すきわ草子


「急がば回れ」勢多の唐橋に程近い数寄和大津の物語をつづります。
by 555sukiwa
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お喋り?無口?咲く花のように

花が、膨らむ
花が、咲く
季節の中の、いのち。
―すきわ庭だより
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花の蕾は、無口に見えています。
咲く日には、おしゃべりが聴こえてきそうです。
三人寄れば…??
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は、百合の花。」
と、美人の喩え。
牡丹は、樹木。芍薬は、ボタン科の多年草。
冬の間、芍薬の姿を見ることはありません。
目に見える、いのち。咲く花。
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「好きな花は、なんですか?」
「それは、どうしてですか?」
と、訊かれたら…

「花は、好きです。」
「懸命に、咲いているから。」
と、答えようと思う。

シアワセについて尋ねられたら、
「最近、よく笑っています♪」
と、応えたい。

咲く花のように、笑っていたい。
咲く花のように、わらっていよう。

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芥川龍之介の「蜘蛛の糸」は、児童雑誌「赤い鳥」に掲載されました。
その時代(大正の頃)より、子どもたちは、このお話の世界を、どのように感じ取ったのでしょうか。
あの世(極楽と地獄)。そして、この世。
光と闇。

わたくしは、大人になって、馬場精子さんの朗読による「蜘蛛の糸」と、伝三Fさんのパントマイム(無言劇)による「蜘蛛の糸」を愉しまさせていただきました。

馬場さんは、邦楽楽器による音響を入れて、語りの世界で蜘蛛の糸の世界を届けてくださいました。

伝三Fさんは、ご自身が地獄の底にいる一人の男をパントマイムで演じ、白い仏画を取り入れた世界を届けてくださいました。

同じく「蜘蛛の糸」から、触発されて新たにつくる世界「作品」。作り手であり、おくり手でもある「人」によって、実に様々です。おそらく観る側であり、受け取る側である「人」もまた、様々でありましょう。

数寄和ギャラリーに展示させていただく平面作品。
日本画の題材のひとつである花もまた…
作り手であり、おくり手である作家により、様々です。
まるで、一人ひとりの笑顔がちがうように♪
だからこそ、つくる人も、観る人も、楽しいのかも知れませんね♪

付記
鳥鳴花咲
―とりなき、はなわらう―
古来中国では、「咲」は、笑う(わらう)の意のようです。
「笑う」には、花のつぼみが開くという意味や、果実が熟して皮がさけるの意味があります。

♪お知らせです♪
ピアノ弾きマツタケダイスケさん。この春、出来たてのアルバムには、私の大好きな「niji」という曲も入っていてます。
ジャケットには、広がりのある海の写真が使われていて、マツタケダイスケさんのセンスの良さが感じられます。
光のなかの音楽です♪きらきら輝いていて、幸せ気分になりますよ♪
詳細はマツタケダイスケさんのブログpura vida!で、どうぞ♪
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by 555sukiwa | 2010-04-29 14:30 | ことば | Comments(0)

光のなかの華やかさ・光のなかの清らかさ

日本画家小泉淳作先生が描かれた天井画「双龍図」のある建仁寺さん。
建仁寺・西来院さんで、宮澤賢治の「やまなし」、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」を朗読で楽しみました。
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花は、陽ざしを浴び、華やかに咲き誇ります。
数寄和大津ギャラリーにも、時々、遊びに来てくれる朗読家の馬場精子さん。
先日の展覧会「薄氷 及川聡子展 絹に描く1」にも、もちろんお越しいただきました。
馬場精子さんの朗読による「やまなし」と「蜘蛛の糸」を聴きに建仁寺・西来院さんへと行きました。

上方からの光。そのような存在を感じる二つの作品。
お庭を見ながら、自然光を取り入れたままで、朗読と邦楽を味わさせていただきました。

光のいっぱいある、あの世。
真っ暗な、あの世…。
あの世とは、どういう処でしょうか。
この世で無いのが、あの世なのでしょうか。
天と地獄の間が、この世なのでしょうか。

