すきわ草子


「急がば回れ」勢多の唐橋に程近い数寄和大津の物語をつづります。
by 555sukiwa
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若手作家小品展にて、絵をみながら、会話する。

若手作家小品展にての対話型鑑賞会を2回開催させていただきました。
一回目のご報告を簡単にしました。
昨夜は二回目・・・
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今回は、18名の方の4号サイズの作品がならぶ、数寄和大津ギャラリーです。
先ほどお越しいただいたお客様からもお聴きしましたが、
個展は、ひとりの作家さんが、こんな風なことを思っておられるだろうな。と味わえるけれど、
グループ展を拝見すると、さまざまな表現があって面白いね。
仰る通りで、グループ展には、グループ展ならではの良さがあります。
どの作品も素晴らしいのですが、今回は、世界地図を描いてある作品が二つあり、この二つと、実際の橋や道を描かれている作品の三点を鑑賞会で味わうことにしました。
まず、加藤さんの作品から始めました。
・・・地球の上を、大きな鳥が飛んでいるように見える。
この絵の何処から、地球の上を飛んでいるように思われましたか?
・・・ほら、おーしゃんって、書いてある。
なるほど、ここに、文字で(Pacific Ocean)(Atlantic Ocean)と書かれていますね
・・・海の上を、鳥が飛んでいるんだけど、絵描きの眼は、もっともっと空の上の方からで、下の方の海が光って見えているように思う。
と、参加してくださった方々が、絵を、じっと見続けています。
・・・この鳥の翼は、白いのは、なんでかな?
・・・あ!裏返っているんや!
・・・ここにも、120、ここに、うーん?なんでやろ?
・・・あ!世界地図の絵の上を、飛んでいるのでは?
この絵の何処から、そう見えましたか?
・・・ここが、光っているから、ガラスが、入った額だと思う。
このような会話が続きます。
その間、皆、絵をじっくり見ています。
じっくり鑑賞するなか、絵と対話し、参加者同士も対話し、たいへん豊かな時間が過ぎていきます。
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高田幸平さんの作品は、「世界地図のドローイング」というタイトルです。
さまざな見え方が出来ることに驚きながら、世界地図について話をしました。
むかし、むかし、世界地図は、今のようなカタチではありませんでした。
ずっと大昔の地図は、その作ったひとの世界観が、地図になったようでもあります。
絵をみることで、さまざまな事を考えたり、感じたりします。
それから、知りたいと思うこともあります。
世界一周航海をなしとげたマゼランが、その航海は平穏であった事から、
ラテン語で穏やかな海Mare Pacificum と名付けたということを、
今展で世界地図が描かれた作品二点をみながら、興味が湧いて、調べることをしなければ、私は知らなかったことでしょう。
人は、日々、マッピングしています。
世界地図には、描かれていない、小さな道、橋、、、!
昨日は、京都の自転車と人しか渡れない小さな橋の絵も、対話型鑑賞会で楽しみました。
参加した方々から、一度、行って見たいという話になりました。
その作品は、桜染の和紙に描かれています。
木村さんの、今展の作品タイトルを拝見しながら、このタイトルの作品を前にも描かれたことがあったことを
思い出しました。もっと大きなサイズでした。
今展では4号サイズで、桜染の和紙に描かれている、その橋。
タイトルが同じでも、作品はひとつ、ひとつ、違っています。
絵を観る、絵を味わう。さまざまな見方があり、味わい方があります。
どうぞ、対話型鑑賞会にもご参加していただき、より楽しんで絵をご覧ください。
数寄和大津では、今年は対話型鑑賞会を1年365日に5回参加しませんか、と呼びかけさせていただいております。
お子様や、お孫さんとも、ぜひ、数寄和大津へ、展覧会へと足をお運びくださいませ。(数寄和大津 あさだ)
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シーズプログラム第3回「count the ■」小野真由個展

■ 数寄和大津 3/7(土)-3/15(日) 11:00-18:00 火休

         初日は13:00より

私は陶芸作家として日々、素材となる鉱物(土や釉薬)と窯や熱のことを考えています。そして自分の考える美しさをこの素材で表現しようと、コントロールしたいと思うわけですが、私の想像する形や色よりも何百倍もの美しさを鉱物たちは既に持っているのだと気がつきました。この美しさは単純に拾ってそのまま届けるべきなのではないかと思い始めました。

 その方法についてはあらゆる形を思案しました。やきものという素材がゆえ、ほとんど宿命とも言える「器」はとても明快で、また幾何学的にも美しい形です。しかしあまりにも多くの先人が美を見出したその形に、私は自分が作る必要性を全く感じませんでした。私は、この美しさは単純に拾ってそのまま届けるべきだと言いましたが、やはり自分が作るべきその理由は欲しいものです。
 では、私が思う作品というものについて、まず当然ながら作る人と、見る人がいて成立するものですが、それは私が作るために要したその時間を、見る人が見る行為を持って共有することだと考えています。つまり、全く動きもしない作品の中に私が体験した時間を託し、見る人に拾っていただかなければいけません。その時にこの美しさを一緒に拾ってください、ということです。
 今回見ていただく作品は、数字という記号を使い時間軸を示したものです。私が美しさを拾い集めて数字を添えたその時はすでに過ぎた時間ですが、見る人がもう一度その数字を数え始めることで、その美をなぞってほしいと思います。

小野真由
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数寄和はギャラリーでもありますが、表具やでございます。
額装・軸装・パネル・カリブチと平面作品の展示や、美しい紙と制作のお手伝いをさせていただきます。
表具やですから、もちろん暮らしのお手伝いもさせていただきます。
気になる絵や書はありませんか。
軸装や額装にして、お家に飾ってみませんか。
屏風や襖絵なども、ぜひ、数寄和にお手伝いさせてください。
お気に入りの作品と会える喜びを味わいに、数寄和ギャラリーへと、どうぞ、足をお運びください。いつも皆様の愉しんでいただける展示をしております。お待ちしております。

日本の伝統を大切にし、そして現代の美しい空間づくりをお考えの皆様。
アナタのお家のお気に入りの空間づくりのお手伝いを数寄和がします。
どうぞ、宜しくお願い致します。

☆近江にお越しになられる方々。
近江には、たくさんの神社仏閣がございますので、ぜひ、足をお運びください。
・三井寺(天台寺門宗総本山園城寺)http://www.shiga-miidera.or.jp/
・西教寺(天台真盛宗総本山) http://www.saikyoji.org/
・近江一の宮 建部大社  http://takebetaisha.jp/
・日吉大社 http://hiyoshitaisha.jp/
・近江八幡 御猟野乃社 賀茂神社(天智天皇が日本で最初に馬の牧場を此の地に)  http://kamo-jinjya.or.jp
近江にお越しの際には、何と言っても、瀬田の唐橋を渡ってくださいませ。
新幹線の停まる京都からも近いです。

☆数寄和Sukiwaホームページ
http://www.sukiwa.net/
Facebookでは、「額表装&Gallery 数寄和」、
それから、「数寄和大津」のページもございます。
どちらも、どうぞ、いいね!を宜しくお願いいたします。
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4月には、手すきの紙のイベントをしますので、どうぞご参加ください。
詳細は、後日お知らせします。(数寄和大津 あさだ)
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by 555sukiwa | 2015-02-28 14:30 | すきわ日和 | Comments(0)
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