すきわ草子


「急がば回れ」勢多の唐橋に程近い数寄和大津の物語をつづります。
by 555sukiwa
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カテゴリ:ふるさと( 181 )

近江一之宮建部大社2010はるまつり…そして、数寄和の詩を聴く会2回目からのお便り♪

神社の境内には、桜の花が咲いています。
建部大社さんの杉。空を見上げると…あっ!まつぼっくり♪
数寄和の詩を聴く会(第2回)の空間も、味わい深かった様子。
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短冊は、短尺(たんじゃく)であり、縦36センチ横6センチぐらいです。練習帳、広幅の練習帳と揃えました。
昨年の柿衞文庫様の芭蕉展では、短冊作品も多く展示してありました。…わたし、ドキドキ、どきどきしてみていたのです。
春です。天来書院さん発行の「花の詩」から、桜のそれぞれの詩を味わいながら、八木重吉さんの言葉を書きました。
ゆっくりと筆で書くことで、味わい方が変わってきます。
この間から、たくさん観た桜のことを想いながら、すこし描いてもみました。
蕾が可愛く描いてみたくありますが、花びらも愛おしく描いてみたくなります。
咲いている花と、蕾。咲いている花とひとひら。
どちらが、うたと合っているでしょうか。

―綺麗な桜の花を見ているとそのひとすじの気持ちにうたれる―
八木重吉

…ホントですよね、重吉さん!と、頷きます。
八木重吉さんの言葉を書くと、ギャラリーに来て、私の字をほめて下さり重吉さんがお好きだった女の人を思い出します。

詩を愛する人から、ふっと、でる言葉は、私の心に、あたたかな風をおくります。
詩をうむ旅人のことばは、人の心から、ひとのこころへと、体温のようなものを伝えるようです。
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瀬田の唐橋東詰の美味しいソフトクリームやさんは、春祭りの日から、開きます。
かき氷は、まだですが、このお店が開くと、
これから、いよいよ夏がやってくる~♪と思うわけです。
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4月17日、西荻窪にある数寄和にて、詩を聴く会(2回目)が開催されました。
西荻窪在住の詩人・田中庸介さんに続き、天童大人さんプロデュースの詩人の聲であります。

今回のご出演は、詩人であり、小説家の稲葉真弓さん。
川端康成文学賞を受賞された短編小説「海松(みる)」。

日本画家斉藤典彦先生の絵が展示された空間で、
詩人の最後の一声の余韻が消えるまで、耳を澄ますひととき。

静けさの中に、ひとひらの絵があります。

静けさの中に、音楽にも似たことば―詩人が紡いだ言葉が響きます。

限られた時間を生き抜く私たち―。
心を込めて差し出された一杯の水が何とも言えなくおいしいように、
心を込め時間をかけて入れられた一杯のお茶がなんともいえなく美味しいように、
絵描きの身体をとおして描かれた作品そのものに、
詩人の身体を響かせ伝わる言葉そのものに、
心のあたたまるような、
心から
心へと虹色の橋がかかるような、素敵な時間があるように思います。
―時間を、味わいませんか。

どうぞ、足をお運びください。
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by 555sukiwa | 2010-04-18 15:12 | ふるさと | Comments(0)

川と川の出会うところ―風景とうた―

バイオリン―弦楽器には、魂柱(こんちゅう)があります。
先日、川と川の出合うところと遇いました。
佐々木昭一郎さん作・演出「川の流れはバイオリンの音」をボンヤリと思い出しました。
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「川の流れはバイオリンの音 イタリア・ポー川」
「アンダルシアの虹 川(リバー) スペイン編」
「春・音の光 川(リバー) スロバキア編」
川三部作。佐々木昭一郎さんの作品です。
どの作品もゆったりとした時間が流れます。
静けさを感じる作品です。
旅。人との出会いや別れ。川が流れています。音楽も流れています。

