すきわ草子


「急がば回れ」勢多の唐橋に程近い数寄和大津の物語をつづります。
by 555sukiwa
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好いか

数寄和の東京展は、斉藤典彦先生の新作「しぐれの」がご覧いただけます。
暮秋から初冬にかけて通り雨のように降る雨や雪、そして涙ぐむことを「しぐれ」と言い、
空中で溶けかかり雨とまじって降る雪や、かき氷に蜜をかけたものを「みぞれ」と呼びます。
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縁側はポカポカ陽気。
場が美味しさを増しますね。
好いか。数いか。スイカ、アマイカミズクサイカ…。(うん?)
佐藤春夫の秋刀魚の歌が、サンマの季節に期待し愉しませてくれるのですね。あの詩は哀しいのですが。
で、今日はスイカ。
これから、初夏。かき氷もソフトクリームも寄っといで♪(すき和 あ)
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by 555sukiwa | 2009-04-30 14:41 | 美味 | Comments(2)

建部大社 春祭り

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今日は、氏神建部大社様のはるまつり。
子どもの頃は、4月15日と日にちが決まっていました。
なるべく多くのかたが、お祭りを愉しめるように、緑の日となりました。

朝から、参拝。
なんと、御宮参りのご家族とあいました。
「良い日ですね」とお声をかけ、お神輿の前で家族写真のシャッターを押させていただきました。

神様の懐の大きさ。
神様にお仕えされている神主さまは、お祭りの日でも、お生まれになった氏子のお宮参りをお引き受けされるのです。なんだか、良いタイミングにお参りに行けて嬉しい限りです。
仏様にお仕えされているお寺さんも、懐が大きくないと出来ません。
こういう方々のお陰で、うちの氏神様ですとか、うちの菩提寺ですと、笑顔で言えるように思います。
感謝。

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美味しい御馳走を食べれることも、感謝!!

建部大社夏祭り(船幸祭)は、8月17日です!
前日、8月16日は京都大文字送り火です!
ぜひ、おこしやす!!
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by 555sukiwa | 2009-04-29 12:48 | ふるさと | Comments(0)

マツタケダイスケさんと藤居本家さま

マツタケダイスケさんのコンサートへ行ってきました。

藤居本家さんのけやきの広い空間。
春とはいえ少し肌寒かった小雨模様の日。
マツタケダイスケさんのピアノの音がしっとり心に沁みました。

滋賀といえど、大津とは、違う瓦、違う空間、違う風景がそこかしこに在るのを目にしながら、電車にゆられ、久しぶりに出会えた元スタッフメンバーと一緒に、マツタケダイスケさんのコンサートへ行きました。

さすが、蔵元。藤居本家様。
大きな建物です。
ここに初めて来させていただいたのは、1年位前になったマツタケさんのJAZZコンサート。
思えば、マツタケさん、髪型もかわり、今回はソロコンサート。
これからの活動がますます楽しみの滋賀出身のピアノ弾きだけのことは、おありです!ぜひ、皆さんもマツタケダイスケさんにご注目を!!


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酒蔵を見学させていただき、美味しい日本酒もいっぱい試飲させていただき、私の選んだこのお酒!(ちなみに私は7年寝かしたお酒をお土産に購入)を片手に、愉しい楽しい一日となりました。
日本酒。これは、身体が温まります。やはり手塩にかけて育てた米から出来ているお酒です。日本人に合います。
マツタケダイスケさんの音楽も、心の温まる演奏です。
顔も知らないけれど、音楽を通じて友情を深めておられる方の曲も1曲弾かれました。
音楽には、そんなところがあります。沁みてきます。心に響く素晴らしい一言と同じぐらいに沁みます。日本人に合った飲み物である日本酒と同じぐらいにほろ酔い気分になります。沁み入った心で、酔うなんて、贅沢ですね。幸せは、こんな所にありますね。

