すきわ草子


「急がば回れ」勢多の唐橋に程近い数寄和大津の物語をつづります。
by 555sukiwa
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「西川芳孝展 絹に描く2」数寄和大津展、開催中♪♪

何かを、観ること。
何かを、記憶のカタチにすること。
何かを、表現すること。
筆をとおして。素材の上に。
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西川芳孝さんは、30歳代に入ったばかりの、若手作家さんです。若手日本画家です。

さて、今回の展覧会では、小さなそれぞれのいのちに、一歩一歩と近づき、生きものと作家の小さなささやきのような会話が、そこにあるようです。

観る人に何かを、訴えるような眼をした子犬。
プクプクとした、猛獣からは、程遠い虎の児。
西川さんの描いたカラス。ちいさなカラダを生かすために、口にするちいさな食べもの。
桟橋の下の光を受けた川の水。
そして、絹に描かれた、白い画面の作品「ふきのとう」。
早春、フキは、葉よりも先に花茎が伸び出し、これを蕗の薹(フキノトウ)と呼んでいます。
フキは、日本原産の植物でキク科フキ属の多年草で、
北海道から九州まで、全国の山野に自生しているそうです。
冬に黄色の花を咲かせるところから「冬黄」といわれ、それがつまって「ふき」と、いわれるようになったと、されています。
茎は地上には伸びず、地中で地下茎となり横に伸びるようです。
ふきのとうは、フキの花芽のことで、だいたい3月~5月にみられますから、春の季節を表現します。
独特な芳香と苦味があり、天ぷらや和え物などとして、食します。
雌雄異花であり、食べ頃のこの状態で摘まんでみて柔らかければ雌株、硬ければ雄株のようです。
雌花は受粉後、花茎を伸ばし、タンポポのような綿毛をつけた種子を飛ばすようです。
ふきのとうは、秋田県の花でもあるようです。秋田県には、2メートルほどにも伸びる秋田蕗があります。
コロボックル(コロポックル)ということば、お聴きされた人も多いことと思います。…ご存知ですか?
フキはアイヌ語でコロコニや、コルコニといい、アイヌ語のコロポックル(コロボックル)は蕗の葉の下の人(フキの葉の下に住む妖精)という意味のようです。…少し、話しが広がり過ぎましたが、一枚の絵をみていると、題材にされているものの存在が、当たり前のようで、不思議な存在に思えてきます。てんぷらで食していたふきのとうが、より身近になったり、不思議な存在になったりします。
2次元、平面作品の魅力です。

絹だけではなく、手すきの紙を素材とした作品群の面白さは、観る人を作品へと、一歩さらに一歩と近づけていきます。
小さな作品の中の物語…。
じっくりみると、描かれた風景の中に、人びとがいる作品。
大きな、蜘蛛が、描かれた作品。
頭を抱え、考えるひと…。

西川芳孝さんにとって、それぞれの新たな素材との関わりは、
いままでの大作でみる描くことが大好きな西川さんの眼とは、また少し違ったもののようにも感じます。
そこには、小さないのちがあります。
ちいさないのちを活かすなにか。
それぞれのいのちに緩やかに流れる日々の時間。
作品の中に流れる、いのちの物語。

西川芳孝さんは、6月30日、7月1日に数寄和大津にご在廊予定です。

関東の若手作家さんであります。
どうぞ、この機会に、西川芳孝さんと、作品と、お会いしていただければ…と思います。

御高覧を御待ちしております。
☆展覧会の詳細につきましては、
数寄和ホームページをご覧ください。
http://www.sukiwa.net/index.html
また、ブログすきわ草子にも、関連記事を数回にわたり書き込みました。

どうか、宜しくお願い致します。

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☆お知らせ☆
「新風会ー青麦の章ー」
高島屋大阪店6階アートサロン
2010年6/30(水)~7/6(火)
10:00AM~8:30PM(初日は8時まで開場/最終日は4時閉場となります)
数寄和の「手すきの紙と遊ぶ」展の折りにご出品いただいた
織田涼子さん、中原麻貴さん、伴戸玲伊子さんの若手女性日本画家の3人展です。
瑞々しさ、愛らしさ、華やかさ、それぞれ個性のある魅力的な作品を観ることが出来る展覧会です。
御高覧のほど、どうぞ、宜しくお願い致します。