そう言えば、昨年観た「おくりびと」も静かな映画でした。
弦楽器のチェロ。そして、河原。
ゆったりと流れる音楽。川の流れ。
人生というストーリー。

川と音楽。
川の流れ、音楽の流れ、ゆったりとした時間の流れ。
静けさは、空間により出来るように思います。
静けさの中で、人は、さまざまなことを理解出来るようにも思います。
たとえば、音楽も、静けさのなかで、美しい響きができるのだと思います。
言葉によるメッセージも、そのように思います。
魅力的な詩人の言葉は、静けさのなかの言葉のようにも感じます。

「薄氷 及川聡子展 絹に描く1」展の及川聡子さんが、ご自身のブログで、数寄和大津ギャラリーの空間について記事を書いてくださってました。(有難うございます。)
静かな、そして温かな空間でありたいと思います。
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季節は、寒かった冬から暖暖と春へ、
そして、これから春から夏へと進みます。

川と川の出合うところは、様々のようです。
様々な風景を想像します。
喩え方も、色々あることと思います。

川と川の出合うところと遇った私は、こんな風に喩えましょうか。
昨日の続きではない今日と、昨日の続きの今日が上手く重なったところ。
直線的な感じを受けるでしょうか。解りづらいでしょうか。
では、このような言い方では、どうでしょうか。
楽器の表板と裏板を直接つなげる唯一の棒である魂柱。それがあることで音が裏板まで振動し楽器全体に音が響くバイオリンと呼ぶ楽器。そして同じく魂柱のあるチェロ。
少し大きさや音の高低が違う、けれども似ているふたつの楽器のそれぞれの音楽が一つの音楽となり、響きだしたところ。
少しは広がり、静けさのある空間もあるかも?という感じになりましたでしょうか。
…また、考えておきたいと思います。

数寄和大津ギャラリーのすぐ近くにある川、瀬田川。
琵琶湖から流れる瀬田川は、中之島で、2つに分かれ、またすぐひとつになります。
どうぞ、皆様、琵琶湖のある滋賀へと、瀬田川のある大津へと足をお運びいただければと思います。
美しい風景があります。
水は、今日も、流れています。

そして、ぜひ数寄和大津ギャラリーへとお立ち寄りください。
静かな時間をお過ごしいただければと思います。

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数寄和東京でのイベントシリーズ「紙を漉く、字を書く、詩の朗読を楽しむ」
西荻在住の詩人・田中庸介さんによる詩を聴く会が4月4日に開催されました。
「詩人の聲」 プロジェクト La Voix des poetes
  天童大人プロデュース シリーズ 第471回
わけのわからないものとの闘い2
出演:田中庸介
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数寄和の展示は現代日本画家の斉藤典彦先生の大作「はるおか」です。

川の音がながれる四季の風景
山の色が季節の光とともにある日
やわらかでやさしいはるいろのおか
こころの中にそびえ立つ、かの山
はるなつあきふゆ、ふるさとの川

日本には、美しい風景があります。
日本には、美しいうたがあります。
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by 555sukiwa | 2010-04-07 13:58 | ふるさと | Comments(0)

春光、花曇りの日。さくら、サクラ。

花がふってくると思う
花が散ってくるとおもう
このてのひらにうけとろうとおもう 八木重吉 
「作品に書きたい 花の詩」天来書院発行より
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ひさかたののどけき空に酔ひ伏せば
夢も妙なり花の木の下 良寛
―同じく花の詩より
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春風の花を散らすと見る夢は
さめても胸のさわぐなりけり 西行法師
―同じく花の詩より
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桜若葉の間にあるのは
切っても切れない
むかしなじみのきれいな空だ。 高村光太郎
―花の詩より
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サクラの季節ですね。
サクラを見ると、ふるさとを思うね。
お花を観に行きましょう。
…と約束した3人で、花曇りの日に、サクラを観に行きました。
一人で見るサクラも、二人で見るさくらも、三人で見る桜も、それぞれ風情があることと思います。
今年の桜の季節も、あと少し。
春は、見上げれば、桜が、ほら、咲いています♪