☆マツタケダイスケさんのブログuna corda
http://jiri2.jugem.jp/
マツタケダイスケさんのコンサート5月30日びわ湖ホールも、ぜひ、聴きにいきたいと思います。

☆藤居本家様のHP
http://www.fujiihonke.jp/
けやきの広い空間では、マツタケダイスケさんのコンサートだけではなく、色々なコンサートがあるようです。美味しい日本酒も楽しみです。

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by 555sukiwa | 2009-04-27 16:41 | おと | Comments(4)

わすれなぐさ

わすれなぐさ  ウィルヘルム・アレント 上田敏訳詞

ながれのきしのひともとは、
みそらのいろのみづあさぎ、
なみ、ことごとく、くちづけし
はた、ことごとく、わすれゆく。


騎士ルドルフは、ドナウ川の岸辺に咲くこの花を、恋人ベルタのために摘もうと岸を降りました。
しかし、誤って川の流れにのまれたルドルフは最後の力を尽くして花を岸に投げます。
「私を、忘れないでください」という言葉をベルタに残して死にました。
ベルタはルドルフの墓にその花を供え、彼の言葉を花の名にしたそうです。



桐の花 白き露台より 北原白秋  参考「花の詩(天来書院発行)」

君には似つれ、
見も知らぬ少女なりけり
仏蘭西のみやび少女がさしかざす勿忘草の空いろの花

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by 555sukiwa | 2009-04-25 15:11 | ことば | Comments(0)

日本画家斉藤典彦先生のサイは「斉」なのです。(松尾芭蕉と)

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「旅人と我名よばれん初しぐれ」松尾芭蕉
伊賀への4度目の帰郷に際して創作された作品を集めて一巻とした「笈の小文(おいのこぶみ)」の句(出立吟)です。芭蕉死後、大津の門人乙州によって編集されて出来あがったものらしいです。
 この旅は、亡父三十三回忌の法要に参列するため、そして売れっ子芭蕉にとって門人の要求に従って行った面もあったようです。1687年(貞享4)10月江戸深川を出発し、鳴海、保美、郷里伊賀上野、翌年には、伊勢参宮、吉野の花見、高野山、和歌浦、そして4月8日奈良に到着し唐招提寺に参詣。大坂、須磨、明石…と長期に及ぶのものであったようです。
大津滞在は、5月中頃からであったようです。「五月雨に隠れぬものや瀬田の橋 芭蕉」

(笈の小文から)
百骸九竅(ひゃくがいきゅうきゅう)の中に物有…(『荘子』に身体を「百骸九竅六臓という」とあります。身体の中に物(心)があります。)からはじまります。

…西行の和歌における、宋祇の連歌における、雪舟の繪における、利休の茶における、其貫道する物は一なり。…とあります。

…像(かたち)花にあらざる時は夷狄にひとし心花にあらざる時は鳥獣に類ス。夷狄を出、鳥獣を離れて、造化にしたがひ、造化にかへれとなり。(森羅万象に美を見出さないのであればそれは未開人のようなもの)…とあります。

「旅人とわが名呼ばれん初しぐれ」は、初時雨も近そうな気配で、道々「旅の人」と呼ばれる境涯を味わうには格好の季節のような意味ですので、野ざらし紀行の「野ざらしを心に風のしむ身かな」(野ざらしのシャレコウベになり果てるのも覚悟の私に秋風が吹き心底しみ入るのような意味)とは、また違う心持ちだったようです 。
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斉藤典彦 「古今に遊ぶ」展では、百人一首を題材とした作品を展示致しました。
本歌取り・枕詞などの作法による和歌の詠まれ方と、目の前の情景をそのまま描くのではなく、経験した記憶の集積を重ねて作品化する制作の方法が非常に親しいものであり、そして日本の絵が「絵画」として自律して作られるのではなく、それらの詞との重層的な関係を保ちながら作られ続けてきた側面があると考えています。現代にも密かに流れ続ける日本的な‘何か’を描こうとする斉藤典彦先生。
芭蕉の句「旅人と我名よばれん初しぐれ」に触発され新しく制作された作品。
現代日本画家斉藤典彦先生の画の旅は続きます。
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皆様も、どうぞ、展覧会へと足をお運びいただき、画を観て愉しんでいただき、お江戸に、東京に、旅のさまざまな風景にと、お遊びいただければ幸いです。