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by 555sukiwa | 2010-06-27 11:30 | かたち | Comments(2)

坂を上ると♪~てくてく歩くと♪♪(石切神社と石切参道商店街へ行ってきました♪)

坂を上る、山道を登ることの多い、今日この頃…。
いよいよ26日から、「西川芳孝展 絹に描く2」が始まります。
すてきな、あっ!のある日々。
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「紫陽花や溜てはこぼす雨の音 成田蒼きゅう」

6月。あちらこちらで、紫陽花が咲いています。
雨が降り出すと、人々がいっせいに傘を広げる様子は、坂の上から見ていると、紫陽花の花のような華やかさがあるようにも思います。

目線が変わると、風景が変わります。
当たり前のようで、不思議なことのようで…。

心が観る風景も、よくも悪くも、変化し続けているようです。
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坂と共に続く石切参道商店街。
坂道を上りながら、考えた。
坂道を下りながら、かんがえていた。
のぼる坂みち、くだりも坂道。
みち、みち、道。
地球の上に、いろんな道がある。

町には、道がある。
そして、
人がいて、
お店があって、
生活があって、
刻まれた日々が、その町の歴史となっていく。

アートは、
道とともに、
人とともに、
生活とともに、
歴史とともに、
存在してきた。

あっ!
小さな驚きと、そしてあたりまえがある、アート。
道と、
そして、道を歩く人と、
そして、道に立つお店と、
そして、道にたつお店の前で笑う人と、
そして、道にたつお店で何か買った人の生活と、
そしてそして、それらといっしょに、アートがある。

すてきな、あっ!
ちいさなおどろきの
あっ!
…てくてくあるくと、何かがあるんだよね♪
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☆数寄和からのお知らせです。
6月26日から「西川芳孝展  絹に描く2」大津展が始まります。
作家在廊予定日6月30日、7月1日です。
展覧会は、7月4日までです。

カラスの絵が描かれたDM。
手にされた方々が、たいへん興味深そうな御顔をされます。
この作品「食べる」も、もちろんご覧いただけます。
同じく鳥が描かれた作品「軍鶏」。

シャモは、タイ原産で、日本には江戸時代には、伝わっていたようです。
シャモの名は、当時のタイの呼称シャムに由来するようです。
軍鶏(しゃも)の絵。
現在京都国立近代美術館で開催中の「稲垣仲静・稔次郎兄弟展」(6月27日迄)では、
稲垣仲静の作品「軍鶏」(大正8年頃に描かれた作品)が展示されていました。
また、鶏というと江戸時代の伊藤若冲の絵をおもう方々も多いと思います。
日頃、食することはあっても、実際には鶏を観ることも少なくなった、今日このごろ。

さて、平成の若手作家の西川芳孝の描いた「軍鶏」を、どうか、ご覧いただきたいと思います。
他に、犬や猫や虎の児、そして風景の絵もございます。


日本画はどんな紙や絹に描くかで作品の仕上がりが違ってきます。
若手作家の西川芳孝さんが素材をどのように生かすか、ぜひお楽しみください。

皆様のお越しをお待ちしております。
詳細につきましては、
数寄和ホームページをご覧ください。
http://www.sukiwa.net/

数寄和大津の近くには、近江八景「瀬田の夕照」で知られる瀬田の唐橋、
そして近江一の宮の建部大社がございます。
また、少し足を延ばしていただくと、紫式部ゆかりの石山寺や、松尾芭蕉ゆかりの義仲寺もございます。
あっ!そんなたのしい発見の日々や旅をどうぞ。
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by 555sukiwa | 2010-06-24 15:11 | ことば | Comments(0)

電車とシャトルバスでいく湖東三山。♪西明寺の虎薬師♪♪

「ドゥシャン・カーライの超絶絵本とブラチスラヴァの作家たち-『アンデルセン童話集』の挿絵原画100点一挙初公開-」が開催されている滋賀県立近代美術館。JR瀬田駅で、西明寺の虎薬師も紹介されているポスターを見て…。
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今年は、寅年。
水墨画と書を愉しみながら学ぶとらかい?会を数寄和大津ではじめて、半年がたちました。
千里の道も一歩からの私たちですが、千里の道を一日で往復する俊敏さのとらに、ぜひ、あやかりたいね♪と御正月には、書き初めをしました。
虎の台座に乗った仏像…ぜひ、拝見したいと思い、いそいそと西明寺へと向かうのでした。

