すきわ草子


「急がば回れ」勢多の唐橋に程近い数寄和大津の物語をつづります。
by 555sukiwa
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ほとけさま (…そして聴こえたアイラブユー♪その7)

西国十四番札所総本山三井寺のご本尊御開帳のチラシを大津市歴史博物館でいただいておりました。
如意輪観音座像様のゆったりした表情にこちらも無駄な力が抜けます。
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美術館や博物館で拝見させていただき、その時代や、その仏像について知識を頂けること、とても有難いことです。
そして、仏様を仏様として大切にされてきたお寺で、お会いする仏様の存在感。その場とその存在感。
現代の私たちは、仏さまを、美術館・博物館で楽しみ、お寺でもお会いでき、なんと豊かな時代を生きているのでしょう。
日本の豊かな自然。旅なかで、美味しくいただかれたであろう三井寺名物の力餅は、柔かで優しいお味です。このお味も、電車や車を使って移動する現代の私たちも楽しむことができます。同じではなくても歩いた旅人の気持ちを思いながら楽しむこともできます。何故なら人には、「おもう」ことや、想像力があるからです。

三井寺のご本尊の如意輪観音坐像は、平安時代の仏様です。
この平安時代には、国風の芸術が発展しました。
奈良時代に唐より仏教と共に伝来された画巻から、料紙(和紙を美しく加工したもの)を使い、源氏物語絵巻のような絵巻物へと変身したようです。
貴族の住まいでは、屏風や簾で、部屋が変身しました。
仏画を飾られる日もあります。仏画では無く、他の画の掛物の日もあります。その時々に合った画が飾られます。
細やかな場の設定をし、取り合わせをする感性。
先人の感性に学びたいものです。
掛物、花鳥風月。そして仏さまも美しいのです。

今年は、滋賀(近江)の紅葉をたくさん味わいました。
美しい色の変化を楽しみながら、少しずつ秋が深まることを楽しむことが出来ました。
ミホミュージアムの「若冲ワンダーランド」の道中での紅葉。
大津市歴史博物館の「湖都大津 社寺の名宝展」の道中での紅葉。
石山寺のもみじライトアップ。そして三井寺へと紅葉を味わいました。
私ども数寄和の「手すきの紙と遊ぶ」展や、これまでの展覧会。日本の四季の美しさには、「わ」する心を育て愉しませてくれる力があるようです。

さて、ほとけさまっているのでしょうか。
仏像のほとけさま、仏画のほとけさま、目に観えないものが、カタチとなっています。どうしてでしょうか。

すてきな本があります。
「サンタクロースっているんでしょうか?」と幼い女の子の質問に応えた新聞記者の社説が本になっています。サンタクロースがいてくれた方がクリスマスは楽しいですね。

悲しみや苦しみの無い世の中だとよいのですが、生きている私たちには、悩みがいっぱいあります。
ゆったりした御顔の仏さまとお会いしてココロが明るくなること。ココロに光が射すこと。
仏さまがいて下さると世の中が明るくなるのですね。
難しく考えることも無いですね。

ぜひ、美術館へ博物館へ、自然のなかへ、出かけましょう。
そして、数寄和へも、お立ち寄りくださいませ。
数寄和ギャラリーの壁面には、現代の作家が制作した作品が展示されてあります。
作品に、光を感じる色、そしてカタチがあります。
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by 555sukiwa | 2009-11-30 16:40 | ふるさと | Comments(1)

石山寺のもみじライトアップと「手すきの紙と遊ぶ」展

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石山寺の奉納音紀「九音九成」の第七夜、祈響の鬼鼓と紅葉を楽しみにスタッフと出かけました。
石山寺から見る月は木々の隙間から遠くに観え、凛とした輝きがありました。



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石山寺は、多くの石段があります。柔かな提灯の光が足元を照らしていてくれます



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石山寺は、紫式部ゆかりのお寺です。
源氏物語五十四帖の巻の一つの紅葉賀。紅葉の舞うなか、光源氏は青海波の舞を舞います。…