真っ暗な地獄へと、天から垂れ下がってきた「蜘蛛の糸」。
光の方へと、蜘蛛の糸を登っていく地獄にいるひと。

日向(ひなた)と日陰(ひかげ)。光と影。
どちらも、この世に在る言葉ですね。

「やまなし」では、2枚の幻灯の映し出す世界があります。
恐い処へと行ったお魚。恐い存在のカワセミ。美味しいお酒になるであろう、やまなし。
いのちといのちの関わりを思うと、光と影を感じますね。
この世にある、光と影。
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朗読と邦楽を楽しみ、西来院さんを後にすると、舞子はんの姿をみつけました。
可愛らしい舞妓はんの後姿は、やはり可愛らしく感じます。
舞妓さんは、裏である後姿も美しいのですが、
花は、光を向き咲きますので、裏からみる花は、あまり美しく感じません。
日本の文化のひとつ、華道・生け花は、どうでしょうか。
いける花の足元の美しさと花の向きについて、熱心に教えていただいたお華の先生の言葉を思い出します。
いのちをいかすということを教えてくださったのだと思います。
人の知恵の結晶である文化。
生きている間に、活かせることが多くあるように思います。

先日、筆を持って、短冊に書いた八木重吉のことばを、ふたたび書きたくなりました。
「綺麗な桜の花をみていると、そのひとすじの気持ちにうたれる」
ひとひらの花びらも、蕾も、それぞれ、いのちのカタチ…。
比べることの出来ない、どちらも愛しいカタチです。
どちらも描けるように、なりたいものです。

そのようなことを一心に思っていると、
ちいさないのちに会います。
みぃつけた♪♪おもわず笑顔になります♪♪



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by 555sukiwa | 2010-04-26 16:11 | かたち | Comments(1)

本屋さんに入ると、本と人に出会います。

あっ!白川静先生のご本がある…
あっ♪吉田加南子先生もご執筆されたみたい…
「生誕100年記念白川静読本(平凡社)」が出版されています。
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紅葉のような手。
赤ちゃんの手をそう呼ぶのは、どの時からだろう。
進化の過程で、手を自由に使えるようになったひと。

さて、手をどう使いましょうか。

白川静先生のなされたお仕事、質の素晴らしさ、そして量も含めて、凄いと感じる…いや、唸る人も多いことと思います。
本屋さんで、あっ!と思い、手にしました。

吉田加南子先生のご執筆された4ページをまず拝読しました。
文字の魅力、言葉の魅力が書かれた文章は、感慨深く、吉田加南子先生のお人柄に触れます。

「フランス詩を書く―書を遊ぶ詩を愉しむ」展においても、
言葉や文字の魅力を、詩人の眼から、お伝えくださった吉田加南子先生。

吉田加南子先生のお仕事のおひとつが、天来書院発行「愛のフランス詩集―作品に書きたい言葉―」であります。そして「フランス詩を書く」展が2年前の春に開催され、多くの方々に、書の魅力、詩の魅力、表具の魅力を味わっていただくこととなりました。

言葉の魅力、文字の魅力は―
天から降りそそぐ一粒の雨水たちが、
山の清水をつくり流れ出し、
谷を渡り、
やがて大きなおおきな海へと成る様に似ています。
海と呼ぶ、そのカタチは、あおい地球の7割であり、動きある波であり、生まれるところであり、大きな魚も小さな魚も自由に泳ぐことのできる空間であります。シーラカンスも存在しうる、竜宮城もあるかもしれないと想わせる空間でもあります。

―人が、どきどきすることに、すてきな一語との出会いがあります。
ひとつひとつの文字は、一冊の本のなかで、意味が、深まったり、広がったり、輝いたりしています。
それは、海の世界に似ていますが、また、似ていなくて、硬い石に刻むことのできるものであります。

文字が伝わってきました。

感慨深い一冊の本と出会える人生は、なんと豊かなのでしょうか。
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by 555sukiwa | 2010-04-21 14:55 | ことば | Comments(0)

