すきわ草子


「急がば回れ」勢多の唐橋に程近い数寄和大津の物語をつづります。
by 555sukiwa
カテゴリ
以前の記事
最新のコメント
メモ帳

絹に描く2展、の、短冊に願いごとを書き描く時間・・・とらかい?会 ♪星に願いを♪特別編

若手作家の高田学さんが、今展の作家の西川芳孝さんに、会いに来て下さった。
三輪真先生も、来てくださった。
森山知己先生がお電話くださった。
及川聡子さんが、すきわ草子にコメントしておいて下さった。
f0203477_14211353.jpg

京都国立近代美術館の稲垣仲静・稔次郎兄弟展。
いつもながら、御世話になっている森山先生にチケットをいただき、拝見した展覧会。
軍鶏の絵。鳥の絵。猫の絵。
いのちが描かれた絵。
心に残った絵について、西川さんや、三輪さん、高田さんと話す。
絵というモノの存在から、モノの観方、見え方、これから絵描きとして、どうしたいか、また、ギャラリーで働くものとして、どうしたいか、それぞれ自分なりの考え方を話す。

絵というモノの存在。
絵を生みだす絵描きという生き方。
現代の絵描きと関わり、現代の観る人と繋げる役割を果たすこと。

なんだか、願うことが、多いのだけど、まずは、健康。まずは、真直ぐあれたら、いいな。
そして、小林一茶じゃないけれど、応援する気持ちを言葉にして、言葉にして、そのモノの存在を肯定して発信していきたい。
f0203477_14221864.jpg

f0203477_1423222.jpg

森山先生から、お電話があった話をしたら、すぐに西川さんから、今日まで開催中の「日本画と俳句の出会い展」の森山先生の作品のナスビの美味しそうだったこと♪を嬉しそうな御顔で話される。たいへん美しく美味しそうな御顔のナスビだったそうで、私も拝見したかったと思う。
関東では、あまり御目にかかれない水ナスを御土産に買ってこられて、かなりナスビが御好きな西川さんの眼。
ナスビって、本当に美しい色ですよね。と話す。
西川さんは、子どもの時から、お習字をなさっていたこともあり、墨とは、仲良しのようです。
色とりどりもステキだけれど、水墨だから、できる表現があるように、思う。
絹に描く1の及川聡子さんからのすきわ草子へのコメントをお伝えした。
もったいないと西川さん。
絹に描くシリーズの作家の方々は、いのちを見つめている人。もったいないという謙虚なことばが、普通にでる人たち。
いのちを描く作家の人から、学ぶこと。
モノの見え方・見方を感じること。
(ギャラリーで働く私は、役徳ですね♪)

☆6月20日記事タイトル「電車とシャトルバスでいく湖東三山。♪西明寺の虎薬師♪♪ 」すきわ草子を読んでくださった作家の山下和也さんから、御返事をいただいたので、お伝えします。

タイトル:図 象

すきわ草子拝見しまして、質題に及ばずながら返答させていただきます。

まず、仏教図像について簡単ですが紹介させて下さい。
仏の姿は教儀に沿ってあらわされており、色やカタチにそれぞれ象徴的な意味があります。それだけに少し変更がされるだけで教儀が変わる事を意味しており、非常に厳格なものですから、宗教画としての仏像に於いては画師の感性や勝手な判断による変更は許されません。
持物、色、乗り物など、それら全てはある事の象徴であり、仏像はそれらが統合されたひとつの姿なのです。
(しかし、美術の主題としての仏教画であるなら、狩野芳崖の悲母観音や仁王捉鬼のようなものがありますし、他にも白隠や円喰、木喰のような自由度の高い宗教画としての仏像も例外的にあるのも事実です。)

