すきわ草子


「急がば回れ」勢多の唐橋に程近い数寄和大津の物語をつづります。
by 555sukiwa
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海のうえの空。山の上のそら。―空がある。空があるということ。―

空があるって、気づいたのは、何歳のときだろう。
朝の光。夜の闇。
空からやってくる朝。
空からやってくる夜。
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とりが
空を飛んでいるすがたに あうと
いっしゅん
こころが
空色になって
わたしも とんでみたいとおもう
とおくにみえる山をみていると
きっと そらに近いから 
そらのとりや
そらのほしが 
ちかくにみえるようにおもうから
やま のぼりたい
のぼりたい やま
やま のぼろう
のぼろう やま

やま のぼると 
とりの声が ひびいてる
やまのあさ やまのあさのあいさつ
やまにのぼると
ほしの光が 透けている
やまのよる やまのよるのあいさつ

おはよう
おやすみ
ひとのわたしのあいさつ
(やま おはようって いおうよ)
(やま おやすみって いってよ)

やま そらとわたしの おやすみに かこまれた よる の むこう
やま そらとわたしの おはように おこされた あさに ひかりを いっぱい うけた やま
とりのこえが ひびきわたる やまの あさの ひかりの なかの わたし(あ)

石の住処の山。ころころと転がりながら、山のしたへとおりてきます。
石の話、石山アートプロジェクトについて、ブログすきわ草子に書きながら、ず―っと、石について考えていたので…
…詩のようなものを書きたくなりました。(笑)
いろんな石がある中で、人それぞれ絵に描きたい石が違うように、なぜか、その人の魅かれる石があるようです。相性でしょうか。なんなのでしょうか。
もちろん、偶然であったのですが、描くということ、つまり関わりが石と描く人の間に生じます。描いた人には、その石と関わったことで、特別の意味が生じてくるのだと思います。

鳥も、空も、山も、みる私がいて、私にとっての、鳥であったり、空であったり、山であったりするわけです。

描くこと。そのものをよくみて描くこと。また、ことばは、その言葉をなんども心にひびかせながら書くこと。人って、関わること、つまりコミュニケーションをとりたいのですよね。
ぜひ、数寄和(すきわ)のギャラリーへもみなさま、足を運んでください。

数寄和(すきわ)
http://www.sukiwa.net/
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by 555sukiwa | 2010-09-29 19:08 | ひと | Comments(0)

誰が好きですか?小鳥も子象も、おかあさんのようです。

まどみちおさんのぞうさんの詩では、おかあさんですね。
「ギャラリーへ行こう」では、誰が一番好きですか?という項目のアンケートをとっていません。
さて、あなたの好き??
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チクチクの松の葉があるなかに、鳥の巣。親鳥の知恵を思いますね。
もし、自分が鳥だったら、何処に巣をつくることでしょう?
もし、自分が鳥だったら、何の鳥かな…?なんて、想像します。