詳しくは、数寄和HP http://www.sukiwa.net/index.html
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by 555sukiwa | 2009-04-24 14:08 | かたち | Comments(0)

ジヲカキテ言葉ヲショクス 其の三

さざなみや志賀の都はあれにしを
むかしながらの山ざくらかな
平忠度(「花の詩(天来書院)」より)

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さざなみの(志賀の都の枕詞)、志賀の都(天智天皇の大津の宮)は荒れてしまったのに、むかしながらの(長等山にかかる)山桜は咲いていることよ。このような歌です。

作者の平忠度(たいらのただのり)は、平清盛の弟で、平安期歌人でした。

「行きくれて木の下かげを宿とせば花やこよひの主ならまし」
一の谷の戦で戦死したおりに、忠度の箙(えびら)に結び付けられた文を取ってみたところ、この歌が書き付けられていたと伝わっています。

忠度の歌には、怒りも哀れも突き抜けて、何とか自分が捉えたいもの・繋がりたいものへと思いを馳せながら、すべてを包み込もうとした心があるように思います。

梅の花夜は夢にも見てしがな闇のうつつのにほふばかりに(忠度集)
恋ひ死なむ後の世までの思ひ出はしのぶ心のかよふばかりか(新拾遺)

ブラジルから来られた方に、桜の印象をきくと、すぐ散って驚いたと言われます。
日本の花。日本人の美意識。
それまでは、花と言えば梅だったのに、花と言えば桜になった時代。
潔く散る花、桜。花に心を通わせて、在るうた。

ブログ「吉備高原の季節」に美しい山桜の画像がありました。
いつも美しい自然の画像があるブログです。
http://kibikougen.blogspot.com/
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石楠花が美しくすきわ庭に咲いています。
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by 555sukiwa | 2009-04-20 14:35 | ひと | Comments(2)

蜘蛛の糸 伝三Fさん


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パントマイム。台詞ではなく身体や表情で表現する演劇。

パントマイムというと、私は長い付き合いの伝三Fさんを、まず思い浮かべます。
チャップリン。マルソー。バロー。そして伝三Fさんの師匠でもあるヨネヤマ・ママコさんを思い浮かべます。
清水きよしさんも思い浮かべます。

パントマイムの神様・沈黙の詩人と呼ばれたマルセル・マルソー(1923年3月22日 - 2007年9月22日)。
マルソーは、チャップリンを見て、俳優を志したそうです。
そして、サラ・ベルナール劇場の中のシャルル・デュランの演劇学校に入門します。ここで、ドゥクルーに師事します。映画「天井桟敷の人々」のバチスト役のバローもまたドゥクルーの生徒でした。
マルソーは、バローが立ち上げた劇団に参加しましたが、その後バローが映画を中心とした活動になったため、パントマイムを追求するために離れます。マルソーはピエロを現代化したビップを演じて沈黙の詩劇を目ざします。


パントマイムの神様マルソーが影響を受けたという、サイレント映画の喜劇王チャップリン(1889年4月16日 - 1977年12月25日)。世が、トーキー映画に移行する中、パントマイム芸こそが世界共通語だと疑わなかったチャップリンには、確固たる信念があったようです。チャップリンは彼の放浪者のイメージが声で崩れることを恐れたとされます。
映画「街の灯」。全編にわたり初めて効果音を伴うサウンドをつけました。