近江一之宮建部大社2010はるまつり…そして、数寄和の詩を聴く会2回目からのお便り♪

神社の境内には、桜の花が咲いています。
建部大社さんの杉。空を見上げると…あっ!まつぼっくり♪
数寄和の詩を聴く会(第2回)の空間も、味わい深かった様子。
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短冊は、短尺(たんじゃく)であり、縦36センチ横6センチぐらいです。練習帳、広幅の練習帳と揃えました。
昨年の柿衞文庫様の芭蕉展では、短冊作品も多く展示してありました。…わたし、ドキドキ、どきどきしてみていたのです。
春です。天来書院さん発行の「花の詩」から、桜のそれぞれの詩を味わいながら、八木重吉さんの言葉を書きました。
ゆっくりと筆で書くことで、味わい方が変わってきます。
この間から、たくさん観た桜のことを想いながら、すこし描いてもみました。
蕾が可愛く描いてみたくありますが、花びらも愛おしく描いてみたくなります。
咲いている花と、蕾。咲いている花とひとひら。
どちらが、うたと合っているでしょうか。

―綺麗な桜の花を見ているとそのひとすじの気持ちにうたれる―
八木重吉

…ホントですよね、重吉さん!と、頷きます。
八木重吉さんの言葉を書くと、ギャラリーに来て、私の字をほめて下さり重吉さんがお好きだった女の人を思い出します。

詩を愛する人から、ふっと、でる言葉は、私の心に、あたたかな風をおくります。
詩をうむ旅人のことばは、人の心から、ひとのこころへと、体温のようなものを伝えるようです。
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瀬田の唐橋東詰の美味しいソフトクリームやさんは、春祭りの日から、開きます。
かき氷は、まだですが、このお店が開くと、
これから、いよいよ夏がやってくる~♪と思うわけです。
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4月17日、西荻窪にある数寄和にて、詩を聴く会(2回目)が開催されました。
西荻窪在住の詩人・田中庸介さんに続き、天童大人さんプロデュースの詩人の聲であります。

今回のご出演は、詩人であり、小説家の稲葉真弓さん。
川端康成文学賞を受賞された短編小説「海松(みる)」。

日本画家斉藤典彦先生の絵が展示された空間で、
詩人の最後の一声の余韻が消えるまで、耳を澄ますひととき。

静けさの中に、ひとひらの絵があります。

静けさの中に、音楽にも似たことば―詩人が紡いだ言葉が響きます。

限られた時間を生き抜く私たち―。
心を込めて差し出された一杯の水が何とも言えなくおいしいように、
心を込め時間をかけて入れられた一杯のお茶がなんともいえなく美味しいように、
絵描きの身体をとおして描かれた作品そのものに、
詩人の身体を響かせ伝わる言葉そのものに、
心のあたたまるような、
心から
心へと虹色の橋がかかるような、素敵な時間があるように思います。
―時間を、味わいませんか。

どうぞ、足をお運びください。
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by 555sukiwa | 2010-04-18 15:12 | ふるさと | Comments(0)

すきわ庭の木蓮(…そして聴こえたアイラブユー♪その8)

毎年、楽しみにしている木蓮の花。蕾を鳥が食べ始めたり、咲いたと思ったら春の嵐に出会ったり…。
それでも、一日中、美しく咲く日には、ついつい眺めています。
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ブログ版すきわ草子をはじめて、約1年がたちました。
昨日は、新しいスタッフ候補の方々が、遊びにきてくれました。
少しの間でしたが、墨と筆遊びを一緒に愉しみました。
現在、数寄和大津ギャラリーに展示してある作品は、
日本画家の森山知己先生の水の記憶シリーズや、
亀井武彦先生の「月」などの墨描シリーズです。
積極的に、自分の目の前にあるモノと関わろうとする人たちは、
観ることで、不思議に思うこと(疑問)が、生まれるようです。