さて、質問です。
誰が一番好きですか?
この一月以内に出会った人の中で誰が一番好きですか?
これから一月以内に一番好きな人に出会いますか?
何が一番好きですか?
食べものの中で一番好きなものは何ですか?
その食べ物は、一人で食べるときと、誰かと食べるときと味は同じですか?
何処が一番好きですか?
夏の風景の中で、一番好きなところは何処ですか?
何処へ旅に行きたいと思いますか?
何処で住んでみたいと思いますか?
最近、泣いたことは、ありますか?
どうして泣いたのですか?
人を泣かせることは、ありますか?
それは、どんな時ですか?
今まで生きてきたなかで、一番幸せに感じたときはいつでしたか?
これから生きていくなかで、一番幸せに感じるであろう出来ごとは、どんなことでしょうか?
音楽は好きですか?
どんな楽器が登場する音楽が好きですか?
映画は好きですか?
どんな俳優が登場する映画が好きですか?
詩は好きですか?
どんな時に、詩を好きだと思いますか?
絵は好きですか?
どんな絵がお好きですか?
これから好きになるといいだろうなというものは、ありますか?
新しく何かを好きになるためには、どんな工夫が必要でしょうか?
あなたの一番好きな人の好きなものは何ですか?
あなたの一番好きな人は、あなたの一番好きなものを、好きですか?
それは、最初からでしたか?最近のことですか?
あなたの一番好きな人の好きなものを、あなたは好きですか?
それは、元々でしたか?それとも、好きになってきたのでしょうか?
さて、一番楽しく答えられた質問は何でしたか?
また、一番時間をかけて、答えた質問は何でしたか?
さて、あなたの一番好きな人に、これらの質問をしてみませんか?
さて、あなたは、あなたの一番好きな人の、(これらの質問の)返答を想像することができますか?
また、あなたの一番好きな人は、これらの質問をどんな風に感じる人でしょうか?
また、あなたの一番好きな人も、好きな人に、同じように質問するでしょうか?
もし、しないとしたら、それはどうしてでしょうか?
もし、あなたが最初から質問を考えて、一番好きな人に質問するとすれば、どんな質問をしますか?
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数寄和からのお知らせです。
☆夏季特別企画 「ギャラリーへ行こう」☆
美術作品との出会いは人生を豊かにしてくれます。
美術館、博物館で名品を鑑賞するのも幸福な時間ですが、
気に入った絵画を手許に置いて時折眺めるのは至福のひとときでしょう。
一度ギャラリーへ出掛けてみませんか?
個性豊かな作品の中から、あなたの大切な一点が見つかるかもしれません。

詳細につきましては、数寄和(すきわ)ホームページをご覧いただけますと、幸いです。
http://www.sukiwa.net

☆お知らせのお知らせです☆
滋賀のピアノ弾きマツタケダイスケさん♪
ピアノソロ木曜ライブを、バールムジカ・ティオ(滋賀・大津)にて♪
詳細は、マツタケダイスケさんのブログpura vida!をご覧くださいませ♪
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by 555sukiwa | 2010-08-11 14:13 | ひと | Comments(0)

「中世の影と光」 アイヌール・キュチュキュヤルチュン展がはじまりました。

チャーミングなアイヌールさん。今展では、トルコの伝統的影絵「KARAGOZ」カラギョズを題材に制作されました。ご自身の絵の中に出てくる可愛い靴を履いて、いざ、オープニングパーティーへ♪
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日本で、初めての展覧会。
アイヌールさん、愛妻家のご主人のエルダル様といつもご一緒です。
実は、この可愛い靴は、ご主人のエルダル様からのプレゼント♪
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アイヌールさんと数寄和大津ギャラリーの出会いは不思議で、
ご主人のエルダルさんは、「縁ですね」と言って下さいます。

写真を観てもおわかりいただけますように、とてもステキなご夫妻です。
この魅力的なご夫妻のお知り合いは多くオープニングパーティーにもたくさんの方々が足を御運びいただきました。
また、たくさんお花のプレゼントがありました。

ご友人と共に、お花と共に、そしてご主人と共に、そしてご自身の絵とともに、笑顔のアイヌールさん♪

f0203477_1591165.jpgアイヌールさん手作りのお料理の並んだ温かなオープニングパーティー。
心を込めてお客様をおもてなしするのは、トルコも日本も…きっと世界中共通することなのでしょう。
アイヌールさんの御蔭でトルコの文化に触れることが出来ました。
着物姿の方々とお話ししながら、日本文化の良さを再認識させていただきました。




アイヌールさんが、日本を好きと言って下さる心が響き、この展覧会を開催させていただきました。
今日の出会いを大切に出来たら良いなと感じます。
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アイヌールさんの作品をたのしまさせて頂いた数寄和大津の新旧スタッフ。
久しぶりに皆で集まったので、記念写真を撮りました!
たのしい語らい後の記念写真は、カメラが並ぶ梯子があって出来あがりました~♪
どうぞ愉快な写真を皆様もお楽しみください。(笑)


ぜひ数寄和ギャラリーに足をお運びいただければ…と思います。そしてスタッフにお声をかけてくださいませ。

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by 555sukiwa | 2009-12-13 15:14 | ひと | Comments(0)

