すきわ草子


「急がば回れ」勢多の唐橋に程近い数寄和大津の物語をつづります。
by 555sukiwa
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みること、よく見ること。アートと関わる、事始め(そして、聴こえたアイラブユー♪その13)

京都造形芸術大学に「ACOP鑑賞会」説明会に行きました。
大阪の国立国際美術館では、「マン・レイ展 知られざる創作の秘密」が、11月14日まで開催されます。
アートと関わる、事始め♪
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数寄和大津ギャラリーの開廊は、2006年春。

作品を残し伝える表具の仕事。
軸装の裂の美しさ。手漉きの紙の耐久性や素材そのものの美しさが、作品をより美しいものとし、残すことができ、伝えることも出来ます。
また、織物独特の光沢のある素材の絹に描かれた作品の美しさも、ずっと残し、大切に伝えたいものです。
日本の風土にあった表具というカタチにして、長く楽しむことが出来る作品。
軸装は、作品をひきたて、守ります。
現代の日本の住居環境に合った額装。額装することで、作品を紫外線からも守ります。
アート作品は、長く、そして多くの人が楽しむことができます。

数寄和(すきわ)という屋号について、よく尋ねられます。
数寄和は、好きと同語源。
日本の言葉には、茶数寄や、歌数寄、つまり数寄者というような表現があります。
美しいもの・楽しい集まりが好きで、好きな人たちが寄りました。人と人。モノと人。事と人。
日本の伝統文化の場に思いを馳せますと、そこには、コミュニケーションとアートがあります。
日本には、用の美という言葉もあります。
日常につながる美。日常の中の美。美とは、遠くて手の届かないものではなく、人の生のなかで、人の暮らしのなかで、息づいているように思います。

日本の美しいものを残し伝えたい思いを、カタチとして、皆様にお見せする場が必要だと思い、西荻と大津にギャラリー空間が出来ました。
それから、はや4年半。
さまざまなご縁があります。
日頃は静かな数寄和ギャラリーの空間。この空間を、より静けさを感じる空間としてくださる詩人の方々とのご縁も今春より、より深くなりました。
ご縁とは、不思議なものだと思います。
ステキだなと感じていても、ご縁とならないのは、此方側に、そのことと繋がる何か準備が出来ていないからのようです。
数寄和であるからできるご縁があります。
有難いご縁です。
関わりながら、ご縁やなと思います。
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昨日は、「ACOP鑑賞会説明会」。
ACOPで大切な「みる、考える、話す、聞く」。そして、たいせつなコミュニケーション。
幾度となく、この場に参加させていただいており、その度に、何か大切なことを感じさせていただいております。有難うございます。

福のり子先生のお話を伺いながら、モノと人との間に生まれるコトについて考えました。
モノである作品の存在。見る人との関わりで、事がはじまります。
説明会でお聴きしながら、だからこそ、アートはアートなんだなと思いました。
このアートは、人にとってのアートです。
アートを芸術といおうと、美術と言おうと、絵といおうと、よいのですが、大切なことは、見る人にとってのアートだということです。
そう、人にとってのアートの大切さを、数寄和でも、ぜひとも、お伝えしたくて、さまざまな会を行ってきました。
ますます充実した、事始めを行っていきたいと思います。

おもえば、数寄和大津ギャラリーでの初めてのギャラリートーク「良い絵とは?」から、2年半がたちました。
ギャラリーで働く私は、折りに触れ、「良い絵とは?」について考えています。
今朝、2年前(12月21日にアップしています)のすきわ草子の記事を読み返してみました。
観ることの大切さ。
観ることから始まります。何が?事がです♪
そのモノと私との関わりです。

作家の方々は、作品を観られることが、大好きですし、たいへん嬉しいですし、私たちギャラリーで働くものも、とてもとても嬉しいのですが―、(ここからが、事始めです♪)
観る人は、自らのために、ご覧ください。観ることは、目にモノを映すことではありません。
観ることは、関わることであり、わからないからこそ興味をもって、もっと観ることであります。
ぜひ、事始めをしてくださいませ。

ジョン・ジェイコブ氏とともに福のり子先生が監修されたという、マン・レイ展。
副題には、知られざる創作の秘密とあります。
ぜひ、足を運び、しっかり観たい展覧会は、国立国際美術館にて、11月14日までのようです。
詳細は、展覧会公式ホームページでご確認ください。
http://man-ray.com/
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(画像は、手漉きの紙です。)
☆数寄和からのお知らせです。
詩人であり小説家の平田俊子さんによる詩人の聲を開催いたします。
毎回好評の詩を聴く会です。
11/17(水)、西荻の数寄和に、どうぞ、足をお運びください。

プロジェクト「La Voix des poe`tes 詩人の聲」
天童大人プロデュース シリーズ第568回
出演 平田 俊子

詳細につきましては、数寄和(すきわ)ホームページをご覧いただけますよう、どうぞ、宜しくお願い致します。
http://www.sukiwa.net/
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by 555sukiwa | 2010-10-31 14:51 | すきわ日和 | Comments(0)
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