すきわ草子


「急がば回れ」勢多の唐橋に程近い数寄和大津の物語をつづります。
by 555sukiwa
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数寄和大津、最後の展覧会「いのりの象(かたち)展」へ、お運びください。

皆様、ようやく、涼しくなってきましたね。
いかがお過ごしでしょうか。
私としましては、台風の前日、いのりの象(かたち)展、ご出品作家の作品が一点届くときき、
台風を気にしつつ、気にしつつ、台風が去った次の日に、絹に描かれた御作品を受け取らせていただき、
拝見させていただき、いよいよ、展覧会!と思い、久しぶりに、ブログをアップしようと思いました。
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最期の展覧会ということで、
今まで、掲げてきた目標を達成したいと思い、フェイスブックにいっぱい投稿しながら、
届かぬ声を張り上げるのではなく、どうしたら、声が、届くのかについて改めて考えております。
アート作品が、観る人がいて、始めて存在するように、
届かぬ声を張り上げていても、それは、自己満足ということになります。

さて、掲げてきた目標について、少しお話したいと思います。
当たり前ですが、表具屋の運営するギャラリーですから、日本の美しいものを、と、言っても、古きよき時代というのではなく、ギャラリーとしての使命として、現代作家の制作された、いま、この時代に、生まれてきた作品を展示する。それを、観て頂く。まず、これから、はじまり。。。
滋賀という、わたしにとっては故郷ですから、この滋賀の人に、お運びいただきたい思いが、いっぱいあります。と、いうのは、滋賀は、私が子どもの頃は美術館もありませんでした。美術館は京都や大阪、博物館には京都や奈良へと足を運んだものです。
その滋賀で、ギャラリーを始めて、最初の頃は、お客様は、ギャラリーは無料であることもご存じない方もおいででした。
開廊当初の京都新聞さんの記事をご覧いただいた湖北在住の方が、「ようやく来れた!滋賀にギャラリーが出来たというので、この新聞記事みて、いつか来よう!と思ってた。」と、一年後にお運びいただいたことは、たいへん嬉しく印象的でした。
ギャラリーへ足を運ぶには?と常連さんにお尋ねすると、やはり、子どもの頃から、足を運んでいると運びやすい。と仰います。常連さんは、そんな子ども時代を過ごされた方が多いです。
美術館のなかったこの町で、ギャラリーへ足を運びのは、たいそうに考える方が多く。。。
足を運んで下さる方は、何か御稽古をされていて、いつか、此処で、自分の展覧会をしたい!と思う方が多くおいででした。
表具という、残すものをたいせつな視点に持つ数寄和では、会社の方針で、この13年間、一貫して、企画展をさせていただいてきました。
それは本物のアート・・・残していきたい作品を生みだすであろう作家さんの制作された作品に、
数寄和大津にわざわざにお運びいただく皆さんに触れて頂きたかったからです。
作家の方は、この”今”、一番大切なことは、制作だと仰います。
実際の妊婦にとって一番大切な事が、赤ちゃんを産みだす事であるように、
作家という人にとっては一番大切なことは、まず制作なのです。
その本氣の制作態度から生まれてくる作品を、
皆さんにご覧いただきたく、そこに力を注ぐことは、やはりこの13年間、意外に健康であったから出来ることでした。この数年はひとりでしたから、本当に、次々の企画展を休みなくやりきるのは、まず健康であることが何よりの事でした。
作家の方々の本気で制作された作品が出来上がるまで、こちらも本気で見守り展示させていただきながら、
お客様にはぜひとも本気で感動してお買い上げいただき、身近に飾っていただき、毎日毎日ご覧いただき、新たに感動していただけたらな。と思いながらの日々。
そして、その感動が日本を元気に、故郷滋賀を元気に出来て、子どもたちにも、アートの素晴らしさをお伝えできたら、どんなに素敵なんだろう♪と思いながらの日々でした。
力不足ではありますが、作家の方々のご協力のもと、企画展を続けて来れました。
まずは、ご縁あった作家の方々、ほんとうに、有難うございました。