日本画家の森山知己先生のおはなしのお知らせです。

☆ART GARDEN Gallery Talk☆ 
9月25日(金)森山知己 「日本画ってなぁに」
☆高梁市発足5周年記念展「近代日本美術の精華」高梁市成羽美術館☆
11月8日(日)森山知己「日本美術の楽しみ方」
…詳細は、森山知己先生のホームページをご覧くださいませ。

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♪画像は、森山知己先生と若手作家の直海香先生です(数寄和大津ギャラリーにて)♪


…森山知己先生のホームページを拝見すると、いつも、何だか気になる為になる記事が書かれています。

森山先生は、お話のたいへん上手な方です。
なんだか、先生のお人柄が出た温かみのあるお話ぶりに、大きく納得してしまうのです。
先生のホームページを拝見すると、ギャラリートークの案内がありました。
きっと、素敵なお話が、聴けると思いますので、お知らせいたします。


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♪画像は、 (左から)日本画家森山知己先生、日本画家三輪真先生、日本画家山下和也先生 です。(数寄和大津にて)♪

ギャラリートークに興味のある人も、ない人も、まずは、森山知己先生のホームペーを、ご覧下さいね。
日本画についての、魅力的な記事がたくさんあります。
http://plus.harenet.ne.jp/~tomoki/
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by 555sukiwa | 2009-09-17 17:36 | ひと | Comments(1)

バッハとジャズと、懐かしのレコード・ジャケット

レコードのジャケットで解るんです。
素敵な洋服を着ている音楽は、聴いてみる価値があるのです。
…あっ!表具と一緒ですね!

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何だか最近、ジャズっています。安田南のCDだけでは飽き足らず、ジャズのCD売り場へ引き寄せられています。
懐かしいジャケットがコンパクトになって並んでいます。
ジャック・ルーシェのプレイ・バッハも懐かしい。ジャケットに描かれたピアノの鍵盤を見ながら、昔はなんとジャケットを気にしながら、音楽と出会ったり、関わったりしたのかしら??と思います。

いいジャケットには、必ずいい音楽がありました。
実は、良い音楽には、必ず拘りのジャケットが着せられていたのですね。つまり、表具と一緒ですよね。良い作品には、良い表具を!!(あ~、そうなんだ!素敵なものと素敵なもの。素敵だから素敵なもの。一人頷いています!)

私は、楽器では笛が好きです。笛って、身近でもあり奥の深い楽器です。
絵本「おんがくねずみのジェラルディン」レオ・レオニ作 谷川俊太郎訳には、笛を吹けるようになったネズミさんが、出てきます。興味のある方は、どうぞ。

もうすぐ、笛吹きであり京都・バッハ・ゾリステン主宰の福永吉宏先生のバッハのコンサートがあります。どうですか、笛を聴きませんか?

☆京都・バッハ・ゾリステンHP
http://kbs.inter-art.gr.jp/
☆フルートコンサートは、10月15日 デュオ・ヘルムート・レゾナンツ~ロンドンのバッハを聴く~

久しぶりのジャズ・バッハ・・・時はたってCD。
福永先生に聴かせていただきました。…こんなに素敵なものがあるんですよ。…こんなに素敵な人がいるんですよ。
こんなことを言える人は素敵なのです。福永先生から素敵な人と素敵な音楽を教えてもらいます。先生から惚れ惚れと聴いた人の名前は実に多いです。まず人ありきのようです。だからカッコよく感じるのでしょう。
音楽を愛し、バッハを愛し、良い演奏家を愛し、良い楽器を愛し、音楽仲間を愛し…
…福永吉宏先生、カッコいいですね。

数寄和が関わる絵描きさんも、惚れ惚れと実に多くの絵描きを、人の名前を、いう人がおいでです。(格好いいわぁ~。)

愛する演奏家がいる演奏家。愛する絵描きがいる絵描き。そんな人たちが良い演奏を聴かせてくれ、良い筆さばきを観せてくれるのだと思います。…まぁ、そのせいで、私のお財布は年中、軽いのですが…(笑と…ためいき?)