墨と筆の間には、水があります。というと、意味不明ですが、
墨は、水に溶かして、初めて、筆に含ませることが出来ます。
墨と筆が仲良くなったら、かみの登場です。
一枚の手すきの紙の存在にも、水が大きく関わっています。
水の存在の大きさは、木蓮の花をみていても感じます。
そして、太陽の光も生きものにとって欠かすことの出来ないものです。
お日さまが、季節の光を射す中で、その季節ならではの花が咲きます。
…眼に美しい鼻に香しい花、そして旬の野菜を味わっている私たち。
陽ざしのある日も、そして慈雨のある日も、なんだか笑顔になりますね。
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大切なお知らせです。
西荻窪にある数寄和の詩を聴く会のお知らせです。
プロジェクト「La Voix des poe`tes 詩人の聲」
天童大人プロデュース シリーズ第478回
出演 稲葉真弓
日時 4月17日、(明日♪)
ご興味のある方は、数寄和ホームページをご覧いただけると有難いです。
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(画像は、2年前の木蓮花)
追記4月17日
ブログすきわ草子の昨春の記事には、「以心伝心カタチの考察」というタイトルの記事がありました。
ワーズワースの詩「水仙」について書かれています。
水仙の花言葉が神秘だと書いています。
自分が打った文章ですが、1年たつと、自分から少し遠くになります。この自分というのは、おそらく現在の自分自身に他なりません。いったい自分とはどういうものか?と思い悩む思春期では、変化を受け入れがたいことも多いように思います。
変化できることは、成長している証だと思うのですが、如何でしょうか。
ただ、よい方向へ変化していることも、悪い方向へ変化していることもあるでしょう。よい方向に変化したいのですが、どうしたらよいでしょうか。

少し話が飛んでしまいますが(苦笑)、お話の面白いところは、実際には経験していなくても、その書かれてある事柄について、考えを深めることができます。
水仙というとギリシャ神話を思い出す人が多いのではないでしょうか。
―水に映った自分の姿(カタチ)に恋した美少年ナルキッソスの想いは、応えがなく、そのまま憔悴して最期を迎えます。
そして、水辺でうつむきがちに咲くスイセンに生まれ変わります。―
これだけですと、登場人物が独りですね。ギリシャ神話は、大変面白く登場人物も多く、少し長いお話です。話を少しだけ戻しますと、
―女神ヘラを怒らせて自由に話すことが出来なくなり、話す相手の最後の一行を繰り返すことしかできなくなったニンフのエコー。エコーは、美少年ナルキッソスに恋しますが、自分の気持ちを話すことはできないのです。
その為にナルキッソスに愛想をつかされて、悲しみのあまりに声だけになり、人の声を繰り返すだけの存在となります。
神は、エコーを哀れにおもい、ナルキッソスに罰を与えます。泉に映った自分に恋するという報われない恋です。
山びこのエコー。そして自惚れのナルシストという言葉は、このように生まれたようです。私たち、人は繰り返す声だけのエコーではありません。
お話をどこから始めるか?伝えたいことは何か?お話をつくる人は考えることが出来るのです。

さて、飛んでいた話を繋げていきたいのですが、数寄和の壁面に展示させていただく一枚の絵、そしてひとひらの書。平面であらわされたカタチ…美術の話です。
カタチを作る人は、カタチに拘り、美とは何か?について考えている人たちです。
美の秘密や神秘について、考えている人たちです。
制作された作品(仕事)に、その作家が、その時点で感じていた美に対する何らかの答えが出されているように思います。
その作品にふれることで、お話とは違った何か、また、共通する何かを感じることができそうです。

絵という目にみえるモノが存在しています。
目に見えますが、誰かの手によって、つくられた世界です。
いわゆる声は聞えませんが、観る人が対話できるカタチ(存在)があります。
好きな作品から、アイラブユーと聴こえてくる時がありませんか?
美術作品に触れて、涙を流している人をみると、その人にはアイラブユーと聴こえているように思います。
それは、何故でしょうか?
もちろん、美術は、音による音楽とも、言葉による文学とも違います。けれども、仲間です。思いや技術がカタチ(芸術作品)となります。作家が思いや技術をカタチとします。
芸術作品には、観る人にアイラブユーと聴こえるような神秘的な力があるように思います。
だからこそ、生きる希望をなくした人さえも、前に進んでみようという気持ちになり得るのではないでしょうか。