さくらの会、楽しかったですね。Kさん♪Mさん♪
昨日が今日へとつづき、そして明日へとつづきます。
今日3人でわいわいと話したいろんなこと、芸術や文化…
美術のはなしが、明日、いっぱぁい、花咲きますように♪♪♪
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by 555sukiwa | 2010-04-05 18:45 | ふるさと | Comments(2)

さくら、さくら。京都の桜、滋賀の桜。

明日(28日)まで会期中の「松谷武判展―流動Stream」神奈川県立近代美術館(鎌倉館)。松谷武判先生の力強い作品。
京都では、JARFOで開催中の「東洋と西洋の狭間に生きる」展(31日迄)に賛助出品されています。

京都では、少しずつ桜が咲き始めております。
岡崎辺りの桜。
祇園辺りの桜。

空へと向かい、今年も咲く桜の花。
風に吹かれながら、地面近くへと、枝を延ばす桜。
種類の違う桜、背景に青空。

ランドセルと、名札と、手をつなぐ友だちと、笑顔と、
ちょっとキンチョーの春。
日本では、入学式は、桜のさく、春。
だから、桜を見ていると、私も、頑張るからね。と心の中で呟く春。
そう。気持ちは毎年一年生。まどみちおさんの一年生になったらを口ずさむ春。

さくら。
さくら。

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桜。
桜。

京都の桜は、少しずつ、咲き始めました。





滋賀の方が、少し遅咲きのようで、
瀬田の唐橋東詰の桜は、まだ咲き始めていません。
もう少しすると、数寄和大津ギャラリーへ、お越しの際に楽しんでいただけることと思います。

滋賀の桜。
石山寺の方も、風情があります。
そして、信楽は、ミホ・ミュージアム辺りの桜。
そして、滋賀県立近代美術館辺りの桜。
滋賀県立近代美術館は、開館25周年記念として、「シュウゾウ・アヅチ・ガリバー EX-SIGN」展が開催されております。

滋賀県立近代美術館のホームページ
http://www.shiga-kinbi.jp/

みごとな桜の紹介をしたいと思います。
(昨春、滋賀県立近代美術館へ足を運んだときの画像です。)
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by 555sukiwa | 2010-03-27 13:48 | ふるさと | Comments(1)

ガリバーさん、近江一の宮建部大社さんへ♪

シュウゾウ・アヅチ・ガリバーさんは、滋賀県大津市に生まれました。滋賀県立近代美術館開館25周年記念として、
「シュウゾウ・アヅチ・ガリバー EX-SIGN」展が開催されております。
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子どもの頃、建部大社には、公園が隣接されていました。
小学校の帰りには、つねに遊びに寄ったものです。
学年なんかは関係なく、大きい子も小さい子も一緒に遊びました。
建部大社の境内は広く、雷が直撃した木があるぐらい、空も大きく広がっています。
一生懸命こいだら、青空が真近に感じるブランコでは、漕いだ勢いをバネに、どれだけ遠くまで跳べるか?皆で競い合った思い出は、子ども時代の愉しく、そして大切な思い出と言えます。

今冬のある日、数寄和大津ギャラリーへ、何だかとても雰囲気のある方が来られました。その方のお持ちになっておられる紙袋には、今し方、滋賀県立近代美術館から数寄和大津ギャラリーへと届いたポスターと同じものが、ありました。
その方は、「ガリバーです。今、建部大社に行ってきました。」とおっしゃいました。
それが、シュウゾウ・アヅチ・ガリバーさんとの出会いの日でした。