源氏物語千年紀では、光源氏役をされた和迩信子さん。
石山寺の九音九成で、奉納音に合わした衣装をお召しになられた御姿、たいへん美しかったです。
いよいよ今日は第八夜、明日は最終第九夜です。

石山寺からの御帰りには、石山駅前「でんや」さん。美味しい季節の食べ物や、お酒がいただけます。
最後のデザートには、美味しいきな粉のかかったわらびもち。おススメです。

数寄和の手すきの紙と遊ぶ展もいよいよ今日で終了日となりました。

出品作家の方々とのご縁で来て下さった方々、手漉きの紙に魅かれてきて下さった方、そして手すきの紙と向き合い制作して下さった作家の方々、有難うございました。どうぞ、これからも宜しくお願い致します。f0203477_1152169.jpg
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by 555sukiwa | 2009-11-28 14:28 | すき!和 | Comments(0)

すきわ草子とギャラリーと、そして鬼柚子と

今春から、ブログ版すきわ草子を始めました。
滋賀(近江)・大津や美術・日本画・表具・手漉きの紙などの魅力を発信させていただいております。
書き込んでいただいたコメントを拝見し、「わ」の広がりを感じます。

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初めて、すきわ草子にヒットしたからと、お客様が来て下さいました。これまでギャラリーのイメージは、奥で人が黙って座りこんでいるようなものだったようです。
じっくりと作品を観て下さり、色んな話に耳を傾けてくださり、有難うございました。
丁度、この夏、神戸で意気投合したM女史も「手すきの紙と遊ぶ」展を観にきてくださいました。
ブログすきわ草子も欠かさず、読んでいてくださるようです。
有難うございます。
M女史から、メールをいただきました。
若い作家の方々の手すきの紙に描かれた作品を拝見しながら、エネルギーをいただきましたとのことです。
瀬田の唐橋界隈の町並みの魅力に驚いたご様子で嬉しい限りです。

アンテナ張っていた人が、すきわ草子の記事の何かに心動かして、足を運んでくださいました。
どこに?滋賀(近江)・大津へと、数寄和大津へ…♪
なにに?美術・日本画・表具・紙へと…♪

紙の魅力を感じて数寄和に入社してくれた深嶋さんと話し合いながら、今展への運びとなりました。本社への鬼柚子、大津へも持って行きたいからと言ってくれたそうです。画像は、そのような鬼柚子です♪数寄和ホームページにこの子の兄弟が載っています。

数寄和が皆様に益々愛されるよう、ブログすきわ草子からの発信、これからもがんばります。ぜひ、コメントしてください。
そして、足を御運びください。お気に入りの絵がありましたら、ぜひぜひ、お買い求めください。生活空間で、活かされるように制作された作品群です。食べ物がカラダの栄養になるように、絵はココロの栄養となります。

どうぞ、宜しくお願い致します。


☆お知らせです。
♪岡山は天満屋さんでは、日本画家の森山知己先生の展覧会が開催中です。阿吽の寅の絵、桜の絵…と素敵です。
会期:平成21年11月25日(水)~12月1日(火)
詳しくは、森山知己先生のホームページ
http://plus.harenet.ne.jp/~tomoki/

♪同じく岡山倉敷では、大野麻里さんの鳥展その2が始まります。可愛らしい鳥の絵です。
会期:2009年11月27日(金)~12月10日(木)
蟲文庫(むしぶんこ)さんにて。

♪朗読家の馬場精子さんの出演される朗読会のお知らせです。
♪♪「エデンの東朗読会」~童謡の里で懐かしい物語を~では、宮澤賢治の作品と新美南吉の作品。
11月29日(日) 午後1時30分開場
♪♪京都は藤森神社の朗読会は、「~あなたに贈る~ 小さなドラマと不思議なドラマ」日時:12月6日(日)午後2時開演
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by 555sukiwa | 2009-11-25 12:20 | 美観 | Comments(3)

手すきの紙と遊ぶ展 数寄和大津にて (後)