「苔の寺」としても知られている西明寺は、苔がとても美しい。
秋は紅葉と、この苔の色が重なり、とてもともて美しいことだと思います。

シャトルバスは、いつもは無いようですが、御前立秘仏薬師瑠璃光如来立像(虎薬師)はまだまだ御開帳中のようです。
解り易く解説をしてくださいました。
彦根藩4代目藩主、井伊直興公寄進による虎に乗った薬師如来、虎薬師。
薬師如来というと病気を治してくださるという有難い仏さまで、その有難い仏様と強い虎の組み合わせということです。
同じ仏さまでも、菩薩というと、普賢菩薩が象に乗っていたり、文殊菩薩が獅子に乗っていたりしますが、如来が動物に乗っている仏像というのは大変珍しいようです。
(…そういうと、数寄和大津で展示させていただいた若手作家の山下和也さんの描かれた仏画普賢新生菩薩も象に乗っておられた!)

………ということで、追記6月21日です。
数寄和大津ギャラリーにある、解りやすい絵入りの「仏像のひみつ」朝日出版社と、昨年大津市歴史博物館で開催された湖都大津社寺の名宝という展覧会の図録を久しぶりに開いてみました。
最近では、本やさんにいくと専門書ではなく、解りやすい入門書みたいものが、眼に入ります。この間も漫画で書かれた仏像の魅力の本がありました。
確かに、仏像の魅力、皆が興味あると思いますし、興味がさらに広がるように、解りやすい本が出版されることは、有難いことです。
日本画も仏画・仏像も、大切な文化であり、芸術であります。
100年後にも、残っていてほしい文化だと思います。

仏様にも位があるようです。
1・如来
2・菩薩
3・明王
4・天

薬師如来は、御釈迦さまのように、実際にはこの世界に生きていた人ではなく、お経のなかで考えだされた人らしいです。
御釈迦さまを中心として、西方の阿弥陀如来と反対の場所に位置することで、時間軸ではなく空間軸を表す如来となるようです。
そして、菩薩だったときに、人々の病気の苦しみをなくそうという大きな願いを持って修業したことになっているようです。
時代により異なるようですが、薬壺を持っておられることが多いです。

菩薩は、悟りを得て如来になるために、人々とともに修業する存在をいうようです。
獅子の上に乗っておられる文殊菩薩。「三人よれば文殊の知恵」という言葉、ご存じでしょう。実際の人物であったようです。
釈迦如来を中心に文殊菩薩とともに脇侍となり、釈迦三尊を形成しているのが、白象に乗っている慈悲と理智の普賢菩薩。

三尊像は、いろりろな組み合わせがあるようです。
世界最古の木造建築物である法隆寺金堂に安置されている釈迦三尊像では、中央に釈迦如来、両脇に薬上菩薩、薬王菩薩。

薬師三尊といい、薬師如来の両脇に日光菩薩と月光菩薩。
阿弥陀三尊といい、阿弥陀如来の両脇に観音菩薩・勢至菩薩。

時代によって、同じ仏様でも、御姿が違っているようです。

現代の仏画を制作した若手作家の山下和也さん。
普賢新生菩薩も、白象に乗っておられますが、不思議なことに、この仏様は顔が割れています。
人は3次元に存在し、そして悩みが絶えないのが世の常。
画って、不思議なもので、平面ゆえに奥行きを感じることもあります。
この仏画を何度も観ていると、常に人は変わることが出来る存在というような意味合いを感じ取ります。
普賢菩薩の慈悲や理智を感じるわけです。
人々と共に、修業される菩薩の存在の有難さを感じるわけです。
私もいつか立派な人になるぞ!まだまだ頑張れるさぁ~!と、…決心したりするわけです。
仏様の乗り物…白象は、どういう意味なのか、山下さんに訊いておきたいと思います。
(追記6月21日は此処までです。)
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f0203477_15312775.jpgシャトルバスとセットになっていたチケットで、近江鉄道に乗って近江八幡駅まで帰りました。
数寄和大津辺りとはまたちがった緑の美しい風景が広がっていました。
滋賀はびわ湖があり、湖東、湖北、湖西、湖南という呼び方もします。
冬の雪の量も、びわ湖に映る花火の色もそれぞれ違っているように感じます。
びわ湖の西を走る湖西線。
びわ湖をはしる船やボート。
びわ湖で遊ぶ鳥。
びわ湖では、それぞれの風景の美しさがあるように思います。