☆表具の仕事について、数寄和HP雑感をよろしければ、ご覧頂けると有難いです。
http://www.sukiwa.net/sukiwazakkan/image/2009/082301/index.html
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by 555sukiwa | 2009-08-27 15:15 | ひと | Comments(0)

違いを感じ取る心

「人は、一人です。」「人は独りです。」
孤独とは、自分の思うことを語ったり、心を通い合わせたりする人が一人もないことを言います。

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伝三Fさんのパントマイムを観る前に、私は、伝三Fさんの師匠のヨネヤマ・ママコさんのパントマイムを実際に観る機会がありました。
垢ぬけたマイム。艶がありました。華麗な動きがありました。

伝三Fさんのマイムにも、艶や垢ぬけたイメージの強い作品もあります。
けれど、伝三Fさんのマイムは温かさが際立っているように思います。
伝三Fさんにしか出来ない伝三Fさんのオリジナル・マイム。

海を越えて来た文化・芸術がこの日本で熟するのに、どれだけの時間や、そして、どれだけの本気の人が必要だったのでしょうか。
見えない嗚咽や、聞こえない罵声や、そのような事柄も含め舞台が成り立っていると思うのは、若輩者の私だけではないことでしょう。
映画「天井桟敷の人々」を観ていても見えない嗚咽や聞こえない罵声を感じます。
こんな事を考えると人生は、孤独であるとも言えます。
しかし、本当にそうなのでしょうか。もう少し心を使って考えたいと思います。
人は、なぜ孤独を感じるのでしょう。
なぜ、独りなのでしょう。

もしも、人が「ひとり」でなく「二人」であり、とっても幸せで満足なら、織姫と彦星のように、生産的な活動(仕事)が進まなくなるからかも知れません。時間と生産活動のしくみから、逸れることになりかねません。生産性のある活動を取り戻すため、一年に一度だけあうことになった織姫と彦星。星もまた、時間との関わりで、巡っています。
星の世界にも似た人間模様というような様々な関わりにより、「人は一人」を可能にし、生産的な活動(仕事)が、出来るのかも知れません。

マイムには、古代ギリシャ語のミーモス(真似る、模擬する)という意味合いがあり、やはり、身体でお喋りする為には、真似ることが大切なことのようです。
真似ることで、相手の心を感じ取ったり、相手と自分の違いを感じ取ったり、相手の良さを感じ取ったり出来るように思います。

幼い頃、お習字をされた方や、ピアノのレッスンをされた方も真似ることから、始められたと思います。お習字やピアノだけではなく、書道や華道、茶道とそれぞれの道のつくものも真似ることから、始まります。
数寄和に関わりのある日本画の基礎に、模写することがあります。これも真似ることです。
真似る事は、其々を会得する為にも大切な事ですが、何よりも「人は独りである」という感じ方から解き放たれ、「人は一人である」へと進むプロセスのようにも思います。
違いを感じ取る心・違いを認める心があって「人は独りである」ではなく、「人は一人である」と言えるように思います。
師匠と弟子。親と子。学び終え、巣立ちます。さらなる一期一会を目指してー。


8月に伝三Fさんのパントマイムが、京都国立近代美術館であります。

☆お知らせ
パントマイミスト伝三Fさん
ジャズピアニスト 金谷こうすけさん
ちこんき(蓄音機)ディレクター 川村輝夫さん
8月16日京都は岡崎、近代美術館にて
「パントマイムと手巻き蓄音機、そして展覧会の絵」

詳しくは、下記をご覧ください。
http://www.momak.go.jp/Japanese/education/2009/purattoKinbi.html

★すきわ草子の記事「伝三Fさんのパントマイム」。ご覧いただけますと幸いです。
http://www.sukiwa.net/otsu/otsubbs/news/2009/070301/index.html

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by 555sukiwa | 2009-07-29 13:48 | ひと | Comments(0)

伝三Fさんのパントマイム

プラっときんび
~なにがあるかな? 京都国立近代美術館~
「パントマイムと手巻き蓄音機」のお知らせです。

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パントマイムを、ご存知ですか?
手振り身振りなど、身体を使って伝えたいことを表現します。

