すきわ草子


「急がば回れ」勢多の唐橋に程近い数寄和大津の物語をつづります。
by 555sukiwa
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祈り~今、ここにいるということ~(そして、聴こえたアイラブユー♪その24)

アサヒビール大山崎山荘美術館では、「プリズム・ラグ~手塚愛子の糸、モネとシャニックの色」展が開催中です。
今、ここにいるということについて考えながら、展覧会を楽しんできました。
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間もなく、夕暮れ。
お日様は随分落ちて、白い月がありました。
大山崎山荘美術館の展示は、出来あがった織物から糸を解き、再構築された作品が並んでいました。
朝と夕方では、おそらく随分と違ってみえる糸の輝きがありました。
作家の手塚愛子さんによるギャラリートークを楽しみながらあらためて、作品を拝見します。

…今、ここにいることは、他には居れないこと。
…ひとつの出来あがった織物には、出来あがらなかった、たくさんの織物の可能性があった。
…絵も、この色を使うと別の色は使えなかったということ。

一つのモノのなかには、実に多くの在ったのかもしれないけれど、実際には無いものが無数にあるようです。
一つのモノのなかには、実に多くの可能性が見えないまま潜んでいるようです。
現実の時間は、一つを選ぶことしか許してくれません。
現実の時間は、多くの可能性を無かったものとするようです。

手塚さんの手によって再構成された作品。
モノから再構成されたモノを実際にみる私は、可能性に触れているように感じます。

展覧会は、6月12日迄開催されるようです。
モネとシャニックの絵の色も、実際に観に
ぜひ展覧会へと足を運んでください。
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今、ここにいるということ。
ここ数日、今、ここにいるということについて考えていました。
アレクサンダーテクニークをちょこっと続けてきました。
これは、舞台役者を目指していたアレクサンダーさんが、ある日、声がでなくなり、自分のカラダを観察すると、舞台にたつときの自分のクセに気がついたことから始まったものです。

アレクサンダーテクニークのレッスンで学んできたことは、首をらくにすることの大切さ。
頭の上にも、カラダの左右にも、そして後ろにも、空間が続いているということ。

アレクサンダーテクニークでは、歩くワークがあります。
周りを見渡しながら、歩きます。
よくよく周りを見渡すと、繋がっていないものは、ないようです。

周りをよくみると、いろんなモノが見えてくるようにも思います。

緊張するとカラダは縮まります。
モノのみえかた・感じ方も緊張したカラダの五感での感じ方です。


今回のすきわ草子では、絵本を三冊、ご紹介しようかと思います。

☆「エルマーとにじ(ぞうのエルマー)」デビットマキ―作
色のない虹がでました。なんとかしなくちゃー!!と思ったエルマー。ゾウ色ではなくたくさんの色をもつエルマーは、自分の色を虹にあげます。エルマーは、どうなちゃうんだろう??と心配した仲間たち。でも、エルマーは、そのままの姿で、みんなの前に現れます。
あげてもなくならないものがあるんだよと、エルマーは言います。

☆「くまとやまねこ」湯本香樹実・文 / 酒井駒子・絵
大切なことりが死んで、悲しみに暮れるくま。長い時間を経て、お日様の光に誘われ外に出たくまは、やまねこに会います。やまねこの持っている見なれない箱に興味を持つくまに、やまねこは、くまの持っている箱をみせるように言います。ことりの入った美しい箱をあけて、やまねこに見せると、やまねこは、くまとことりの為に、バイオリンを演奏します。くまは、ことりをハッキリと思いえがきました。くまは、やまねこから渡されたタンバリンをもち、一緒に旅へとでかけます。

☆「神の道化師 イタリアの民話より」トミー・デ・パオラ作
少年ジョバンニは、モノを投げるのが、得意でした。旅芸人に加わり、人気者となります。が、年老いて、あまり見る人もいなくなり、故郷へと向かい、教会で眠ります。目覚めるとクリスマス・イブで、聖母マリアに抱かれた御子イエスへの捧げものを手に持つ人々が列をつくっていました。人々が去ってから、年老いたジャバンニは、懐かしい芸人の衣装をつけ、色とりどりの玉を放り投げる芸をはじめます。そして、「神の御子イエスさま、あなたに捧げます」といったジャバンニは息絶えてしまいます。御子イエスの手には、金色の玉がしっかり抱かれていました。

今、ここにいるということ。
まあるい地球をおもいえがくと、
だれのこころにも、
世界は、繋がっています。
昨日、今日、明日…
どの人も、どの人も、幸せであったらいいな…と、
幸せを定義出来ない私ですが、
やはり、
みんな、しあわせでありますように、
温かな気持ちでありますように、
と、ちいさな祈りをもちながら、
今、ここにいます。

…平面作品の絵というものが、ほんの少し幸せにしてくれると感じながら、過ごしてきた日々。
このギャラリーで、足を運んでくださる方のお越しをお待ちしております。
絵は、光があって、見えます。
目にも、心にも、見えます。

お日様も、お月さまも、
道を照らしていてくださいます。

光は、あります。
いっぱい、あります。

心に光をとり入れましょう。(あ)
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この度の東北関東大震災により被災された地域、そして
その関係者の皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
一日も早く平穏な生活に戻るよう願っております。
それまで皆さまの安全をお祈り申し上げます。
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☆数寄和と数寄和大津からのお知らせです。
若手作家の卵のみなさま。12月30日の記事(初春墨寿展と、シーズプログラムと、たまご。)でもお伝えいたしましたが、数寄和、数寄和大津にて、シーズプログラムを始めました。
日程など詳細につきましては、数寄和(すきわ)、数寄和大津(すきわおおつ)ホームページをご覧ください。
宜しくお願い致します。

☆そして、やはり数寄和と数寄和大津からのお知らせです。
お家に眠っている絵や書はありませんか。
軸装や額装にして、お家に飾ってみませんか。
軸や額だけではなく、屏風や襖絵など、お家の空間をいままで以上にステキな空間にされる時には、ぜひ、数寄和にお手伝いさせてください。
そして、お気に入りの作品に出会うために数寄和ギャラリーへと足を運んでいただくのも、楽しいひとときだと思います。現代作家の作品が、ギャラリーの白い壁面に展示されています。お気に入りの作品と会える喜びを味わいに、どうぞ、足をお運びください。
日本の伝統を大切にし、そして現代の美しい空間づくりをお考えの皆様。
アナタのお家のステキな空間づくりのお手伝いを数寄和がします。
どうぞ、宜しくお願い致します。

☆数寄和(すきわ)ホームページ
http://www.sukiwa.net/
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画像は、19日の満月♪スーパームーン♪
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by 555sukiwa | 2011-03-20 11:33 | ピクチャー | Comments(0)
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