若手日本画家の織田涼子さん、高田学さん、中原麻貴さん、
伴戸玲伊子さん、若山卓さんによるギャラリートーク♪ 前半(伴戸玲伊子さん、若山卓さん、中原麻貴さん)よりつづきです♪

f0203477_17512651.jpg高田学先生。
高田先生は、箔を貼った作品群を制作してくださいました。
手すきの紙の肌の素晴らしさを、女性の肌に喩えられ、日頃の仕事よりも手間暇がいらなかったと、聞き手の私もが嬉しくなりました。高田先生は、世界中の女の人を味方にしました♪




f0203477_17521393.jpg織田涼子先生。
二種類の手すきの紙を前に、制作工程をあれこれ工夫して下さったお話を聞かさせていただきました。
手すきの紙ならではの発色のよさ。
お花の作品群。手すきの紙ならではの吸い込み方・たまり方が、葉などの表現に活きましたと丁寧にお話いただきました。



f0203477_17525497.jpg手すきの紙展初日では、
思わぬプレゼントを持って登場して下さった中原麻貴先生。
数寄和本社の深嶋さんも思わずニンマリ♪









f0203477_1753191.jpgすごーい!!でしょ♪

手すきの紙と遊ぶ展は、11月28日までです。
石山寺のもみじライトアップは、11月29日までです。
どうぞ、足を御運びください。





☆数寄和本社であった手すきの紙と遊ぶ展記事もぜひご覧ください。
http://www.sukiwa.net/index.html
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by 555sukiwa | 2009-11-22 17:57 | すきわ日和 | Comments(0)

手すきの紙と遊ぶ展 数寄和大津にて  (前)

若手日本画家の織田涼子さん、高田学さん、中原麻貴さん、
伴戸玲伊子さん、若山卓さんによるギャラリートーク♪
f0203477_1735213.jpg伴戸玲伊子先生。
良い紙というのは、何もしなくても美しいと感じたとお話いただきました。手すきの紙の肌を活かそうと余白を意識し制作された椿の絵は品があります。
そして、クリスマスの絵。寒い冬にも籠ることなく、クリスマスがあることで、世界との繋がりを感じますね。




f0203477_17371235.jpg 若山卓先生。昨年の夏に「像(かたち)」展での木の作品群。観る人に圧倒的な迫力がありました。
木に描く時の激しさとは違った向き合い方になるようにと思いながらも、制作がはじまると薄い手すきの紙とにも変わらない情熱で向き合っていましたとお話いただきました。手すきの紙には個性があり、それに向き合う事の面白さについても触れていただきました。日頃から付き合いのある馬の作品を描いてくださいました。





f0203477_1739799.jpg中原麻貴先生。
描きたいものとして、風に自然と揺れるモビールの糸の存在があり、手すきの紙は意外に強く、自分の制作方法にも耐えてくれるとお話いただきました。モビールの糸を意識した作品群です。

☆後半(つづき)がありますので、宜しくおねがいします。

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そして、さらに…
若山卓先生の像(かたち)展のギャラリートークで、相方をして下さった山下和也さん。
ブログでは早速手厳しいギャラリーへのアドバイス。いつも有難うございます。そして、私たちのささやかなる抵抗のお楽しみ画像です~♪
…なぜか疲れておる若者が…、いや、探偵か… …?…?

若山卓さんも、ギャラリートークについての記事をブログにアップされています。
☆カラスときこり
http://wakayamataku.gunmablog.net/
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by 555sukiwa | 2009-11-22 17:46 | すきわ日和 | Comments(1)

はしる車の窓からみていた琵琶湖の風景

「日本画表現の可能性」成安造形大学ギャラリーアートサイトにて21日迄。
「手すきの紙と遊ぶ」数寄和大津展の出品作家高田学様にお会いしました。
21日は、手すきの紙と遊ぶ展出品作家によるギャラリートークもございます。
手すきの紙と遊ぶ展の詳細は、数寄和ホームページをご覧ください。

ギャラリートークでは、織田涼子様、高田学様、中原麻貴様、伴戸玲伊子様のお話が伺えます。
若山卓様も来て下さるとか♪
若手日本画家の皆さまのお話、とても楽しみです!どうぞ、宜しくお願い致します。