意外に身体はおしゃべりなのです。
悲しい時には頭を下げていたり、
人と顔を合したくないと横を向いてたり、
疲れたときは寝ころんでいたり、
何か感動した時には、片手で人の肩を叩きながら、片手で何か感動したモノを指さしていたり、
お友だちと別れるときにバイバイすることも、身体表現ですね。

言葉を使わず気持ちを伝えることは、毎日の生活でも多くあります。
パントマイムは無言劇ともいいます。

さて、風船を膨らませるときに、口はどんなカタチになっているでしょう?手は?目は?身体全体は??
パントマイムでは、風船を膨らます振りを、まるで風船があるように演じるのです。
身体を使ったごっこ遊びであったり、ものまねであったりと楽しいのです。
そこから、プロは少し違っていて、お話があります。(そうです。無言劇です。)
風船を膨らましておしまい!ではなく、伝えたいお話があるのがプロの凄いところです。

例えば、ワンちゃんが風船を膨らませず、ニャンちゃんに風船を渡し膨らましてもらい、喜んで受け取ろうとすると、風が吹いて、風船が空に飛んで行きます。空を飛ぶ風船を観ながら、ワンちゃんとニャンちゃんは、なんだか楽しくなって、飛んでいく風船に手をふり、一緒に笑い出すのです。
と、こんなふうにストーリーがあります。
これを二人で演じることもありますが、一人で演じることも多くあります。

パントマイミストである長い付き合いのある伝三Fさんが、
数寄和大津に遊びに来てくれたときの帰り…
何度となく手を振っていた伝三Fさんが、走ってきたトラックの影に隠れたかと思いきや、
トラックを使って演技。(笑)
伝三Fさんは、そろそろ瀬田の唐橋の上あたりかな?と思いながら、クスクス思い出し笑いした一日でした。
こんなふうにパントマイムは、たいへん面白いのでシアワセな気分になるのです。
ぜひ、皆さんも機会があれば、パントマイムを楽しんでみてください。

☆お知らせ
パントマイミスト伝三Fさん
ジャズピアニスト 金谷こうすけさん
ちこんき(蓄音機)ディレクター 川村輝夫さん
8月16日京都は岡崎、近代美術館にて
「パントマイムと手巻き蓄音機、そして展覧会の絵」

詳しくは、下記をご覧ください。
http://www.momak.go.jp/Japanese/education/2009/purattoKinbi.html
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by 555sukiwa | 2009-07-03 14:09 | ひと | Comments(0)

聴かせてよ 愛の言葉を

西宮は古い歴史のある町です。
伝三Fさんのパントマイム「蜘蛛の糸」を西宮の桂ロマン亭で観させていただきました。
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えべっさんで知られる西宮神社が土地の名まえの由来となっている西宮。古くから宿場町としてまた灘の生一本で知られる灘五郷の中心地として栄えてきた町です。
日本料理の桂ロマン亭さん。伝三Fさんのパントマイムがあるということで、HP訪問をさせていただいて、すきわ草子でも、随時ご紹介してきました。女将さんといい、お店といい、お食事といい、とっても満足。それでは、いざ「蜘蛛の糸」へ。

地獄。こどもの頃、地獄の画を見ながら、一瞬でも痛いに決まっているのに、ずーっと針の山を歩き続けるなんて、絶対いややぁ!とか、血の海も気持ち悪くて絶対嫌だとか、鬼に意地悪されるのも嫌だとか、真っ暗闇の世界いやだぁ!とか、四方山思ったものでした。
良い子でいよぉ~、嘘はダメ!!地獄に行かないためには、強く良い子でいるのが一番です。
(大人だからこそ、嘘も方便のときもありますね。臨機応変。最近もそんな優しさに触れました。)

伝三Fさんが、今なら、この身体なら、演じられると思われた蜘蛛の糸。どうゆう意味なんだろう?と、ずっと考えていました。
この伝三Fさんは天井から逆さま吊るしをダンスのパフォーマンスと共に演じておられたこともありました。
…原始人。ストリッパー。大学教授。宅配の人。失恋した人。色々思い出します。
思い出しながら、なんと様々な人たちが、人と関わりながら、泣いたり、笑ったり、怒ったりしながら、演じる伝三Fさんのスポットライトを受けて、その人生があったことでしょう。
それぞれの人が、この瞬間を生きていたことでしょう。
伝三Fさんのパントマイムに登場したひとたち。