在る町に、そこに人の暮らしがあり、そこにアートがあるって事は、ほんとうに、素晴らしい事です。

13年間、微力ではありましたが、故郷で、アートを発信させていただけてよかったです。
まずは、この13年間、足をお運びくださった方々に、御礼申し上げます。
制作してくださった作家の方々、ほんとうに、有難うございました。

そして、此処から、お願いです。
いのり(意宣り)です!どうか最後の展覧会「いのりの象」展へ、お運びいただき、感動してください。
いのりの象(かたち)展へは、まずは、滋賀のひと、全員に来てほしい。と願っています。
もちろん、アートを愛する人、全員にお越しいただきたく、どうか宜しくお願いいたします。
ぜひ、ご家族ご友人、同じ町のひと、、、などなど、お知らせいただきますよう、重ねてお願いいたします。
アートは、自分の眼で心で、、、五感で感じていただくものです。
皆様のお越しをお待ちしております!

さて。
展覧会の内容についてです。
それに、ワークショップ。物凄く、楽しいワークショップばかりです。
この機会を逃さないでください!

いのりの象(かたち)     数寄和大津
2017/10/29(日) – 11/12(日)  正午から午後6時 火曜定休日

今展では日本画と滋賀の素材を使った彫刻を展示します。
風景や仏様など「いのりの象(かたち)」となった作品から、日本の美を感じていただきたいと思います。

会期中、出品作家によるワークショップやギャラリートークを開催いたします。
数寄和大津最後の展覧会へ、ぜひお運びください。

出品作家の先生方をご紹介させていただきますね。
内田 あぐり先生
昨年の事です。あぐり先生は現代日本画家で、ムサビで日本画の教授をされている方で、昨年二人展にて、素晴らしいドローイング作品をご出品してくださり、作品も素晴らしいのですが、お人柄が素晴らしく、、、ちょっと、ステキ過ぎるので、ぜひ、ご参加いただきたく♪今展では、ドアを開けると、そこには、あぐり先生の御作品がお出迎えしてくださいます。

河田 喜代治先生
実は仏師でもある河田さん。もちろんかも知れませんが、お寺や御祭りが大好きな方です。今展では天台三山のある滋賀。その中で、ちょっと特別な木にて制作してくださっています。木の素晴らしさを感じてください。

斉藤 典彦先生
斉藤典彦先生は、13年前の「近江路 斉藤典彦展」より、いつも日本の美しさを
此処の空間が香るぐらいの美しい色で染めてくださってきました。
皆さんの心に残る御作品が、和の空間の2階に。日本画とは松や竹や梅だけではありません。
日本画とは、にほんの心が、作家の、言語化をあえてしない、その美意識が作品となり生まれるように思います。  

清水 豊先生
清水先生は、岩を登る方でもあります。その岩の強さや美しさは、日本画そのものでもあります。日本画は岩絵の具で描かれます。指で絵具を溶くことから日本画は始まります。自然の美しさを、ゆっくりと、味わうような、そんな写実的な作品を現在、清水先生は制作されます。うっすらと光が射し込んでくる、森の風景。水の輝き。絵の前に佇む時間を観る私は頂戴します。
  
髙田 学先生
高田学さんは、滋賀生まれ滋賀育ち。そして現在、滋賀の大学で教えておられます。滋賀ならではの風景を 描かれます。どこかで観た、その光。それは、滋賀の住環境だから、その昔、観たことがあるというような、家に射し込む光。さて、今展では、どんな作品を拝見できますでしょうか。

近持 イオリ先生
イオリさんは、石の彫刻家です。滋賀生まれ。滋賀育ち。そして、滋賀に暮らしておられます。
今展では、セタシジミを、石で!それに、そのせたしじみを採る舟を、やはり、石で。その昔、琵琶湖のまわりで暮らす私たちにはなじみであった、その風景。作家の意志が象となり、みなさまにご覧いただきます。

ベリー マキコ先生
ベリーさんは、滋賀にある成安造形大学で学ばれました。今展では、感受性豊かな年齢の頃に、滋賀という地へ足を運ばれたベリーさん。滋賀で生まれ育った方々とはまた違う、滋賀があると思います。ベリーさんの滋賀を描いた絵。ベリーさんの描かれる絵に物語があるように感じるのは、画面に、人のような妖精のような、、、そんな不思議な存在があるからでしょうか。絹に描かれたベリーさんの作品、ぜひご覧ください。