…浮浪者の男はある日、盲目の花売りの娘と出会い一目惚れしてしまいます。
彼女は落とした花を拾ってくれた浮浪者の男がお金持ちの紳士だと思い込みます。
浮浪者の男は病気の彼女の為に働き出し、家賃と目の手術代を渡し握手をすると、その場を立ち去ります。
浮浪者の男は、無実の泥棒の容疑で捕まってしまいました。
時は流れ、刑務所から出た浮浪者の男が、とぼとぼと歩いていると目の治った花売りの娘と再会します。
そのまま立ち去ろうとする浮浪者の男に彼女は哀れみから花と小銭を手渡そうとします。
その時、男の手を握った娘はこの浮浪者こそが大切な人であったことに気づくのです。…

言葉で表現できないもの、ありますね。
パントマイムだったから、表現できた「愛」。伝わる手のあたたかみ…。

伝三Fさん!
「蜘蛛の糸」の公演のお知らせ、有難うございます。
パントマイム。無言劇。伝えたいおもいを言葉ではなく身体全体で表現できるマイム。
練り込んだ蜘蛛の糸、どうなったでしょうか。楽しみにしています。
「蜘蛛の糸」を観させていただけることも、お会いできることもです!
公演後は、いつも通り、握手しましょうね!

桂ロマン亭様HP http://www.katsuraroman.com/

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by 555sukiwa | 2009-04-19 15:52 | ことば | Comments(0)

ピアノ弾きマツタケダイスケさんのコンサート

4月26日午後2時ピアノソロライブ藤居本家様けやきの大広間
5月30日午後6時半ピアノコンサート滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール
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マツタケダイスケさん。お元気ですか?
いよいよコンサートまで、10日となりましたね。
数寄和のスタッフも、マツタケさんのピアノを聴けるとたいへん楽しみにしております。
スタッフが「忙しい時、マツタケさんのピアノソロアルバム『una corda』を聴くと落ち着き、仕事が捗る」と言っておりました。
不思議な力がありますね。マツタケダイスケさんにもマツタケダイスケさんの音楽にも。
数寄和は、主に日本画の作家の方々と御縁がありますが、作家の方々とマツタケさんは、なぜかすぐに親しくなっておられますね。自然の中の暮らしや、人にとっての自然な暮らしを意識しながら制作されている日本画の作家の方々と、ふるさと滋賀に戻って音楽をつくっているマツタケさんが、親しくなるのは当たり前のことなのかも知れませんね。

より多くの人が、マツタケさんの演奏を聴いてくださることを願いつつ祈りつつ、マツタケダイスケさんのブログ紹介をしておきたいと思います。
言葉が足りないといけませんので、若山さんと山下さんのブログもご紹介しておきたいと思います。

♪マツタケダイスケさんブログuna corda♪
http://jiri2.jugem.jp/

☆若山卓さんブログカラスときこり
http://wakayamataku.gunmablog.net/
(記事タイトル ・ギャラリートークの後)

☆山下和也さんのブログよもやま解体新書
http://blog.goo.ne.jp/kazuyajack/
(記事タイトル ・静聴せよ!(それは三島由紀夫)他)
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by 555sukiwa | 2009-04-16 13:36 | ひと | Comments(0)

以心伝心・カタチの考察 続

玉ねぎ。
思い出すのは、友だちの話。
玉ねぎを今まで好きでなかったのに、
友だちが玉ねぎが好きだから、なんだか気になりだす。
そして、知らないうちに好きになっている。
そんな関係の人がやっぱりホントの友だちなんだと思う。
(My友人談)
そんな事ばかりが人生のような気もします。
誰だって好きな人の好きなモノって気になりますよね。

桜が日本の花であり続けるのは、友だちであれ、恋人であれ、
家族であれ、好きな人が好きな花であったから…そこから始まり、思い出や想いがいっぱいあって、日本の花さくらは日本の花さくらであり続けているような気がするのです。

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金平糖を乗せた紙には、天来書院さん発行の花の詩から、桜の中のどれにするか考え、筆を持ちました。数寄和流おもてなしです!