随分長くなりました。さて、今年度は、どう歩いて行きましょうか。
(来春、この記事をみて、どう感じるのかしら…?…!!)
・・・もう一枚木蓮。今日4月17日の木蓮の画像です♪
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by 555sukiwa | 2010-04-16 14:52 | すきわ日和 | Comments(0)

私のしあわせ(フシアワセトハオモワナイ)

タイトルを打って、エディット・ピアフのシャンソンがよぎりました。
昨日は、春の嵐のなか、JR湖西線に乗って、琵琶湖の波と散るゆく桜、そしてお魚を堪能してきました♪
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小野道風神社へ行った日に、何か美味しいものを食べて帰ろうよ♪と旅は道連れの相方と相談。
しかし、小野駅の時刻表をみて、びっくり。
近江舞子までの電車はあるのに、その先が随分となさそうです。…また、今度行こう♪♪旅は道連れ世は情けで、一緒に帰る二人でした。
二人の旅は、来る時も珍道中でした。駅で一緒になった女の子に「この電車、堅田へ行きますか?」と訊かれて、
「大丈夫、湖西線だから、堅田に止まるよ♪」といい、着いた堅田でホッとした女の子に手を振り見送りました。何故か電車がながく駅で止まっています。私たちが、変だ~!と気付いたのは来た方向へと走り出してからだったのです。(苦笑)
方向音痴の私たちでも、これは、ヤバいと、すぐに下車。(あはは)
二人の時間の合った、昨日、再び湖西線に乗って、魚を食べに出かけました。
小雨降る中、山へ向かい「水墨画の世界だね♪」海(びわ湖)へ向かい「泳ぎたくなるね♪」と、他愛無い会話がつづきます。女の子(ちと無理がありますが、あえて女の子♪)同士って、どうして、飽きずに話続けれるのかな?
道を歩きながら、笑っているように咲いている水仙や、チューリップに会います。気持ちが華やぎます。二人だと、小雨の中でも、楽しいのですから、友だちは大切にしておきたいものです♪

あたりが随分と暗くなり帰路につきました。
突風の為、遅れている電車を待ちわびます。
昔の旅人は、この春の嵐をどのように感じたのでしょうか。
風に揺れる木々を見ながら、風の声に耳を傾けます。
泣いているのは、風?木?
それとも、散りゆく桜の花びら?泣いているのは?
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ようやく乗ることのできた電車の中で、
先日一緒に観た襖絵についてや、絵についてや、人生について、
そして幸せについて話します。
「幸せってなんだと思う?」
「私のしあわせ?」
「最近、不幸せとは思わないよ。」
「私も、不幸せとは思わない。」
歳を重ねると♪しあわせで~す♪なんて桃色気分は少なくなりますが、
フシアワセトハオモワナイって、なんだかイイ感じです。
幸せは、山のむこう空の向うにもひょっとしたらあるかも知れません。が、
…今、ここに―フ・シ・ア・ワ・セ・ト・ハ・オ・モ・ワ・ナ・イ―私たちがいるって、愉快です♪♪
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付記
若手作家の若山卓さんのブログ「カラスときこり」のさくらの記事をみて、ご紹介したくなりました。
心優しい若山卓さんの笑顔を思いだしました。
若山卓さんの、カラスの絵。
若山卓さんの、馬の絵。
若山卓さんの、さくらの記事…。
なんだか、こちらまで笑顔になります。
☆カラスときこり
http://wakayamataku.gunmablog.net/
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by 555sukiwa | 2010-04-14 14:15 | 近江 | Comments(0)

今日も元気なとらかい?会(そして、聴こえたアイラブユー♪はる)