山本 真由美先生
山本さんは仏画を描かれます。この方に出会った頃、仏画の美しさを話してくださいました。その山本真由美さんの描く、滋賀のほとけさま。
仏様って、現代の作家も描きます。ぜひ観てください。美しい仏様です。

「ワークショップ」
出品作家によるワークショップを開催いたします。
全てのワークショップで予約制となっております。
詳しくは下記のご予約・お問い合わせ方法をご参照ください。

・石の瀬田しじみ作り
展覧会期間中、近持先生の作品の一部に石で制作された瀬田しじみを展示します。その中身を、オニキスという石でモザイクしてみましょう。モザイクとは、石の小さな断片等を敷き詰めた装飾のことです。完成した作品は会期間中展示して、展覧会最終日 11/12(日)にお渡しいたします。
日時 2017/11/4(土)
講師 近持イオリ(彫刻家)
参加費 3,000円
定員 約15名(幼稚園生から大人まで)

「写仏」
写仏とは、仏様のお姿を写し描くことです。願いを込めながら丁寧に描き写すことで、その功徳をいただきます。このワークショップでは、写経にもよく用いられる紺紙(藍で染めた和紙)に金泥で仏様を写します。
日時 2017/11/5(日)
講師 山本真由美(日本画家)
参加費 3,500円
定員 約10名(小学校高学年から大人まで対象)

「ムービングドローイング」
伝三F氏のパントマイムを鑑賞しながら、ムービングドローイングをします。ムービングドローイングとは、動いている人体・モデルをドローイングすることです。ゆっくりと動く人体のフォルムを良く観察し、自由にドローイングしましょう。このワークショップの目的は、上手く描くことではなく、人間の瞬間の美しさを自身の目で見つめることです。マイムや動きを自分の体で感じながら描くことで、人間の肉体の素晴らしさを発見するでしょう。
日時 2017/11/11(土) 14:00 – 16:00 ※途中休憩(10分)を3回はさみます。
講師 内田あぐり(日本画家・武蔵野美術大学教授)
モデル 伝三F氏(パントマイミスト)
参加費 4,000円
定員 約15名(小学生高学年から大人まで対象)
用意するもの
・スケッチブック(F6~8号サイズ)
・鉛筆(HB〜4B)
・消しゴム・練消し等
その他、コンテ、墨汁、アクリル絵の具、水彩絵の具一式など自分の使いたいものを自由に各自持参してください。

※ワークショップ内で、和紙にドローイングをする予定です。使用する和紙は数寄和大津にて販売いたします。


「ご予約・お問い合わせ」
ご予約の際は、お電話、またはメールにて下記お知らせください。
1.ご予約者氏名
2.当日連絡の取れる連絡先(電話番号・メールアドレス)
3.参加ご希望のワークショップ名
4.参加人数
5.その他・備考

連絡先 数寄和大津
Tel 077-547-3209
Mail otsu☆sukiwa.net (☆を@にしてください)




「対話型鑑賞会・ギャラリートーク」
対話型鑑賞会とギャラリートークを同時開催いたします。
対話型鑑賞とは、ファシリテーターや他の参加者たちと対話をしながら作品を鑑賞することです。
美術の専門知識がなくても、大丈夫です。
他の人の視点や感覚に触れて、作品の見方が広がり深まる愉しさを体験しにいらっしゃいませんか。
対話型鑑賞会ファシリテーター 麻田有代(数寄和大津・店長)

第一回
日時 2017/10/29(日) 14:00 –
ゲスト 近持イオリ(彫刻家)

第二回
抽象画と具象画、素材に関する話を中心にトークしていただきます。
日時 2017/11/3(金祝) 14:00 –
ゲスト 斉藤典彦(日本画家・東京藝術大学教授)
清水豊(日本画家・嵯峨美術短期大学講師)
高田学(日本画家・成安造形大学講師)



第三回
日時 2017/11/12(日) 14:00 –
ゲスト 未定


みなさまの、ご参加をお待ちしております。 数寄和大津 麻田有代
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by 555sukiwa | 2017-09-20 17:09 | すきわ日和 | Comments(0)
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