すきわ草子


「急がば回れ」勢多の唐橋に程近い数寄和大津の物語をつづります。
by 555sukiwa
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山下和也展 絹に描く3は、西荻の数寄和にて開催中です。

よい絵とは何か?仏画とは何か?山水画とは何か?
山下和也さんと、お話ししたなかで、考え中のそれぞれ。
何か掴めるときが、くるかしら…??
みなさん、ぜひ、一枚の絵と向き合ってください。
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手漉きの紙をみながら、美しいと感じる人は、たくさん、いらっしゃいます。
光沢のある絹に描かれた作品を、美しいと感じる人は、多くおいでです。
理屈ではなく、美しいと感じる日本の文化。
(DNAに取り込まれている、感性かしら…??)

日本には、日本の絵があります。
日本には、日本のうたがあります。
…日本の??日本のとは、どのようなものを指すのでしょうか。
絵にも、うたにも、ある日本的なもの。
例えば、富士山。
例えば、もみじ。
例えば、さくら。
例えば、月。
四季のある、日本の風景。うたわれたもの。描かれたもの。

当然ですが、時代と関わりながら、歌も絵も変化したり…。
それでも、ずーっと、歌われるもの。
描かれるものがあるようです。

明治以降に子どもたちが歌った、唱歌。
現代の子どもたちにとっては、馴染み深く当たり前の、西洋音階が使われたメロディーに、
日本の57調や、75調の歌詞があります。
57調とか、75調って、
ほら、俳句や、和歌の世界ですよね。

百人一首から―。
「奥山に もみじ踏み分け鳴く鹿の
声聞くときぞ 秋は悲しき 猿丸太夫」

有名な芭蕉の句から―。
「古池や蛙飛びこむ水の音 芭蕉」

よく御存じの唱歌の歌詞です。
「唱歌ーふじの山」
♪あたまを雲の 上に出し
四方の山を 見おろして
かみなりさまを 下に聞く
富士は日本一の山♪

「唱歌ーもみじ」
♪秋の夕日に 照る山紅葉
濃いも薄いも 数ある中に
松をいろどる 楓や蔦は
山のふもとの 裾模様♪

「さくらさくら」は、日本古謡で、幕末に子供用の箏の手ほどきのために作曲されたようです。
メロディーも、もちろん日本の音階です。
♪さくら さくら
やよいの空は 見わたす限り
かすみか雲か 匂いぞ出ずる
いざやいざや 見にゆかん♪

そして、唱歌である、「荒城の月」の歌詞。
3番と4番の歌詞に月がでてきます。
(…3番と4番?滝先生!さすが、ですよね~♪)
♪今荒城の 夜半の月
変わらぬ光 誰がためぞ
垣に残るは ただ葛
松に歌うは ただ嵐

天上影は 変わらねど
栄枯は移る 世の姿
映さんとてか 今も尚
ああ荒城の夜半の月♪

さて、絵に戻ってみたいと思います。
一枚の絵の中に、描かれているものは、いったい何でしょうか。
何が、見えますでしょうか。
画面には、描かれているものが必ずあります。
作家が意識して描いた、何か。
作家から離れて、作品は、存在します。
芸術とは、みるひと、きくひと、かんじるひと…人がいて、はじめて存在しているのではないでしょうか。

今展に寄せて、山下和也さんからいただいた文章を御紹介します。
「山水画という画題に取り組むということ
 画題という括りをあえて使うのは、それをひとつのものさしとして日本画を検証し、可能性を探ることが目的です。
古典的な画題にあえて取り組むのは、日本画を再構築するためのひとつの方法です。
山水画という画題は西洋にはありません。
山水という言葉もなければ思想哲学もありません。
山水画は東洋における世界観、宇宙観を表現しています。
山水画は宗教芸術とは異なりながらも、世界をどうとらえるかという点において、どこか通じるものを感じます。
そして、日本の山水画は、本流である中国とは別の個性を持った展開をしている点でも、興味深く感じています。
今回の試みは、私にとって、現在における山水画の可能性に対する検証のはじまりとなるものです。」
☆山下和也さんのブログ「よもやま解体新書」
http://blog.goo.ne.jp/kazuyajack/