数寄和大津あたりと言えば、やはり、瀬田川が美しく思います。

先日、京阪電車に乗って、大津は三井寺の近くにあるお店へ、滋賀のピアノ弾きマツタケダイスケさんのピアノライブに行ってきました。
ゆったりした音楽のハワイアンによる波に乗り、久しぶりに会った友人と二人、ほろ酔い気分でした。
リクエストまで訊いて下さり、ステキな音楽を弾いて下さり、有難うマツタケさん♪
マツタケさんのピアノの響きは、びわ湖の波の心地よさかと思いきや、ハワイアンの波も、シャンソンの叫びも、自由自在に弾きこなすマツタケダイスケさんは、
やはり滋賀のピアノひき♪だわぁ~と大きく頷きました。
このお店では毎週木曜日に、マツタケさんのピアノライブがあるようです。
詳細は、マツタケダイスケさんのブログにて、ご確認ください。
http://jiri2.jugem.jp/
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☆数寄和からのお知らせです。
6月26日から「西川芳孝展  絹に描く2」大津展が始まります。
作家在廊予定日6月30日、7月1日です。

カラスの絵が描かれたDM。
手にされた方々が、たいへん興味深そうな御顔をされます。
この作品「食べる」も、もちろんご覧いただけます。
他に、犬や猫や虎の児、そして風景の絵もございます。

日本画はどんな紙や絹に描くかで作品の仕上がりが違ってきます。
若手作家の西川芳孝さんが素材をどのように生かすか、ぜひお楽しみください。

皆様のお越しをお待ちしております。
詳細につきましては、
数寄和ホームページをご覧ください。
http://www.sukiwa.net/
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by 555sukiwa | 2010-06-20 15:35 | 近江 | Comments(1)

七夕、天の川と橋。幻想的な白の世界。

宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」のなか、カラスに間違われるカササギ。
百人一首「かささぎのわたせる橋におく霜のしろきをみれば夜ぞふけにける」は、大伴家持の作と言われています。
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今朝、瀬田の唐橋を渡っていると、橋の絵を描いている人に会いました。
昨日の大雨を降らした雲もどこかにいったようです。
今朝の天気予報の後の一言、「虹がみれるとよいですね。」
空に掛かる光の橋である虹に想いを馳せながら、馴染みの瀬田の唐橋を描く人と会いました。
それも、なんだかステキな出来事のように思い、ブログすきわ草子の記事にしようと思いました。ステキな出来事を発信できるって、幸せですね♪

近江を愛した俳人松尾芭蕉の句には、「比良みかみ雪指しわたせ鷺の橋」が、あります。
ここでは、鷺の橋ですが、小倉百人一首の大伴家持の歌では、鵲(かささぎ)の橋がうたわれています。

鵲(カササギ)は、スズメ目カラス科に分類される鳥類の一種で、カラスと似ていますが、腹と翼の一部が白く、日本では外来種であり、今でもあまり見ることの少ない鳥のようです。

七夕の夜、カササギが翼を並べて織り姫を渡すと中国の伝説にはあるようです。一年に一度の逢瀬です。
夜空を見上げてみると、織り姫とひこぼしが逢えたらよいなぁと思います。そんな人々の想いが夜空にカササギの橋を架けるのかも知れませんね。
夜空を見ていると、逢いたい人の顔が浮かびませんか?
(誰かの顔が浮かぶことは、なかなか幸せなことですねぇ♪)
さてさて、筆を持ち、願いごとを書いてみようではありませんか。叶うと信じて♪♪
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☆お知らせ☆
6月26日から「西川芳孝展  絹に描く2」大津展が始まります。
カラスの絵が描かれたDM。
手にされた方々が、たいへん興味深そうな御顔をされます。この作品「食べる」も、もちろんご覧いただけます。
作家在廊予定日6月30日、7月1日です。

日本画はどんな紙や絹に描くかで作品の仕上がりが違ってきます。
若手作家の西川芳孝さんが素材をどのように生かすか、ぜひお楽しみください。
皆様のお越しをお待ちしております。
詳細につきましては、
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by 555sukiwa | 2010-06-16 17:42 | すきわ日和 | Comments(0)