なんだか素敵なガリバーさんは、わが故郷、大津のご出身です。
そして滋賀の近代美術館で展覧会。
心が温かくなるお話しをお聴きしながら、
「お会いできて嬉しいです。これも、氏神建部大社さまの御蔭ですね。」と初対面にも関わらず、思わずガリバーさんへと言っている、此処で生まれ育った女の子を内在している私が、おりました。

故郷への思いは、存在するひと、一人ひとりの、胸にある様に思います。
現在、数寄和大津で、「薄氷 及川聡子展 絹に描く1」開催中の宮城の及川さんも、そんなお一人です。「薄氷」は、まさに、宮城の及川さんならではの作品です。
芸術には、「此処に拘る」というのではなく、「此処を大切に思う心」は、みんな同じなんだと感じさせてくれる力、そのような力がある様に思います。

建部大社さまへの板絵の奉納式に、私も呼んでくださいました。
滋賀にご縁のある方々や、美術を愛する方々に混じり、ガリバーさんと建部大社さまへ、感謝の気持ちがふつふつと湧く一日でした。
お会いできました皆様、有難うございました。

ガリバーさんの展覧会は、4月11日までです。
展覧会の詳細は、滋賀県立近代美術館様のホームページにて
http://www.shiga-kinbi.jp/
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by 555sukiwa | 2010-03-21 13:22 | ふるさと | Comments(0)

ほとけさま (…そして聴こえたアイラブユー♪その7)

西国十四番札所総本山三井寺のご本尊御開帳のチラシを大津市歴史博物館でいただいておりました。
如意輪観音座像様のゆったりした表情にこちらも無駄な力が抜けます。
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美術館や博物館で拝見させていただき、その時代や、その仏像について知識を頂けること、とても有難いことです。
そして、仏様を仏様として大切にされてきたお寺で、お会いする仏様の存在感。その場とその存在感。
現代の私たちは、仏さまを、美術館・博物館で楽しみ、お寺でもお会いでき、なんと豊かな時代を生きているのでしょう。
日本の豊かな自然。旅なかで、美味しくいただかれたであろう三井寺名物の力餅は、柔かで優しいお味です。このお味も、電車や車を使って移動する現代の私たちも楽しむことができます。同じではなくても歩いた旅人の気持ちを思いながら楽しむこともできます。何故なら人には、「おもう」ことや、想像力があるからです。

三井寺のご本尊の如意輪観音坐像は、平安時代の仏様です。
この平安時代には、国風の芸術が発展しました。
奈良時代に唐より仏教と共に伝来された画巻から、料紙(和紙を美しく加工したもの)を使い、源氏物語絵巻のような絵巻物へと変身したようです。
貴族の住まいでは、屏風や簾で、部屋が変身しました。
仏画を飾られる日もあります。仏画では無く、他の画の掛物の日もあります。その時々に合った画が飾られます。
細やかな場の設定をし、取り合わせをする感性。
先人の感性に学びたいものです。
掛物、花鳥風月。そして仏さまも美しいのです。

今年は、滋賀(近江)の紅葉をたくさん味わいました。
美しい色の変化を楽しみながら、少しずつ秋が深まることを楽しむことが出来ました。
ミホミュージアムの「若冲ワンダーランド」の道中での紅葉。
大津市歴史博物館の「湖都大津 社寺の名宝展」の道中での紅葉。
石山寺のもみじライトアップ。そして三井寺へと紅葉を味わいました。
私ども数寄和の「手すきの紙と遊ぶ」展や、これまでの展覧会。日本の四季の美しさには、「わ」する心を育て愉しませてくれる力があるようです。

さて、ほとけさまっているのでしょうか。
仏像のほとけさま、仏画のほとけさま、目に観えないものが、カタチとなっています。どうしてでしょうか。

すてきな本があります。
「サンタクロースっているんでしょうか?」と幼い女の子の質問に応えた新聞記者の社説が本になっています。サンタクロースがいてくれた方がクリスマスは楽しいですね。