蜘蛛の糸。初めて、こんなに、関わらなくってよいの??と感じる人を演じておられました。暗闇(地獄)は関わらない心がつくるって、伝三Fさんの蜘蛛の糸。
「いいやんいいやん、悲しい時は泣いたら、いいやん!」伝三Fさんのマイムの原点です。
でも、暗闇の中を演じきれたのは、どうしてなんでしょう?
悟ったのですか?伝三Fさん!

いやいや、この日、私は、こんな間(ま)、最高やな!っと思う間合いを感じました。

地獄に落ちるような生き方しか出来なかったけれど、一匹の蜘蛛を殺さずに助けたという、ただ一つのよい行いをした人にお釈迦さまが極楽から蜘蛛の糸を垂らされました。誰とも関わらず、光のある方を目指し、進んでいるかどうか解らない地獄という暗闇を歩き続けていた人に、極楽の蜘蛛の糸が垂れ下がってきたのです。助かりたいと願い、必死に登り始めると、他の地獄の住人たちも上ってきます。地獄の住民同士は、関わったことのない、関係のない人たちです。
自分だけ助かりたいというのは、浅ましいでしょうか?
お釈迦様は、たいへん、えらい方です。悟った方です。
お釈迦様なら、自分のすべきことだけを見て、後ろから上ってくる人を、どうぞ!と思われたでしょう。いま、この蜘蛛の糸を必死に上ろうとしている人は多くは悪事、ただ一つ蜘蛛を助けたことだけが良いことなのです。
しかし、もう既に身体は無いのに、どういうことでしょう。
自分一人の重みでも、細い蜘蛛の糸が切れるのでは?と思い込んだ暗闇の人。
死んだことも悟っていないようです。
あらあら、やはり極楽からの蜘蛛の糸が切れました。
この地獄と、そう変わらないようにも思う現実の世界を生きる私たちにとって、お釈迦様が悲しそうなお顔をされているのを感じ取るのには、間(ま)が必要でした。
偶然ですが、この日のライブでは、関わることの大切さをフリーアナウンサーの久保直子さんから、教えていただきました。
何故か直ぐに出なかったお釈迦様の悲しそうなお顔。すぐに出なかったお釈迦様の悟った言葉。
(この偶然の間合いが、伝三Fさんならではのマイム、関わることの大切さを伝えてくれるマイムの豊かさに通じているように感じたのが、長く見続けてきた私の特権だったのなら最高です!)
久保直子さんは、直ぐに出ないお釈迦様の悲しそうなお顔よりも悲しそうな顔をして、公演が無事に終わり帰る観客に「ごめんなさい!」っと愛の言葉を投げました。
なんてなんて直ちゃんってキュートなんでしょう!私、とっても感動しました。あんな素敵な人間味のある間合いがあって、さらに愛の言葉を聴けるなんて!さすがはアナウンサーですね。そして血の通った人ですよね!
伝三Fさん!今なら、そう、今だからこそ演じられたんですね!伝三Fさん、多くの人と関わりながら生きてきましたよね。マイムの中の人も、現実の人も。(こんな私とも関わってきてくれました!)
そう、血の通う人だから、悟ってなくてもよいのですね。
そして暗闇の中にいなくていいのですね。泣きたいときには泣いてもよいのですね。
今度、伝三Fさんのマイムを観るのはいつでしょう?
伝三Fさんのマイムを観ることが、ますます楽しみになったのは、いつもとは違うマイムの蜘蛛の糸、いつもと同じ伝三Fさんのマイム。う・ふ・ふ♪

西宮、桂ロマン亭さん、伝三Fさんのマイム、そして、なおちゃん!
多くの人と会いました。なんだかとっても贅沢な一日となりました。
有難うございました。
・・・それから、Mちゃん、ありがとう!