人生哲学。そして、募集♪

数寄和大津ギャラリーに今日はじめて来てくれた青年に、
彼の人生哲学を伝授していただいた。
なるほど、笑うことの大切さ♪
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人が大好きな青年。

…一緒に笑う人。
…お互いに笑った顔同士。自分の顔は、人が観るもの。
いずれ、募集というTシャツを作るそうな。

そんな人と人の関わりを大切にしたいという話を聞きながら、
筆をもってもらった。
もちろん彼の人生哲学を書いていただいた。
便乗して彼を此処に連れてきた人とともに、私も書いた。


地球の上に道がある。
地球の上に町がある。
地球の上に、ひとが、いる。いっぱいいる。
・・・そうやなぁ…。
笑っているひとばかり、いっぱいいっぱい、いたらたのしいよね。
まぁるい地球とおなじぐらいのまん丸顔の笑顔がいっぱいあることを考えると
ずっと、ずーっと
考えていた人にとっての幸せってなんだろう?
のたいせつなひとつの答えのようにも思えるよね。
地球にある海も湖も川も池も、人の涙では、出来ていないよね。
大空が美味しい水をくれるから、人が泣かなくてもいいんだよね。
笑っていたっていいのだよね。
…そう、わらっていよぉ~!と思うこと。
そのためには、どうしたらいいのかな?と考えること。
今日、であった人と笑えること。
一緒に筆をもって、言葉をかいてみること。
…そう、アートの力って、山をこえ、海をこえ、
そして、言葉が文字になったりする。
なんだか、生きていることが、とっても楽しくなってくる。
アートが人とひとを結びつける。
笑顔とえがお。笑いは、生きる力である。
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☆お知らせ☆
6月26日から「西川芳孝展  絹に描く2」大津展が始まります。
作家在廊予定日6月30日、7月1日です。

日本画はどんな紙や絹に描くかで作品の仕上がりが違ってきます。
若手作家の西川芳孝さんが素材をどのように生かすか、ぜひお楽しみください。
皆様のお越しをお待ちしております。
詳細につきましては、
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by 555sukiwa | 2010-06-14 17:58 | かきぞめ日和 | Comments(0)

とらかい?会の向夏

いよいよ梅雨に入る季節となりました。
六月の御便り、時候の挨拶には、向夏の候、初夏の候、梅雨の候、長雨の候などがあります。
今日のお題は、6月の雨と、向夏。
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瀬田の唐橋東詰には、美味しいソフトクリームとかき氷のお店寺万さんがあります。
数寄和に来る途中におもわず寄ってきました♪と、
ニコニコ顔のとらかい?会のメンバーの人。
お顔が満足そうで、私も嬉しいです♪
(ちなみに、このお店では、手作りアイスキャンディーもあります♪パイン、ようかんなどなど…こちらもお勧めのお味です。)
画像は―あっ、ソフトクリームじゃん??(笑)と、
そして、これを食べたら、トラに近づくのよね?という有難いトラのカタチの最中(笑)と共に、
とらかい?会メンバーのハガキ作品です。
お年賀状や、お暑中見舞いだけでなく、
心を込めてお便りをかくこと―。
人からひとへ、心からこころへと、大切なコミュニケーションのひとつの方法ですね。
御便りを出そうとおもい、送る相手に届くまでの時間もまた、楽しみのひとつ。

さて、本日のとらかい?会。
いつも通りに、墨と硯を出し、墨すりから、始めます。
新しい墨を使う人もいて、どんな墨色か、みんなで注目します。
短冊と、広幅の短冊、そして葉書。
サイズの違う平面それぞれに、字と絵を、書き♪描き♪しました。

ゆっくりした時間が流れます。墨色が、線が、筆を通して紙の上にゆっくりとあらわれます。

皆が、持ち寄ったおやつを食べたり、それぞれの筆使いを見合ったり、途中の作品をみあったりと、笑いが絶えないのが、とらかい?会の魅力のひとつ♪♪♪

笑う門には福きたるというから、私たちが、短冊にかく願いごとも、きっと叶うことでしょう♪
(もうすぐ七夕ですからね♪)