山水画とは、何か。
日本の山水画とは、何か。
現代の、日本の山水画とは、何か。

上記に書きましたように、
明治以降、西洋のメロディーが、そして風景画が入ってきます。

いろんなものの刺激を受けながら、変化したことがあります。
また、脈々と流れを受け継いできたものもあるように思います。

先日のすきわ草子に書きましたように、中国から入ってきたもの・日本のものが融合された文化がありますように、
明治以降にも、西洋から入ってきたもの・日本のものが融合されて現代に伝わっているものがあります。
日本の文化?
残し伝えたい何か?について、これからも、考えたいと思います。

つい先日まで、数寄和大津のギャラリー空間に展示されていた、それぞれの作品は、現在は、西荻の数寄和の空間にあります。
☆数寄和ホームページ
http://www.sukiwa.net/
ぜひ、ご覧ください。
また、数寄和大津ギャラリーでは、今年の数寄和の扇子を展示しております。(残し伝えたい文化に扇子があります♪)
ぜひ、足をお運びください。(あ)
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☆数寄和と数寄和大津からのお知らせです。
今年も、ステキな扇子がございます。
今年は、岩手ご出身の斎藤敏文さんの作品を扇子に仕立てました。
東北へのおもい、みんなで頑張ろうのメッセージを込めた作品は、この夏に、やさしい風をおくってくれると思います。
Toppiシリーズの売上の一割を義援金とさせていただきます。
ほかにも扇子を取りそろえております。
ぜひ、数寄和でMY扇子をみつけて、この夏を乗り切ってください。

☆数寄和と数寄和大津からのお知らせです。
数寄和では、絹に描くという展覧会を、若手作家と共に、昨年より、はじめました。
日本の伝統的な素材の紙や絹。
表具の魅力と共に伝え残したい。と、数寄和は、考えております。
絹に描かれた作品の展覧会も三回目を迎えることが出来ました。
5月14日より、開催させていただきます。
お時間許しましたら、足をお運びください。

「山下和也展 絹に描く3」
数寄和大津 5/14(土)-5/21(土)  11:00-18:00 火休
数寄和 5/26(木)-6/2(木)  11:00-19:00 無休
ぜひ、ご覧くださいませ。

☆「絹に描く1」の作家及川聡子さんは、宮城のかたです。
及川さんのサイト(http://www.oikawa-satoko.com/)から、
展覧会のお知らせです。
「及川茂・聡子 父娘」展
 しばたの郷土館(柴田町)
 2011/4/26-5/29

☆「絹に描く2」の作家さんは、西川芳孝さんは千葉のかたです。昨年の展覧会の様子は、すきわ草子でアップしてあります♪

☆数寄和と数寄和大津からのお知らせです。
若手作家の卵のみなさま。シーズプログラムと、
夏季特別企画「ギャラリーへ行こう」へのお知らせです。
まずは、シーズプログラムについてです。
数寄和は、毎月第4金・土・日曜日、ギャラリー空間を若手作家に開放いたします。
数寄和大津は、毎月第1金・土・日曜日、ギャラリー空間を若手作家に開放いたします。
作品発表の場所として活用してください。瑞々しい作品・人との出会いを期待しております。
詳細につきましては、数寄和(すきわ)、数寄和大津(すきわおおつ)ホームページをご覧ください。
第2回「ギャラリーへ行こう」につきましても、ぜひ、ホームページをご覧ください。

☆そして、やはり数寄和と数寄和大津からのお知らせです。
気になる絵や書はありませんか。
軸装や額装にして、お家に飾ってみませんか。
屏風や襖絵など、ステキな空間にづくりを、ぜひ、数寄和にお手伝いさせてください。
数寄和では、現代作家の作品が、ギャラリーの白い壁面に展示されています。お気に入りの作品と会える喜びを味わいに、どうぞ、足をお運びください。

日本の伝統を大切にし、そして現代の美しい空間づくりをお考えの皆様。
アナタのお家のステキな空間づくりのお手伝いを数寄和がします。
どうぞ、宜しくお願い致します。

☆数寄和(すきわ)ホームページ
http://www.sukiwa.net/
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by 555sukiwa | 2011-05-26 15:26 | すき!和 | Comments(0)
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