悲しみや苦しみの無い世の中だとよいのですが、生きている私たちには、悩みがいっぱいあります。
ゆったりした御顔の仏さまとお会いしてココロが明るくなること。ココロに光が射すこと。
仏さまがいて下さると世の中が明るくなるのですね。
難しく考えることも無いですね。

ぜひ、美術館へ博物館へ、自然のなかへ、出かけましょう。
そして、数寄和へも、お立ち寄りくださいませ。
数寄和ギャラリーの壁面には、現代の作家が制作した作品が展示されてあります。
作品に、光を感じる色、そしてカタチがあります。
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by 555sukiwa | 2009-11-30 16:40 | ふるさと | Comments(1)

芭蕉の句碑、石山駅の芭蕉の像。そして勢多(瀬田)の唐橋。

「五月雨に隠れぬものや瀬田の橋 芭蕉」
瀬田の唐橋を渡った現代日本画家は、たくさんおられます♪
斉藤典彦先生、森山知己先生、そして今展の三浦幸子先生と、数寄和大津ギャラリーへは、瀬田の唐橋を渡ってきてくださいます。

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先日、フリーアナウンサーの久保直子さんが、パントマイミストの伝三Fさんと来て下さいました。
やはり、瀬田の唐橋を渡ってきて下さいました。
久保直子さんのブログにその時の様子が、丁寧に描かれておりますので、どうぞ、ご覧ください。
パントマイミストの伝三Fさん。私のリクエストで、「即興幸せの風船マイム」をして下さいました。
伝三Fさんのマイム「ゴー ホーム」を思い浮かべたりもしました。

…が時間がたつにつれて、その時の情景の輪郭がハッキリとしてきました。…一度、風船を渡された私の手から風船が離れ、伝三Fさんが風船に手を伸ばし取り、私にふたたび渡されます。…思い出す中で、すごく大切なものを、手に持たされたような気持ちになりました。

夢。
大切なたいせつな夢。
幸せの風船は、大切な夢です。
子どもが、大人から、初めてきかされる、「夢」という言葉の響き通りの「夢」です。眠ってみる夢ではなく、叶うために努力する夢です。


芭蕉が旅人であるように、斉藤典彦先生が旅人であるように、それぞれの旅人が、その人自身であり旅人であるように…
私もまた、目的地である「夢」へと向かう旅人です。

今展の三浦幸子先生は、宮澤賢治の「注文の多い料理店」の挿絵を描かれました。その御縁で、数日前に、ほんとうに久しぶりに、「注文の多い料理店」の序文を読みました。
「わたしたちは、氷砂糖をほしいくらゐもたないでも、きれいにすきとほつた風をたべ、桃いろのうつくしい朝の日光をのむことができます。
 またわたくしは、はたけや森の中で、ひどいぼろぼろのきものが、いちばんすばらしいびろうどや羅紗(らしや)や、宝石いりのきものに、かはつてゐるのをたびたび見ました。
 わたくしは、さういふきれいなたべものやきものをすきです。
 これらのわたくしのおはなしは、みんな林や野はらや鉄道線路やらで、虹(にじ)や月あかりからもらつてきたのです。
 ほんたうに、かしはばやしの青い夕方を、ひとりで通りかかつたり、十一月の山の風のなかに、ふるへながら立つたりしますと、もうどうしてもこんな気がしてしかたないのです。ほんたうにもう、どうしてもこんなことがあるやうでしかたないといふことを、わたくしはそのとほり書いたまでです。
 ですから、これらのなかには、あなたのためになるところもあるでせうし、ただそれつきりのところもあるでせうが、わたくしには、そのみわけがよくつきません。なんのことだか、わけのわからないところもあるでせうが、そんなところは、わたくしにもまた、わけがわからないのです。
 けれども、わたくしは、これらのちいさなものがたりの幾きれかが、おしまひ、あなたのすきとほつたほんたうのたべものになることを、どんなにねがふかわかりません。」
―注文の多い料理店 序文 宮澤賢治からでした。


