すきわ草子


「急がば回れ」勢多の唐橋に程近い数寄和大津の物語をつづります。
by 555sukiwa
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メモ帳

ほとけさまを、おもう。一枚の絵を、おもう。

春日大社から、奈良国立博物館の「鎌倉の仏像展」へ。
仏像・・・伎芸天さまにお会いしに秋篠寺。
鑑真ゆかりの唐招提寺へ。
垂仁陵古墳(宝来山古墳)も、ひさしぶりに拝見いたしました。
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数年まえに工事があった、JR石山駅と京阪石山駅を繋ぐ広場には、芭蕉様の像。
何処からか帰ってくる途中、この像に会うと、ホッとする。夏は特に、芭蕉様も、暑いなかを歩かれたのだ・・・と思うとホッとする。
人生は旅である。
ひととの出会いは素敵だけれど、一緒の道をあるくときの、旅の道連れであり・・・
違う道を選ぶときには、別れるということになる。
ただただ自分の道を歩く足は、迷うことなく・・・進もう。
その時に出会ったひとと、ちゃんと向き合い、よい時間を過ごす・・・
・・・と、言うものの、悟っているのではなく・・・
そうあろうと思うのである。
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春日大社の朝拝に参加させていただいた。
去年知って、今回2回目。
大祓詞を三回。3年前の、東北の地震、熊野の台風…
その後、ずっと続けておられる朝拝で春日大社の神様に復興を祈る…
…きっと、大昔から、ひとは、神様に、祈ったのだと思う。
そして、いまも、祈るのである。
自分のことだけではなく、繋がっている世界のことを、祈るのである。
自分のココロに、光が射し込むのを感じながら、繋がっている世界にも光が射し込むのを感じながら、
ただ祈るのである。
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春日大社では、鹿が神々しく存在している。
カラスの神々しさも、神社という聖域では、当たり前のこと。
どうしてなんだろう?
人も、動物も、その存在に敬意を持って接したときに、その存在のそのものの美しさや力が現れる・・・のではないだろうか?
神様も、ひとも、動物も・・・。
それだけではなく、モノも、そうなのではないか・・・。
絵という存在も、観るひとがいて・・・
向き合うひとが居ることで、
絵が絵として存在するようにおもう。
観られない絵。
観られる絵。
飾られない絵。
飾られる絵。
描かない絵。
描く絵。
一枚の絵が存在しているということ。
その絵を観ることがいるということ。
神様も、人も、動物も、花も、絵も・・・存在しているということ。
その存在に敬意をはらって、向き合うわたしであるか・・・?
そんなことを、よく考えます。
敬意・・・いのちに対する畏敬の念は、物語のなかにもある。
小鹿物語では、可愛がって育てている鹿が畑を荒らすので自分で銃で撃つ少年がいる。
絵も物語も、子どもたちが、成長するなかで、大切な役割がある。
絵を観にギャラリーへ・・・、親子で足を運んでいただけたら・・・と、願う。
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伎芸天という有名な仏像がある、秋篠寺へと向かった。
苔庭が、とても美しい。
奈良国立博物館の仏像の展示を拝見した直後である。
どうして、こうも美しい仏像があるのか??とおもう思考の延長上のなか、
伎芸天さまを目の当たりにして、ほとけさまを、おもった。
大昔から、ひとには祈りがあった。
太古から、ひとには願いがあった。
願うわたしの前に、願いを聴いてくださる方(神様・ほとけさま)がおいでになると、
頑張れる・・・ように、おもう。
人は、不安をすぐに抱える。なぜか、不安を抱え、不安定になる。
願っても願っても、なかなか、上手く出来ない、わたしが願い、その願いを聴いてくださる、ほとけさまに、願う時・・・
安心したり、心静かに、自分の進む道を迷うことなく、一歩一歩、自分の足取りで、歩いていけるとおもえる。
頑張ろうと思える。
ほとけさまが、静かに、にっこりと、笑っておられると、
願いが叶うと、おもう。
頑張ろう!と、おもう。
きっと、夢がかなう。と、おもうのである。
・・・ほとけさまだけではなく、もちろん神様も、そのように、素晴らしい存在である。
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凄いな。と、おもうお坊様が、歴史のなかには、いっぱいおられたのだけど、
私は鑑真さまが特に心に残っている。
数寄和でかつて開催した展覧会「茶禅一味 佐竹寶千展」
http://www.sukiwa.net/otsu/gnews/image/2008/111901/index.html
この時の展示のひとつの作品を拝見して、その頃の日本が望んでいたこと・・・
鑑真が日本に来ようと何度も試みたこと。
いよいよ鑑真が日本へと訪れたこと・・・。
そして、唐招提寺が建立され、現在へと続いている。
そうあろう。
そうあってほしい。
真剣に向き合うからこそ、何かが、存在するのだろうと思う。
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奈良には、たくさん古墳がある。
唐招提寺の近くにも、古墳がある。
垂仁陵古墳(宝来山古墳)がある。
この古墳の近くで詩人の倉橋健一先生たちとお月見したのは数年前。
先生から、垂仁天皇は何代めの天皇か解っているか?と訊かれた記憶がまざまざと
よみがえる。
垂仁天皇といえば、不老不死の薬を家来に探させたひとである。
家来がようやく見つけた橘を持ちかえったのに、忠誠を誓った方はすでに亡くなっていた・・・。
垂仁天皇といえば、倭姫のお父様で、倭姫は天皇であるお父様に託され、天照大御神の神魂(八咫鏡)を鎮座させる地を求め旅をしたお方である。
・・・と、このような記憶がある。
ここでもおもう。
敬意をもって、向き合った人がいて・・・いまに、続く。
今につづくさまざまなモノ・事。
数寄和でやってきた仕事がある。
ほとけさまを、おもいながら、開催した展覧会がある。
これからも、ほとけさまを、おもう…展覧会を開催したいとおもう。
展覧会をするたびに、おもう。
いい出会いのある・・・観るその人にとって意味のある展覧会であるように、と、おもう。
よい仕事が出来るよう、精進します。(数寄和大津 あさだ)
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☆数寄和はギャラリーでもありますが、表具やでございます。
額装・軸装・パネル・カリブチと平面作品の展示や、美しい紙と制作のお手伝いをさせていただきます。
表具やですから、もちろん暮らしのお手伝いもさせていただきます。
気になる絵や書はありませんか。
軸装や額装にして、お家に飾ってみませんか。
屏風や襖絵なども、ぜひ、数寄和にお手伝いさせてください。
お気に入りの作品と会える喜びを味わいに、数寄和ギャラリーへと、どうぞ、足をお運びください。いつも皆様の愉しんでいただける展示をしております。お待ちしております。

