すきわ草子


「急がば回れ」勢多の唐橋に程近い数寄和大津の物語をつづります。
by 555sukiwa
カテゴリ
以前の記事
最新のコメント
メモ帳

♪瀬田の歴史・史跡を探る♪

数寄和大津に初めて来られた方が、「瀬田の唐橋を渡ってきました」と笑顔で話してくださるときが、あります。
歴史で習う、瀬田の唐橋。
その周辺の石碑。此処は、歴史のある町です。
f0203477_1732222.jpg

明日は、いよいよ瀬田周辺の遠足日!
前日、瀬田の唐橋を渡りながら、晴れることを期待しておりました。
しかし、朝から、驚きの雨。
うわぁ~、晴れ続きだったのに…
しかし、雨が小ぶりとなり、瀬田唐橋まちづくりの会主催の瀬田の歴史・史跡を探るため、現地へと出掛けました。
なんとなく嬉しくて、遠足気分です。
f0203477_174720.jpg

さて、瀬田の唐橋の擬宝珠。
よく見ると、年号が何度となく、あります。
「なぜ?」
今回も、井上優氏に教えていただきます。
前回の、瀬田の歴史を学んだおりも、この先生のワクワクとしたお話ぶりで、歴史ある町に住んでいる私たちなんだ!と、くすぐったいような、子どもの頃の誇らしげな気分を味わせて戴きました。

「イル・ポスティーノ」っていう、 詩人パブロ・ネルーダだと思われる詩人が出てくる映画を御存じですか。
この映画で、旅人である詩人が、そこに、ずっと住んでいる若者に訊くんですよね。
「この町のいいところは?」
すぐ、答えられない若者がいます。

子どもが大人になったとき、
自分の住んでいる町の良いところを、
言える大人に育ってもらいたい。
そんな願いを多くの大人は持っています。
なんだか、当たり前の願いのようで、結構、難しいことですね。
自分の住んでいる町のよいところが言える大人が、
そこを、残し伝えること。その努力をすること。
そこで何かが、子どもに伝わる可能性がある…という話だと思います。
その子なりの視点で、子どもが住んでいる町のいいところが言えるとよいですよね。大好きで、誇りに思ってほしいと、願いたいと思います。
「この町のいいところは?」
私は、これを、時々、自分の仕事への質問にします。
この仕事のいいところは?
この世界のいいところは?
おそらく、多くの人の自分への、自分の仕事への質問だと思います。

数寄和で働きながら、残し伝えたいモノについて、よく考えております。
残し伝えたいモノは、この世界とどう繋がっているのか、これから、どう繋がっていくのか…考えていきたいと思います。
筆で紙に字を書をかいたり、
また、すきわ草子の記事をアップしながら、何かを、伝えたいと思います。

今春、詩人でフランス文学者の吉田加南子先生が訳されたパプロ・ネルーダ著の詩集「2000年」のページを開きながら、
この映画を、まざまざと思い出しました。
ブログすきわ草子にも、記事を書きました。
よろしければ、ご覧ください。
http://sukiwaotsu.exblog.jp/15403484/
さて、町のはなしに戻りたいと思います。
f0203477_175860.jpg

f0203477_176768.jpg

ここは、瀬田の唐橋東詰です。
御地蔵様がいらっしゃいます。
石碑があります。道標。道しるべです。
初めて此処に来た人も、
此処で道に迷った人も、
こんな風に、
此処は、どこどこです。
と、記された道しるべがあったから、
旅の人は、
行く方向へと
つづく道へと、
進めたのですね。
道標って、凄いですよね。
瀬田の唐橋東詰には、道って最後についているらしい、太神山(田上山)への石碑もあります。
道って、あるんだ~!と、あらためて、石碑をみました。
隠れている道っていう字を想像します♪楽しいのです。
f0203477_1764950.jpg

歴史のある瀬田の唐橋。
俵藤太のムカデ退治を御存じですか。
この、俵藤太が、瀬田の唐橋を渡ろうとした時に、大蛇がいました。
この大蛇は、龍神で、三上山にすんでいる大ムカデに、苦しめられているので、どうか、退治してほしいと藤太にたのみます。
人間のつばを嫌いな大ムカデを、つばのつけた弓矢で、やっつけたという伝説があります。

龍王宮があります。
唐橋へと、戻ろうとすると、やはり、御地蔵さま。
よくみると左目をつぶっておられる御地蔵さまです。
大ムカデは、俵藤太に左目を射抜かれたとか…。
ムムッ!!謎です。
f0203477_1773942.jpg

瀬田城の跡の近く、お地蔵様が祀られておられます。
f0203477_1782351.jpg

近江一之宮である建部大社も御参りしました。
一之宮があるということは、二ノ宮があり、三ノ宮があるようです。
二ノ宮は、日吉大社。三ノ宮は、多賀大社のようです。
建部大社は、史跡めぐりに参加されている方々にとって、
たいへん馴染み深い神社です。
それでも、あらためて、建部大社の方から、ご説明をおききでき、井上先生から、ワクワクのお話をきくと、
「この町が、やっぱり、大好き♪」と、思います。
「神様、有難うございます。」と、町との、ご縁に感謝するのであります。