今日のお題は、「はるの風」。ときめく風が画面にあらわれるように、墨と筆で、かきました。
風邪だったのか、突然お休みのご連絡がありました。私たち、言いたいことがございまする♪♪
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せっかく、会えるのを楽しみにしていたのに、
「げんなり~」
「げんきなくなった~」
「ゲロ♪ゲーロ!!」
「げっそり~」
「…っげ!」
と、少しは、思いました。
でも、本当に言いたいことは、違います。
今日のお題のはるの風に乗せて、アナタへとおくるメッセージです♪
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はるいろの風が吹きました♪♪♪♪♪
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付記 
平面だから出来ること―。様々あるように思います。
三次元に存在する私たちが、二次元の中に描く世界は、
曼荼羅のような宇宙の真理の描かれた世界もあります。
余白がたくさんある水墨画をじっとみていると、二次元の向う側に広がる世界を垣間見ることがあります。
こんな不思議なことってあるのだろうか?と思う絵を誰もが一度は観たことがあるように思います。
三次元の世界に棲む私たちですが、心の世界や、思考する頭脳の中では、三次元では収まらない時空間があるようです。
昔の巻物を広げてみても、絵を描いた人が感じた、そして観る人も感じる…つまり描いた側と観る側の共通する不思議な世界が広がっています。
平面だからできること、残し伝えたい絵ができること―。
人々の大切な夢の一つだったように思います。
日本画では、職人さんが心を込めて漉いた手漉きの紙や、そして絹が作品を残すことを手伝ってくれました。
これからも、美しい作品ができること、そして保存する保存できるということを考えていきたいと思います。
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by 555sukiwa | 2010-04-11 12:54 | かきぞめ日和 | Comments(3)

瀬田の唐橋東詰の桜2010

数寄和大津ギャラリーが開廊したのは2006年春。
現代日本画家斉藤典彦「近江路」展が、最初の展覧会でした。
毎年春がやってくると、初心を思い出します。
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先回のすきわ草子の記事「川と川の出会うところ―風景とうた―」にて、報告いたしましたが、ふたたび…

数寄和東京でのイベントシリーズ「紙を漉く、字を書く、詩の朗読を楽しむ」
西荻在住の詩人・田中庸介さんによる詩を聴く会が4月4日に開催されました。
「詩人の聲」 プロジェクト La Voix des poetes
  天童大人プロデュース シリーズ 第471回
わけのわからないものとの闘い2
出演:田中庸介

数寄和の展示は現代日本画家の斉藤典彦先生の大作「はるおか」です。
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詩人の田中庸介さんは、「手すきの紙と遊ぶ」展では、若手作家とトークをしていただいたこともあります。
西荻窪にある数寄和の次回(4月17日)の「詩人の聲」のお知らせです。

プロジェクト「La Voix des poe`tes 詩人の聲」
天童大人プロデュース シリーズ第478回
出演 稲葉真弓

ご縁があり丁寧に関わって下さる作家の方々、そして違う分野でご活躍されている、やはり美しいものを愛する方々。
少しずつ少しずつ、ご縁が広がっていきます。
有難いなぁと しみじみ感じる今日この頃です。

川の音がながれる四季の風景
山の色が季節の光とともにある日
やわらかでやさしいはるいろのおか
こころの中にそびえ立つ、かの山
はるなつあきふゆ、ふるさとの川

日本には、美しい風景があります。
日本には、美しいうたがあります。
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by 555sukiwa | 2010-04-10 14:03 | すきわ日和 | Comments(0)

川と川の出会うところ―風景とうた―

バイオリン―弦楽器には、魂柱(こんちゅう)があります。
先日、川と川の出合うところと遇いました。
佐々木昭一郎さん作・演出「川の流れはバイオリンの音」をボンヤリと思い出しました。
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「川の流れはバイオリンの音 イタリア・ポー川」
「アンダルシアの虹 川(リバー) スペイン編」
「春・音の光 川(リバー) スロバキア編」
川三部作。佐々木昭一郎さんの作品です。
どの作品もゆったりとした時間が流れます。
静けさを感じる作品です。
旅。人との出会いや別れ。川が流れています。音楽も流れています。

そう言えば、昨年観た「おくりびと」も静かな映画でした。
弦楽器のチェロ。そして、河原。
ゆったりと流れる音楽。川の流れ。
人生というストーリー。

川と音楽。
川の流れ、音楽の流れ、ゆったりとした時間の流れ。
静けさは、空間により出来るように思います。
静けさの中で、人は、さまざまなことを理解出来るようにも思います。
たとえば、音楽も、静けさのなかで、美しい響きができるのだと思います。
言葉によるメッセージも、そのように思います。
魅力的な詩人の言葉は、静けさのなかの言葉のようにも感じます。