では、普賢菩薩はどうなのでしょう。
慈悲の普賢菩薩、智慧の文殊菩薩と云われがありますが、普賢菩薩は限りない慈悲を顕した仏様です。釈迦如来を本尊にして文殊菩薩と三尊形式で釈迦三尊として祀られます。
単独で祀られる普賢菩薩像には、法華経を守る仏として、合掌して白象に乗る姿で表される像を多く見ることができます。
また『法華経」「普賢菩薩勧発品」では六牙の白象に乗った普賢が行者を守護すると説かれる。 普賢菩薩は、理・定・行をつかさどる菩薩とされており、象が進むとき、それを妨げるものはない。それは徹底した行の象徴であるとされています。
普賢菩薩は、六波羅蜜(菩薩の修すべき六種の行)のうち、心の安定を修する行の禅定をつかさどる仏であるとされ、また、普賢菩薩の「普」は遍(あまねく)一切をさし、「賢」は最妙の善をさすといわれ、一切にわたる最もすぐれた善を説く菩薩で、密教の大日如来と徳を表現する金剛サッタと同体異名ともされています。
さらに、この菩薩が発展して密教の仏して表現される仏に普賢延命菩薩があります。その名のとおり、寿命をのばす御利益のある延命像とされ、また福徳を与える仏であるとされたことから、一段と世の中に普賢信仰が広まりました。

普賢菩薩騎象像は普賢菩薩の公徳をよりよく伝えるための姿であり、<六牙の白象>の持つ象徴的な意味は要約すれば下記のようになります。


象:徹底した行いの象徴。
純白:自利利他行は、すべて衆生済度のため。
六本の牙:六波羅蜜

例えば、三尊形式で対となる文殊菩薩は獅子にまたがり、右手に剣、左手に経巻を持つのが一般的とされています。経巻は智慧の象徴、剣はその智慧が鋭く研ぎ澄まされている様を、獅子はその智慧の勢いが盛んであることを表現しています。
獅子にまたがる像は、平安中期に盛んに作られ、それ以降の模範となりました。

象と獅子の持つ象徴的意味を考えた時、また対になる姿を考えた時、それぞれが騎乗しているものの姿に合点がいくところが少なからずあるように思います。

長文になりましたが、答えになっていれば幸いです。

山下

さすが♪山下和也さま、どうも有難うございます。♪

…平面の世界の面白さ。
…絵描きの人の世界は、光の世界。
いろんな題材があるのだけれど、切り口はいろいろだけど、言葉では言えない何か?を絵描きは、筆を動かし表現する。
光の存在を絵描きが作っている。時空間をつくっている。

数寄和ギャラリーの壁面に、空間があります。
ぜひ、遊びにきてください。
そして、絵好きになってください。
豊かな人生になること、間違いなしです。(笑)

f0203477_14235091.jpg

f0203477_18105259.jpg


とらかい?会のメンバーとご一緒に、筆と短冊を持った西川芳孝さん。
願いごと。絵。言葉。俳画のような、短冊作品。
もうすぐ七夕。
みんなが、その人その人の幸せを願う日。
その人その人のその人らしい生き方がステキですよね♪
f0203477_20524227.jpg
f0203477_20525761.jpg

[PR]
by 555sukiwa | 2010-07-01 14:27 | かたち | Comments(1)
Commented by モリヤマ at 2010-07-02 01:29 x
数寄和大津でのいろいろな出会い、時間。人が集まるのはいいですね。
怪しいおっさんも狸やキツネにかこまれて元気で山暮らしを続けています。麻田さんのお声も聞けて何よりでした。
西川さん、「茄子」の感想をありがとうございました。
<< とらかい?会の七夕かい?(とら... 「西川芳孝展 絹に描く2」数寄... >>


最新のトラックバック
http://venus..
from http://venuspo..
http://while..
from http://whileli..
http://www.v..
from http://www.val..
第1回三井寺句会完了!!!
from Ban'ya
瀬田の唐橋へ 数寄和で揮毫
from Ban'ya
「鳥」 「風」
from magnoria
ライフログ
検索
うずら卵
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