桂ロマン亭さん
http://www.katsuraroman.com/

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by 555sukiwa | 2009-05-17 14:35 | ひと | Comments(2)

とまと(赤茄子)

伝三Fさんのパントマイム「蜘蛛の糸」
西宮の桂ロマン亭で、5月16日夕方6時からあります。

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マツタケダイスケさんがお越しになられました。
天井桟敷についてから始まり、詩について、音楽について、気になる映画について、日本画についてと話すこと、2時間半。
音楽の音の求め方に近い話ぶりとお互いなっていて、言おうと自分の中で探し求める言葉がノイズなしで形が少しずつなくなっていきます。音楽的言葉は…形が消えるのでありました。
マツタケダイスケさんのブログuna corda(http://jiri2.jugem.jp/)に書かれているe-radio「KEIBUN MUSIC AROUND」5月6、13、20、27日(水)10:20~10:30 放送予定が気になっていましたが、数寄和にラジオがなく、聴き逃していました。
マツタケさんと話しながら、あと2回、ぜひ、聴こうと思いました。皆様も、ぜひ、聴いて下さいね。
お腹が減ったので、今朝石山駅の商店街の朝市で買ったトマトを一緒に食べました。おススメのトマトだけあり美味しかったです。
幼稚園のとき習ったトマトのうたをトマトを見るといつも思い出します。
♪上からよんでもとまと、下からよんでもとまと。♪
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映画「天井桟敷」、谷川俊太郎の「モーツアルトを聴く人」、そして、伝三Fさんの「蜘蛛の糸」。天井桟敷の人々の芝居を上からみている芝居の世界。天上の音楽ともいえるモーツアルトの音楽。そして地獄から天へと昇る蜘蛛の糸。
上から見る世界、下から見る世界。
とまとのように、同じようでもあり、違うようでもあります。

ぜひ御覧いただきたいパントマイム。伝三Fさんの「蜘蛛の糸」の公演については、西宮の桂ロマン亭さんに詳しい情報があります。
http://www.katsuraroman.com/
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by 555sukiwa | 2009-05-13 16:16 | ひと | Comments(0)

音色

滋賀のピアノ弾きマツタケダイスケさんのコンサートは、
5月30日滋賀県立びわ湖ホール小ホール午後6時半からあります。
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「ヘンデルの音いろ」というタイトルのフルートとチェンバロのコンサートを聴きに、大阪へ行ってきました。素敵なコンサートでした。
バッハの200曲に及ぶ教会カンタータを20年の歳月をかけて完奏された京都バッハゾリステンの福永吉宏先生のフルート演奏によるヘンデルの音いろ。福永先生は、自分の生きているこの瞬間の積み重ね方の凄い方だと思います。演奏もお人柄が出ており大変楽しいコンサートでした。

私はリコーダーが好きですので、ヘンデルのリコーダーのCDを好く聴きます。
あのキース・ジャレット が伴奏のヘンデルのCDなんです。
キース・ジャレット というとJAZZだと思うのですが、
音楽の世界に国境はない?というか、
ヘンデルの音楽とキース・ジャレットの音楽は相性が良いです。
マツタケダイスケさんが、JAZZもクラシックも、
自由自在にピアノで演奏されることも頷けますね。
5月30日が楽しみです。
武満徹さんのリタニを聴けることも楽しみですし、マツタケさんの新しい曲、大変楽しみです!
皆様も、どうぞ、コンサートへ出かけましょう!
詳しくは、マツタケダイスケさんのブログ「una corda」を、どうぞ!!
http://jiri2.jugem.jp/
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私の愛する大阪の詩人倉橋健一先生が、昔、クラシックのアルバムに推薦文を書いておられたことを、ふと、思い出しました。
言葉の世界の人が書かれた音楽への道しるべ。言葉の世界の人だからこそ、音楽について言葉で伝えておられました。

作家の方々や数寄和の仕事が、皆様の心に沁みるような言葉かけをできるよう、いい音楽をきき、良書を読み、そして展覧会へ足を運びながら、力を蓄えております。どうか長い目で見ていてください。
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by 555sukiwa | 2009-05-10 12:54 | ひと | Comments(2)


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