すきわ草子


「急がば回れ」勢多の唐橋に程近い数寄和大津の物語をつづります。
by 555sukiwa
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森山知己先生の、水の記憶。

絵を描く。というと、必要なものが、いくつかあります。
日本画では、水を使います。
刷毛を使うか、筆を使うか。
絵具は、岩絵具や、墨やら。
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森山知己先生の展覧会水の記憶を拝見しに、奈義町現代美術館へ。
数年前にも、雪の中、森山先生の展覧会を拝見しに伺った美術館です。
奈義町現代美術館。
ゆったりとした空間で、美術作品を鑑賞します。
時間がゆっくりと過ぎていきます。
その空間と、観る時間のバランスが、とてもよい美術館だと思います。
奈義町現代美術館ホームページ
http://www.town.nagi.okayama.jp/moca/

去年はお会いすることが出来ず、一年以上ぶりにお会いする森山知己先生。
数年前よりも益々お元気なご様子で、遠方を有難うと仰います。
素晴らしい一枚の絵がある空間は、遠方で時間がかかったなどとは、呉べものにならない、
なんだか嬉しくて有り難い、まさに至福感を与えてくれます。

絹に描かれた、龍のような鯉。
鯉は滝登りしながら、龍になると言います。
森山先生の色のついた鯉の絵も、きっと素晴らしいと思いつつ、、、
カタチがあるからこそ、そのカタチが、ここに絵となる、、、というような、
墨色の魅力でいっぱいの、この作品です。
絹の美しさと、絵の美しさが、観る人に、豊かな鑑賞の時間をくれます。
そんなことも考えて、きっと、森山先生は、この絵に色をつけられなかったように感じました。
観た目が美しいだけではなく、ほんとうの美しさを描き出し、作品とするのが、絵描きの方々の仕事です。

展覧会タイトルでもある、水の記憶について、森山知己先生とおはなししました。
数寄和大津にも、森山知己先生の水の記憶シリーズの作品がございます。

筆が水のスピードをそのまま感じて描いていく。

筆を自由自在に使いこなす森山先生。
それは不必要な力を使うのではなく、
自然と一体となって水とともに描かれた作品でした。

わたしは、時間を忘れて、ずっと、観ていました。
・・・おそらく・・・自然の一部の存在である、ひとは、
時間を気にする存在では、本来は違っていて、
けれども、現代人の生活で、
時計を見ずに今日一日を過ごしたという人は、あまり居ないでしょう。

森山知己先生、ここちよい時間を有難うございました!

絵を描くことは、
自然のなかを流れる時間、つまりいのちをみること。感じること。
時間に追われる現代。
自然は、時間通りには進みません。
自然の一部である人も、時間の枠の通りではないのです。

だから、ひとりのひとのカラダも心も、一枚の絵を観ると、元気になるのです。
現代の日常とは違う自然の時間の流れを、一枚の絵が伝えてくれるからです。

数寄和大津の秋の常設展にて、森山知己先生の、水の記憶シリーズの御作品を、みなさまに、ご覧いただこうと思います。
数年前に描かれた水の記憶。
どうぞ、展覧会へと足をお運びください。
9月ごろに、お知らせいたしますので、楽しみに待っていてください。(数寄和大津 あさだ)

追伸
絵を描く方々へ。
筆は、どのようなものをお使いですか。
いろいろと試してください。
描きやすい筆もよいでしょう。
使いこなすのに時間が必要な筆も大切でしょう。
紙は、どんなものをお使いですか。
さまざまな紙をお使いください。

絵を描く豊かさを、充分あじわってください。

額は必要ですか?
パネルは?
数寄和にご相談くださいね。
数寄和ホームページ
http://www.sukiwa.net/
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さて。
数寄和の展覧会のお知らせです。
8月1日より、「ギャラリーへ行こう2016」が開催されます。
これは、7年前よりはじまった公募展です。
いよいよ応募の時期となりました!
ギャラリーへ行こう2016 作品募集

応募受付期間 2016/7/21(木) ー23(土)必着



数寄和は東京都杉並区西荻窪と滋賀県大津市にギャラリー店舗を持つ表具・額装店です。

作家の卵が活動を続けていくためには、ギャラリーがまだ価値の定まっていない作品に

発表の機会を作ること、多くの人が自分の目で見て気に入った作品を購入すること、

双方が必要だと考えています。

制作者と鑑賞者をつなぐ公募展「ギャラリーへ行こう」は今夏で7回目となります。

さらに活気ある展覧会となるよう、魅力的な作品をお待ちしています。

http://sukiwa.net/wordpress/archives/2045
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「絹と遊ぶ展・職人尽くし展 」

数寄和大津 2016/9/2(金)-9/11(日) 12:00-19:00 火休

艶、透、うつくしい絵絹に魅力を感じた京都市立芸術大学院日本画専攻修了の8人による展覧会を開催します。

作品が出来るには作家の仕事だけではなく職人の力も必要です。

職人尽くし展では、人々のくらしと共にあるさまざまな職人を描きました。

ぜひご高覧ください。



出品作家


井手本貴子、魚住侑子、織田涼子、滝村彩子、直海かおり、前田恭子、森桃子、吉岡佐知

付記
こどもたちの、鑑賞会に、ぜひ!と考えております。
絹に描かれた絵を観に、職人を描いた作品を観に、日本画を観に、どうぞ、お越しください。
絵を観ながら、カラダもココロも育ちますよ♪
お問い合わせは、数寄和大津あさだまで。(077-547-3209)
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by 555sukiwa | 2016-07-18 19:35 | すきわ日和 | Comments(0)
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