星の光は、とてもとても時間がかかって、私たちの眼に届きます。
すご―い、間です。
画面であらわすとしたら、すご―い余白となることでしょう。(笑)
…なんだか、ステキなことのように思います♪
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☆お知らせ☆
6月26日から、「西川芳孝展  絹に描く2」大津展が始まります。
皆様のお越しをお待ちしております。
詳細につきましては、
数寄和ホームページをご覧ください。
http://www.sukiwa.net/

☆お知らせ☆
滋賀県立近代美術館と数寄和大津ギャラリーは、お車でしたら、15分ぐらいの近距離です。
「ドゥシャン・カーライの超絶絵本とブラチスラヴァの作家たち-『アンデルセン童話集』の挿絵原画100点一挙初公開-」が6月27日まで開催されております。たいへん幻想的な世界です。
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by 555sukiwa | 2010-06-12 21:41 | Comments(0)

信じて願うこと(うずら卵のカタチの鳥笛に、鳥は応えてくれるのであった)

子どもたちが、観ているもの。それは、どうやら信じているものらしい。サンタクロースがいるって言える子ども。大人だって信じて願えば―。
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夕焼けの瀬田の唐橋。向うの空に、山のような雲が見えます。
山に見えるのは、何故?

京都には岩茶房さんといって、中国茶の美味しいお店があります。そして美味しいお粥や、お菓子。
吉田山大茶会のチラシをいただき、たいせつに手帳に挟んでおきました。
大茶会の日、田島和枝さんの笙の音、野中久美子さんの能管の音が吉田神社境内に響きました。
それぞれのお茶の魅力。

お茶を飲むという文化的な営みは、
常に豊かに発展しているようで、
美味しいお茶を飲もうとするには少し時間が必要だったりして
お茶を飲まなくなった人たちも多いような気がします。

時間は、空を浮かんでいる雲のように、ゆったりとしている筈です。
いやいや、ゆっくり空を見ることも少なくなっているのかも知れません。
何かをゆっくり観ること、感じることの大切さ。
時間がゆっくりと流れだします。

吉田山で、ゆっくりとした時間を味わいました。
お出会いした人に、「西川芳孝展絹に描く2」のDMをお渡しいたしましたら、カラスに興味を持たれます。
山での一期一会は、カラスの絵の魅力について教えてくれます。

カラスの事を想いつつ、2日後、松尾の山へと出向きました。
松尾さんからは、比叡山が見えます。
松尾大社から少し歩くと、桂川があります。
山があること、川があること、日本の風景のなんと豊かなことでしょうか。
この豊かな景色のなか、美味しいお米が作ることが出来ました。
そして美味しいお茶が飲めました。
そして、美しい手すきの紙も、美しい絹も、出来ました。
静かな時間が流れます。
頭と心が動きだします。
古来より、カラスも、美しい山や川を愛していたのでしょう。
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これから、梅雨入りです。
空を見ていると、大きな雲の層に会います。
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鳥が飛んでいます。
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子どもの頃、信じて願ったこと。皆さんは、どんなことがありますか。

鳥とお話しできると信じていたように思います。
鳥とお話したいと願ったように思います。
音楽は、世界共通語だと思っていました。
だからステキな音楽を奏でたいと思っていました。

最近の私がいつも身につけているうずら卵のカタチの鳥笛。
鳥笛から聴こえる音。
鳥を呼びます。
可愛い鳥の鳴き声がかえってきます。
鳥の鳴き声の意味は解らないけれど、幸せな気分になります。
おそらく鳥も鳥笛の音を聴いて幸せ気分になったから、応えてくれるのだと思います♪

音。音楽。
…意味のある言葉なら、なおのこと…。
人と人がコミュニケーションできるように使えたらいいな…と願います。大人になった私の願いです。
言葉の力を信じて願うこと、子どものような心で信じて願うこと。

まずは―、
「みなさま!西川芳孝さんの絹に描いたカラスの絵、観にきてくださいね。お待ちしております♪」(あ)
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by 555sukiwa | 2010-06-09 14:07 | ふるさと | Comments(0)

石の上の鳥。ガードレールの上の鳥。窓越しの木とカラス。

ちょこっと、首をかしげる鴨の姿。水面と鳥。はと。
急な雨に羽を繕っているカラスは、青空が見えると飛んでいきました。
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桜の美しい平安神宮。
昨年の紅しだれコンサートの折りには、いつもお世話になっているロビン・ロイドさんのコンサートもありました。日本の民族楽器の尺八。世界の民族楽器を演奏されるロビン・ロイドさんの吹く尺八の音色が、桜の花を愛でながら散策する人々の心に、響き渡りました。