石燈籠も、たくさんあります。
石燈籠には、瀬田の唐橋にも、あった、疑宝珠があります。
どちらも、ひとつづつ、少しカタチが違うので、観ていてあきません。

建部大社は、広く、そのまま道を歩いていくと、
近江国庁跡へと続きます。
石碑がいっぱいある、この町です。
f0203477_179050.jpg

子どものころの目の高さ。
おおきくなって、大人になったら、
もっと、よく見えると思っていた…
世界。
見えるようになった世界もある。
見えてたはずなのに、忘れてしまっている世界もある。

久しぶりに歩いた坂道には、
忘れてしまっている子どもころの見えていた世界があった。
ほんの少し、下をみていると、
「あった~!!!」
「みつけた~!!」
「なんだ、これ?」
が、いっぱいだった、こどものころの、見えていた世界の、ぴかぴかのもの。
この町のいいところって、子どもの頃から、知っていた。
言葉にできる大人になったんだから、と、
自分の背中を、もう少し押してみようと、思う。
人の背中も、ほんの少し、触れてみたいと、思う。
この町に、人がいる。
この町に、人が、訪れる。
愉しみたいとおもう。(あ)
f0203477_1794892.jpg

☆数寄和と数寄和大津からのお知らせです。
今年も、ステキな扇子がございます。
今年は、岩手ご出身の斎藤敏文さんの作品を扇子に仕立てました。
東北へのおもい、みんなで頑張ろうのメッセージを込めた作品は、この夏に、やさしい風をおくってくれると思います。
Toppiシリーズの売上の一割を義援金とさせていただきます。
ほかにも扇子を取りそろえております。
ぜひ、数寄和でMY扇子をみつけて、この夏を乗り切ってください。

☆数寄和と数寄和大津からのお知らせです。
数寄和では、絹に描くという展覧会を、若手作家と共に、昨年より、はじめました。
日本の伝統的な素材の紙や絹。
表具の魅力と共に伝え残したい。と、数寄和は、考えております。
絹に描かれた作品の展覧会も三回目を迎えることが出来ました。
5月14日より、開催させていただきます。
お時間許しましたら、足をお運びください。

「山下和也展 絹に描く3」
数寄和大津 5/14(土)-5/21(土)  11:00-18:00 火休
数寄和 5/26(木)-6/2(木)  11:00-19:00 無休
ぜひ、ご覧くださいませ。

☆「絹に描く1」の作家及川聡子さんは、宮城のかたです。
及川さんのサイト(http://www.oikawa-satoko.com/)から、
展覧会のお知らせです。
「及川茂・聡子 父娘」展
 しばたの郷土館(柴田町)
 2011/4/26-5/29

☆「絹に描く2」の作家さんは、西川芳孝さんは千葉のかたです。昨年の展覧会の様子は、すきわ草子でアップしてあります♪

☆数寄和と数寄和大津からのお知らせです。
若手作家の卵のみなさま。12月30日の記事(初春墨寿展と、シーズプログラムと、たまご。)でもお伝えいたしましたが、数寄和、数寄和大津にて、シーズプログラムを始めました。
日程など詳細につきましては、数寄和(すきわ)、数寄和大津(すきわおおつ)ホームページをご覧ください。
宜しくお願い致します。

☆そして、やはり数寄和と数寄和大津からのお知らせです。
気になる絵や書はありませんか。
軸装や額装にして、お家に飾ってみませんか。
屏風や襖絵など、ステキな空間にづくりを、ぜひ、数寄和にお手伝いさせてください。
数寄和では、現代作家の作品が、ギャラリーの白い壁面に展示されています。お気に入りの作品と会える喜びを味わいに、どうぞ、足をお運びください。

日本の伝統を大切にし、そして現代の美しい空間づくりをお考えの皆様。
アナタのお家のステキな空間づくりのお手伝いを数寄和がします。
どうぞ、宜しくお願い致します。

☆数寄和(すきわ)ホームページ
http://www.sukiwa.net/
f0203477_17103855.jpg

[PR]
by 555sukiwa | 2011-05-11 17:12 | 近江 | Comments(1)
Commented by aiaco at 2011-05-11 18:10 x
本当に素敵な町ですね。
是非伺いたいです。いつも素敵な記事をありがとうございます。
<< 山下和也展と、とらかい?会(そ... すきわ庭だより♪花の画像をおく... >>


最新のトラックバック
http://venus..
from http://venuspo..
http://while..
from http://whileli..
http://www.v..
from http://www.val..
第1回三井寺句会完了!!!
from Ban'ya
瀬田の唐橋へ 数寄和で揮毫
from Ban'ya
「鳥」 「風」
from magnoria
ライフログ
検索
タグ
うずら卵
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