私は、子どものとき、この序文を読み、よくわからないところもあったけれども、感動したのです。
宮澤賢治生誕100年の折りも、やはり、この序文に感動しました。
…京都みなみ会館での映画会。

そのようなことを、三浦幸子「猫の時間」展を通して、また伝三Fさんの即興のマイムを通して、思い、夢をおもい、なんだか幸せな心持ちになりました。

こころのこもった序文。
ことば。ものがたり。
ブログすきわ草子のブログへの序文を変えました。
「近江八景のひとつ、勢多(瀬田)の唐橋のほど近くにある数寄和大津の日々の物語をつづります。」
芭蕉様の句碑の多い近江。芭蕉様の愛した近江。石山駅では、芭蕉様の像が、雨の日も、風の日も、立っておられます。
皆さま、数寄和大津へは、勢多(瀬田)の唐橋を渡ってきてくださいませ。

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☆直子姫のトキメキ御殿☆
「久保直子です☆彡 声のしごと やってます♪」
http://bokunaoko.cocolog-nifty.com/naokohime/
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by 555sukiwa | 2009-09-27 13:50 | ふるさと | Comments(0)

建部大社 船幸祭 2009

今年も良い天気でした。
みんなが、健康で幸せでありますように。
氏神様、宜しくお願い致します。

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花火

どん。 どん。
どん。

はなびがね、
きれいだね。
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by 555sukiwa | 2009-08-19 13:19 | ふるさと | Comments(2)

建部大社 船幸祭

一昨年は、手すきの紙と遊ぶ展に御出品していただいた作家の方々と楽しみました。
昨年は、若山卓「像(かたち)」展の初日でした。
毎年8月17日は、建部大社の船幸祭で、花火が楽しめます。

船幸祭は、随分と前に映画のシーンにも撮られたこともある美しいお祭りです。
お神輿が瀬田川を下ります。そして、花火があがります。
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花火。子どもの時から、見続けている花火ですから、懐かしい思い出が、いっぱいあります。
滋賀には、琵琶湖がありますから、夏のあいだ、あちらこちらで花火があります。
昔観た、北の方の花火。
真っ暗闇のなか、ただ大きな花火だけがありました。

京都では、16日が大文字の送り火。
(今年は、うふふ♪の催しもありますので、近いうちにお知らせしたいと思います。)
そして、大津では、17日船幸祭。
どちらも、よいお天気でありますように。

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追伸
夏は、瀬田の唐橋東詰にある、かき氷・ソフトクリーム・アイスキャンディーのお店にぜひ!感動ものです♪
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by 555sukiwa | 2009-06-24 13:12 | ふるさと | Comments(0)

建部大社 春祭り

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今日は、氏神建部大社様のはるまつり。
子どもの頃は、4月15日と日にちが決まっていました。
なるべく多くのかたが、お祭りを愉しめるように、緑の日となりました。

朝から、参拝。
なんと、御宮参りのご家族とあいました。
「良い日ですね」とお声をかけ、お神輿の前で家族写真のシャッターを押させていただきました。

神様の懐の大きさ。
神様にお仕えされている神主さまは、お祭りの日でも、お生まれになった氏子のお宮参りをお引き受けされるのです。なんだか、良いタイミングにお参りに行けて嬉しい限りです。
仏様にお仕えされているお寺さんも、懐が大きくないと出来ません。
こういう方々のお陰で、うちの氏神様ですとか、うちの菩提寺ですと、笑顔で言えるように思います。
感謝。

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美味しい御馳走を食べれることも、感謝!!

建部大社夏祭り(船幸祭)は、8月17日です!
前日、8月16日は京都大文字送り火です!
ぜひ、おこしやす!!
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by 555sukiwa | 2009-04-29 12:48 | ふるさと | Comments(0)


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