春はどこまできたか
春はそこまできて桜の匂いをかぐはせた 
萩原朔太郎
と書きました。

金平糖と一緒に、さくら茶を飲みました。

そう、カタチの話でした。
魅力のあるカタチも、また、招く側の思いを伝えるものでもあります。数寄和で展示させて頂いたそれぞれのカタチ。
作家の方々の思いや思い出をお聞かせいただき、
そして展示中に思いや思い出が一つまた、ひとつと増えながら、数寄和の今日があります。

今年の桜。
思いや思い出となり、一昨年よりも、もっと好きになっている今日の私が居ます。
来年、観る桜は、今年までの想いや思い出とも出会わせてくれることでしょう。さらに来年の思いや思い出も重ね合わせながら。
そして、作品(カタチ)も、また、思いや思い出を重ね合わせながら、魅力が増すことでしょう!!
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by 555sukiwa | 2009-04-15 18:36 | かたち | Comments(0)

以心伝心・カタチの考察

心奪わるもの。
心癒されるもの。

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美しい日本の春の花、桜。今年の桜にも、たくさん思い出ができました。
花はどうして、美しいのでしょうか。そして何故、みんな撮りたがるのでしょうか?
こうやって桜を撮ってみて思うのですが、同じ桜でも、一人一人観ているところが違うのですよね。似ているけれど違う。桜のピクチャー。
違うけれど頷く、日本の花。
「美しいね!」「うん!!」(美しさに言葉がなく、ただ、ただ、うなずくのでした…)

言葉にならない感動ってありますね。
絵画も音楽もそうですよね。言葉がなくても、人に伝わるものがあります。
言葉にならない言葉を言葉にすること、それが文学ですね。
詩や小説。言葉にすることで、人に伝わるものがあります。

ユリ目ヒガンバナ科スイセン属の水仙。
ワーズワースの詩「水仙」。
ワーズワースの詩と生体分類の文章を読みくらべる機会が中学生の頃にあったことを思い出しました。
ちなみに、この詩は、妹と旅したときに出会った水仙の群を、書いたようです。(妹と仲良しなんて、宮沢賢治みたい!)

谷また丘のうえ高く漂う雲のごと、
われひとりさ迷い行けば、
折りしも見出でたる一群の
黄金(こがね)色に輝く水仙の花、
湖のほとり、木立の下に、
微風に翻りつつ、はた、踊りつつ。(田部重治訳より一部抜粋)

このような詩なのですが、どうでしょうか?
ユリ目ヒガンバナ科と言われても、、、うーん、あの水仙の香りを思い起こせず、やはり詩ってステキ!!っと思った中学生の私でした。今は、ユリ科は香りの好いものが多いのね!っとも思いますが、人の心を揺さぶるのは詩ですね。ワーズワースの感動が感動を呼ぶというところでしょうか。

水仙の花言葉には、神秘があります。
言葉による感動。言葉にはならずことばではないカタチで伝わる感動。うごめいているものを捉えること。カタチにすること。理想のカタチ。魅力あるカタチ。
カタチにしたいもの。感動が伝わるカタチ。

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ギリシャ神話。水に映った自分の姿(カタチ)に恋した美少年ナルキッソスの想いは、応えがなく、そのまま憔悴して最期を迎えます。そして、水辺でうつむきがちに咲くスイセンに生まれ変わります。スイセンは水辺であたかも自分の姿(カタチ)を覗き込むかの様に咲くのです。

中国。仙人は、天にあるを天仙、地にあるを地仙、水にあるを水仙。という言葉があり、そこから、日本でも水仙というようです。

春の訪れとともに咲く水仙は、海外では希望の象徴であるようです。

さて、あなたにとっての水仙の魅力は?
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by 555sukiwa | 2009-04-15 14:15 | かたち | Comments(0)


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