「薄氷 及川聡子展 絹に描く1」展の及川聡子さんが、ご自身のブログで、数寄和大津ギャラリーの空間について記事を書いてくださってました。(有難うございます。)
静かな、そして温かな空間でありたいと思います。
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季節は、寒かった冬から暖暖と春へ、
そして、これから春から夏へと進みます。

川と川の出合うところは、様々のようです。
様々な風景を想像します。
喩え方も、色々あることと思います。

川と川の出合うところと遇った私は、こんな風に喩えましょうか。
昨日の続きではない今日と、昨日の続きの今日が上手く重なったところ。
直線的な感じを受けるでしょうか。解りづらいでしょうか。
では、このような言い方では、どうでしょうか。
楽器の表板と裏板を直接つなげる唯一の棒である魂柱。それがあることで音が裏板まで振動し楽器全体に音が響くバイオリンと呼ぶ楽器。そして同じく魂柱のあるチェロ。
少し大きさや音の高低が違う、けれども似ているふたつの楽器のそれぞれの音楽が一つの音楽となり、響きだしたところ。
少しは広がり、静けさのある空間もあるかも?という感じになりましたでしょうか。
…また、考えておきたいと思います。

数寄和大津ギャラリーのすぐ近くにある川、瀬田川。
琵琶湖から流れる瀬田川は、中之島で、2つに分かれ、またすぐひとつになります。
どうぞ、皆様、琵琶湖のある滋賀へと、瀬田川のある大津へと足をお運びいただければと思います。
美しい風景があります。
水は、今日も、流れています。

そして、ぜひ数寄和大津ギャラリーへとお立ち寄りください。
静かな時間をお過ごしいただければと思います。

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数寄和東京でのイベントシリーズ「紙を漉く、字を書く、詩の朗読を楽しむ」
西荻在住の詩人・田中庸介さんによる詩を聴く会が4月4日に開催されました。
「詩人の聲」 プロジェクト La Voix des poetes
  天童大人プロデュース シリーズ 第471回
わけのわからないものとの闘い2
出演:田中庸介
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数寄和の展示は現代日本画家の斉藤典彦先生の大作「はるおか」です。

川の音がながれる四季の風景
山の色が季節の光とともにある日
やわらかでやさしいはるいろのおか
こころの中にそびえ立つ、かの山
はるなつあきふゆ、ふるさとの川

日本には、美しい風景があります。
日本には、美しいうたがあります。
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by 555sukiwa | 2010-04-07 13:58 | ふるさと | Comments(0)

春光、花曇りの日。さくら、サクラ。

花がふってくると思う
花が散ってくるとおもう
このてのひらにうけとろうとおもう 八木重吉 
「作品に書きたい 花の詩」天来書院発行より
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ひさかたののどけき空に酔ひ伏せば
夢も妙なり花の木の下 良寛
―同じく花の詩より
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春風の花を散らすと見る夢は
さめても胸のさわぐなりけり 西行法師
―同じく花の詩より
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桜若葉の間にあるのは
切っても切れない
むかしなじみのきれいな空だ。 高村光太郎
―花の詩より
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サクラの季節ですね。
サクラを見ると、ふるさとを思うね。
お花を観に行きましょう。
…と約束した3人で、花曇りの日に、サクラを観に行きました。
一人で見るサクラも、二人で見るさくらも、三人で見る桜も、それぞれ風情があることと思います。
今年の桜の季節も、あと少し。
春は、見上げれば、桜が、ほら、咲いています♪

さくらの会、楽しかったですね。Kさん♪Mさん♪
昨日が今日へとつづき、そして明日へとつづきます。
今日3人でわいわいと話したいろんなこと、芸術や文化…
美術のはなしが、明日、いっぱぁい、花咲きますように♪♪♪
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by 555sukiwa | 2010-04-05 18:45 | ふるさと | Comments(2)


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