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はしる
とまる
はし…る…

みた景色とみせたい景色と
ピンボケショット

大つぶの雨の日には、
世界中るるる…音痴かな

ぶるるん ぶるるん
ぷるるん ぷるるん

世界が二重にみえる日に
空にクジラが浮かんでいて
ゾウが海から鼻を出し

ぶるぷるるん ぱるばるるん
ゾウの鼻ッパの音がひびきわたる

(あ)

☆近江国は、琵琶湖のその頃の呼称をそのまま国の名にしたようです。
淡海(あはうみ、あふみ)と書いたとも、
近淡海(ちかつあはうみ)とも呼んだとも言われます。
琵琶湖は、鳰海(におのうみ)ともいわれました。
鳰とは、かいつぶりのことで、県鳥でもございまする。
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by 555sukiwa | 2009-11-19 14:48 | 近江 | Comments(0)

リンゴの花びらが風に散ったよな

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昨日は、久しぶりにカラオケに行きました。
クリスマスもカラオケも日本の一つの文化となり定着しています。
カラオケに初めて行ったのはいつのことでしょうか。
最初はあまり好きではなかったのですが、カラオケにはカラオケの好いところがあります。

まず、面と向かって真剣な話がしづらい、けれど、コミュニケーションを図りたいときに、自分の好きな歌を披露し合えて、お互い一歩近づけるカラオケが文化として定着するには、時間がかからなかったように思います。

昔は、働きながら歌っていた(民謡など)のですから、人には歌いたい気持ちが本来あるように思います。
悲しい時に寄り添ってもらったり、元気をもらうことも、励まされることもあるでしょう。

歌には、東京があったり、大阪があったり、京都があったりと、土着性が強くある場合もあります。これも、やはり歌が生活を土台に生まれてきたからとも言えそうです。

昨日は、臨川先生の個展を拝見しに行きました。

いつも先生の真剣な筆さばきを観て思います。
先生みたいに書けるようになるかな?
広島で先生の書を観た時にー
その場に先生は居なかったけれど、いつも観ている先生の書がありました。
不戦の誓いと書かれていました。
あ~先生が居るわぁ~と作品を観ながらにっこりしちゃいました。

f0203477_1621680.jpgその後、カラオケに行きました。
皆に請けのいい演歌の苦手な私。歌姫美空ひばり様の歌を2曲うたいました。
リンゴ追分と悲しい酒です♪
リンゴ追分から…♪りんごの花びらが風に散ったよな…なんと抒情的な歌詞!と思います。
悲しい酒から…♪酒場って、どこをいうのかな?と思いつつ、別れ涙の味がするって大人の味だよねと頷きます。
(もう一曲好きなうたを歌ったさ。大好きな○○○の歌さ♪請けは悪かったさ。)

クリスマスには、ケーキを美味しく食べます。
筆を持ち、そしてマイクを持ち、ケーキのローソクに火をつけ、記念写真をとり、
少し不思議な感じもしますが、昭和から平成を生きている私たちの文化を楽しんでいます。





……リンゴの花びらが風に散ったよな… … …
日本には何かを、例えば悲しみなどの感情を、風景として感じ取れる気持ちや感性があるように思います。
日本の絵(画)や書に、そのような感性を観ることができるように思います。


11月21日からは、石山寺は、もみじライトアップが始まります。数寄和大津では、「手すきの紙と遊ぶ」展が始まります。
どうぞ、足を御運びください。
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by 555sukiwa | 2009-11-16 16:13 | かきぞめ日和 | Comments(2)

そして、聴こえたアイラブユー♪ その6

なぜ、紙は発明されたか?
なぜ、文字は発明されたのか?
なぜ、織物はつくられたんでしょうか?
…人って、愛しい存在なんですよね♪
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現在、数寄和では、「手すきの紙と遊ぶ」展が開催されています。
さて、数寄和の拘りの一つである紙。
子どものころ、紙の発明は古代中国の4大発明の一つだと知りました。感動モノでした。
4大発明には、一つは、火薬。私は、花火がすきです。
一つは、羅針盤。方位磁針は、磁石の作用を用いて方位を知るための道具であり、旅の御伴ですね。
一つは、紙。紙とは、植物などの繊維をくっつけ合わせ、薄くたいらにしたものを指すようです。
一つは、印刷。紙などの媒体に文字や絵、写真などを再現するための技術です。