日本の伝統を大切にし、そして現代の美しい空間づくりをお考えの皆様。
アナタのお家のお気に入りの空間づくりのお手伝いを数寄和がします。
どうぞ、宜しくお願い致します。

☆数寄和Sukiwaホームページ
http://www.sukiwa.net/
Facebookでは、「額表装&Gallery 数寄和」で、検索してくださいね!いいね!を宜しくお願いいたします。
☆耳よりなお知らせです!!
西荻の数寄和では、「詩」を味わい楽しむイベントを開催しております。
詳細は、数寄和HPまで、宜しくお願いいたします。

☆近江からのお知らせです!
・近江一の宮 建部大社  http://takebetaisha.jp/
・近江八幡 御猟野乃社 賀茂神社(今年は、12年に一度の午年です!天智天皇が日本で最初に馬の牧場を此の地に♪ぜひ一度足をお運びください。)  http://kamo-jinjya.or.jp
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中村寿生 ・ 若山卓 2人展


数寄和大津   7/14(月)-7/27(日) 11:00-18:00
           7/15(火)、21(月)、22(火)休


中村 古民家再生 米栽培 楮栽培
若山 木こり 木曽駒の飼育

制作環境にまで意識を向け、

絵画制作を続ける2人の合同発表展です。
ぜひご高覧ください。

6/29(日) 近江八幡にある最古の馬の守護神社、賀茂神社にて若山の作品を1点ご覧頂けます。
http://kamo-jinjya.or.jp/
滋賀県近江八幡市加茂町1691番地
[ アクセス ] JR琵琶湖線 近江八幡駅より 近江バス 篠原行き加茂東にて下車、徒歩6分。
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by 555sukiwa | 2014-05-30 15:54 | かたち | Comments(0)
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