津は三井寺の近くにあるお店へ、滋賀のピアノ弾きマツタケダイスケさんのピアノライブに行ってきました。
ゆったりした音楽のハワイアンによる波に乗り、久しぶりに会った友人と二人、ほろ酔い気分でした。
リクエストまで訊いて下さり、ステキな音楽を弾いて下さり、有難うマツタケさん♪
マツタケさんのピアノの響きは、びわ湖の波の心地よさかと思いきや、ハワイアンの波も、シャンソンの叫びも、自由自在に弾きこなすマツタケダイスケさんは、
やはり滋賀のピアノひき♪だわぁ~と大きく頷きました。
このお店では毎週木曜日に、マツタケさんのピアノライブがあるようです。
詳細は、マツタケダイスケさんのブログにて、ご確認ください。
http://jiri2.jugem.jp/
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☆数寄和からのお知らせです。
6月26日から「西川芳孝展  絹に描く2」大津展が始まります。
作家在廊予定日6月30日、7月1日です。

カラスの絵が描かれたDM。
手にされた方々が、たいへん興味深そうな御顔をされます。
この作品「食べる」も、もちろんご覧いただけます。
他に、犬や猫や虎の児、そして風景の絵もございます。

日本画はどんな紙や絹に描くかで作品の仕上がりが違ってきます。
若手作家の西川芳孝さんが素材をどのように生かすか、ぜひお楽しみください。

皆様のお越しをお待ちしております。
詳細につきましては、
数寄和ホームページをご覧ください。
http://www.sukiwa.net/
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by 555sukiwa | 2010-06-20 15:35 | 近江 | Comments(1)
Commented by at 2010-07-01 15:26 x
山下和也さま、コメント有難うございます。
7月最初の記事中に、山下さまからのコメントを代筆いたしました。
西川芳孝さんも、コメントを拝読されました。
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