中国から、仏教とともに伝来された、さまざまなもの。
文字。白川静先生のお話をお聴きしたことがあります。
言葉は持っていたけれど、文字の無かった日本。
記録すること。記憶すること。遠い人にも伝えること、後の人にも伝えること。文字って人に必要ですよね。(ご飯と同じぐらい必要なのです♪)
文字を残す、紙。何かを伝える、残すのは、文字だけではありません。絵の存在。
紙は、平らですから、遠い人にも伝えること、後の人にも伝えることが、可能です。紙には、大きな大きな象やクジラを描けます。大きなままにも、大きく見えるようにも描けます。技術が必要になってきますね。
紙は、折りたたんで運べます。折りたたむと、おり線のところが傷みます。象の鼻のところでは、象が可哀想なので、折らずに巻きます。巻くとペッチャンコになります。それでは、どうしましょうか。
巻物(縦のものが掛物)を、良い状態で保つ技術が必要となってきます。

さて、平らなものは、紙だけではなく、織物も平らです。
まるで、マーガリンとバターみたいですが、紙が植物性でしたら、絹は動物性です。
絹、シルクロードが浮かびます。多くのモノ(文化・芸術・技術)がシルクロードを通って、伝わりあいました。多くの人々の生活が成り立ちました。
人は、生きていくなかで実に多くのものをつくり出しました。
織物。紙。羅針盤。道。そして、他の生き物との付き合い方。
つまり、生き方・生活の仕方をつくり出してきたということでしょうか。
大きな象を大きく見えるように描くこと、此処は草原ではないのですが、草原にいるように描くこと、光のなかにいる象を描くこと、絵描きの仕事です。けれど、絵描きだけの仕事ではありません。色が美しくみえる為には、多くの工夫が必要です。平面で表現されている日本の画には、実に多くの努力があります。
この絵描きの仕事がうまくいくために、工夫された紙や絹があります。その紙を漉く紙職人の技術。その絹を織る職人の技術。人ってなんと愛しい存在でしょうか。
目の前に在る美しいものは、多くの愛しい存在が関わり、出来ているのです。

モノづくりをする人の、その人のつくり出す美しさに感動したり、その人の人間臭さに感動したり…
それを伝えようと、一緒に楽しもうとする人の、その人の在り方…つまり、時に格好よかったり、実にオタオタしていたり…その人間味に感動したり…人って愛しい存在です♪

どうぞ、数寄和の「手すきの紙と遊ぶ」展へ、足を御運びください。さらに良い仕事になるように、感想をお聞かせください。
そして、日本の美しく愛おしいものを後の時代の人へ伝えましょう♪
(歩こう♪歩こう♪アイラブユーの気持ちを持って、歩こう♪歩こう♪♪ つづく… …)

☆数寄和ホームページ☆
http://www.sukiwa.net/

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THE EXHIBITION: TESUKI NO KAMI TO ASOBU - Play with Japanese traditional handmade paper   

I hope you will enjoy the exhibition and feel the potential of Japanese paintings
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by 555sukiwa | 2009-11-11 16:28 | すきわ日和 | Comments(0)

