すきわ草子


「急がば回れ」勢多の唐橋に程近い数寄和大津の物語をつづります。
by 555sukiwa
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秋の気配。風と笛

笛。
見えない空気が、息となり、音となり、また、風に溶けていく。
秋には、秋の風。
秋の音(ね)。
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ふえという漢字は、竹冠です。そして、ふでも、竹冠です。

竹から生まれたのは、かぐや姫だけではなく、多くの美しい音色。
そして、書。
…竹から言葉も生まれたということになる。
竹から生まれた音。竹から生まれた言葉。
秋風に揺れる、すきわの玄関の植え込みにある竹をみながら、あらためて竹の生命力を感じています。
笛の漢字が竹冠であるように、日本の楽器を振り返ると竹で作られたものが多くあります。
もちろん、笛は竹だけではなく、木の楽器もあります。
石の笛もあります。
石も人の暮らしと近く、大活躍してきたようです。
日本の庭にある石。
道を教えてくれる石。
境目を教えてくれる石。
硬く丈夫な石ならではの役割が、今も、多くあるように思います。

石山について調べていると、しが(滋賀、志賀)という地名自体が石の多いところというような意味合いがあるようです。
道を歩いていると、石碑がたくさん、あります。
硬い石に彫られた字。この言葉は、道行く人へ、此処(地)が此処であることを、伝えます。
芭蕉のうたも多く石に刻まれ、芭蕉が、此処(この場所)で感じたものを伝えます。
滋賀。石山。石があります。此処の石。石に刻まれた此処。

昨日は、仲良しこよしのM女史と、奈良にて、明石(あかし)焼きとお好み焼きを堪能しました。
便利になった現代では、美味しいものなら、どこでも食べることが出来ます。出来たてが食べれます。
奈良では、笛を楽しみながら、秋の気配を感じてきました。

十ヵ月十日お母さんのお腹のなかにいる赤ちゃん。
誕生したというのは、その姿が、目で確認できる状態になった瞬間があってのこと。
誕生。生まれる。生きている。当たり前のようで、なんて大切なことでしょうか。
生きている(存在している)からこそ、吹ける笛。
生きている(存在している)からこそ、描ける・書ける筆。
竹から生まれたものは、持ち運びが出来て便利です。

どうですか。笛を吹いてみませんか。
風を音にしませんか。
どうですか。筆を持ってみませんか。
あなたが観ているもの、感じているものを、絵や書にしませんか。

さて、石山寺では、今年も月を楽しむことが出来るそうです。
石山寺秋月祭は、9月22日、23日に開催されるようです。
そして、石山といえば、石山駅、石山商店街があります。
そうです♪9月26日は、石山商店街の「とれ取れ見本市祭」。
晴れていると、楽しいことがたくさんあるようです。
石山アートプロジェクトも参加するようですので、ブログをご覧くださいませ。
石山アートプロジェクト2010
http://ameblo.jp/ishi-art
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また、瀬田の唐橋を渡って、数寄和大津へも、ぜひ一度、足をお運びくださいませ。
石碑をみつけて、楽しみながら、お越しいただければと思います。
芭蕉の俳句から、瀬田の唐橋がでてくる句のご紹介。
・名月はふたつ過ぎても瀬田の月 芭蕉
・五月雨に隠れぬものや瀬田の橋 芭蕉

そして、石山寺では―、
・曙はまだ紫にほととぎす 芭蕉


☆数寄和(すきわ)ホームページ
http://www.sukiwa.net/
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by 555sukiwa | 2010-09-20 16:30 | ふるさと | Comments(0)
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