手すきの紙と遊ぶ展 TOKYOにて

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「手すきの紙と遊ぶ」展。まず、東京から始まりました。ご存知のように、数寄和のこだわりのひとつである手漉きの紙。
日頃、ギャラリーに展示されている作品の多くは、この手すきの紙を使って制作されたものであり、一人ひとりの作家の方々が、その時の制作に合った手すきの紙を選ばれます。
そして、今展は、数寄和にご縁のある、手すきの紙とこれから向き合っていこうという若手作家の方々のグループ展です。
さて、初日は、ギャラリートーク、詩人の田中庸介さんと作家の方々のトーク、オープニングパーティーと盛りだくさんの催しでした。
若手作家の方々のお話は、制作に対する真っ直ぐな気持ちがあり、数寄和スタッフも背筋が伸びました。
田中庸介さんの視点を通した絵、若手作家の方々とのトークでは、作家・作品がクローズアップされて、楽しいものでした。詩人の愛する絵。絵描きがこだわった何か。
ギャラリートークに参加していただいた作家の方々と田中庸介さん。そして吉田加南子先生も数寄和東京にお越しくださり、輪の広がりを感じます。
作る人と見る人、また、場や時が大きく関わりながら、作品が、育ちます。
展覧会は、始まったばかりです。
どうぞ、足をお運びください。

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f0203477_18164973.jpg後記というのではなく…富士山が新幹線からみえたので、付録文です♪

十三夜の日に
本社スタッフへメールを送る。
作家にメールを送る。
懐かしのスタッフにメールを送る。
「今宵は十三夜ですよ。」
あなたにおくる、糸電話のような、もしもしメール。
…恋しかるらん、今日の月影。

新幹線の窓から、富士山がみえる。ガラスのこっちと外が何かで、つながるということ。
メールでふじさんと打つと絵文字が出た。
不二山とも書くという富士山が、在る。私を広がる景色へとつなぐ山と、そして絵文字!!
そう、京都と東京をつなぐ、新幹線の旅なのだ!!
…東京の空をみた。東京には空がないと言った智恵子さんをおもう。ほんとうの空をおもう。目の前に在る、空をおもう。
…東京の、空。東京の。月をみていたあなたの気持ち
―をおもう。
空に橋かけた日。

(「智恵子は東京に空が無いといふ」 ―高村光太郎 智恵子抄 あどけない話から)
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by 555sukiwa | 2009-11-08 12:10 | すき!和 | Comments(0)

そして、聴こえたアイラブユー♪その5

大津歴史博物館では、「湖都大津 社寺の名宝」展。
滋賀県立近代美術館では「伝統と革新 日本画の時代」展。
どちらも11月23日迄です。
「ジパン具」展(11月8日迄です。)で、日本画家の及川総子さんとお会いしました。
数寄和大津に来て下さった及川さん。
ジパン具展の、及川さんの制作された長い平押し紙(六寸×六尺)に描かれた作品を拝見し、離れてみたときの作品の存在感について話しながら、日本画の余白や、光と闇、そして空間へと話が弾みました。
及川さんと、またお会いできる日を楽しみにしながら、時間があれば行きたいとお聞きした「湖都大津 社寺の名宝」展へ、行ってきました。(報告です♪)
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仏像や仏画の魅力ってなんなのでしょうか。
仏像では、いわゆる良いと言われるものは、なんだか脱力感があるように感じます。昨年、大阪市美術館「三井寺」展でも展示されていた如意輪観音菩薩坐像の美しさ。脱力しながら、芯はあり…穏やかで落ち着いているカタチです。観ている私の心も穏やかになります。
「湖都大津 社寺の名宝」展では、何度みても脱力している満月寺(浮御堂)の木造聖観音坐像や、数寄和大津から徒歩2分の建部大社の木造女神坐像と、観あきないカタチは、芯はあるのですが、必要以上の力が抜けてゆったりとしています。

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何かを願うときに向き合う像が、ゆったりしていることは、大切なことのように思います。
このゆったりした落ち着きの中に、観ている側の心が動くスペース、つまり余白のようなものがあるのではないでしょうか。
時間の流れをゆったりとするような、そのようなものが、この落ち着きのあるカタチの中に、あるように思います。

…向き合う仏像(仏様)は、観る私を観ておられるのではなく、心臓のドキドキの速さを聴いておられるのかも知れません。…落ち着いたほうがいいよ…落ち着いたね…みたいに…(笑)




余韻。余白。力を抜くこと。空間。日本の感性。古き良きもの、新しき良きもの…さまざまなことを感じながら、歩こう♪歩こう♪(つづく…)
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by 555sukiwa | 2009-11-05 20:01 | すきわ日和 | Comments(1)


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