ここで、多くのいのちと出会います。
今は、菖蒲が見ごろの時期となりました。
睡蓮も美しく咲いています。
花だけではなく、青青とした葉があって、いのちの美しさや、神秘さに出会っているように思います。

今年は毎年より、菖蒲の時期が少し遅れているようですから、まだまだこれから見ごろのようです。
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琵琶湖や瀬田川で出会ういのちもそうですが、
豊かな水があることで生き生きとした生命もあるのだな…と、
水面に映る、それぞれのいのちのカタチを目の前にしてあらためて思います。
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小さな花をみつけ可愛いと感じること。…いとをかし。
枕草子を書かれた清少納言ではありませんが
いとをかしとすきわ草子に書いてみたくなりました。
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はとが、首をかしげて、ガードレールの上に居ます。
何か、言いたげです。
なんだか、急に空模様が変わってきて、空から一滴、またひとしずくと雨が降ってきました。
どこか…岡崎にあるステキなカフェのラ・ヴァチュールに寄りました。
そこは、ギャラリー空間もあります。
私は、窓から空を観ながら、雨がやむのを待ちました。
あっ!カラス。
カラスは、雨に濡れた羽を繕っています。
絵描きが、絵を描けるほど、じっくりと観る眼…。
カラスをながく観ながら、カラスが、絵描きが、身近になってきます。
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天気予報どおりの大雨が止みました。
青空が広がりだすと、カラスは飛んで行きました。

明日6月5日から始まる「西川芳孝展  絹に描く2」東京展。
展覧会DMにもなっているカラスの絵も、ご覧いただけます。
東京展会期の6/5と6/6は数寄和も参加している「西荻茶散歩(チャサンポー)」が開催されいてます。
皆さまのお越しをお待ちしております。

展覧会の詳細につきましては、
数寄和(すきわ)ホームページか、
数寄和大津ホームページをご覧いただけると有難いです。
http://www.sukiwa.net
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by 555sukiwa | 2010-06-04 15:52 | かたち | Comments(0)

夕日に空の線―童謡「夕焼小焼」「七つの子」―そしてそして、ステキなコメントへのおへんじです♪

6月。数寄和の展覧会は、「西川芳孝展  絹に描く2」
展覧会ご案内DMには、一羽のカラスが描かれています。
タイトルは、「食べる」です。
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今日から、6月。
五月最終日だった昨日の夕日があって、夜があり、そして今朝がやってきました。

DMの、描かれたカラスをじっと観ました。
子どもの頃の記憶を辿ります。童謡のカラスは、山にいます。
山、山、やま、………。
幼いころ、山で出会った川を渡るのに、どうしましたか。
「泳ぎます。」と、言いたいところですが、少し流れは速そうです。
石から石へと、飛びます。
丸太をかけて、渡ります。
他にもいろんな方法があるかも知れません。
誰かが道案内をしてくれて、覚えたことと、
自分で、気づいてやってみたこと。
大人になるまでに、歩いてきた道のり。
いっぱい歩いて大人になりました。
いっぱい食べて生きてきました。
いっぱい食べて、この生命があります。

鳥というと、人とは違い、空を飛びます。
西川さんの描かれた鳥のカラス。
この画面では、羽を広げず、「食べる」のです。
なんだか、不思議です。絵描きによって描かれたカラス。

数寄和のギャラリーの壁面には、
かつて若山卓さんのカラスの絵が展示されました。
若山さんの描かれたカラスは、若山さんが育てたカラスでした。
「優しいカラスですね。」と、観る人たちからの言葉でした。

カラスという、童謡にもなっている身近な鳥。
♪夕焼け小焼けで日が暮れて~♪童謡「夕焼小焼」は、作詞中村雨紅、作曲草川信。
この草川信の代表作には、作詞北原白秋の「ゆりかごの唄」もあります。
この時代には、たくさんの童謡が生まれたようです。
同じ大正時代の童謡「七つの子」作詞野口雨情、作曲本居長世にも、カラスが出てきます。

果たして、カラスという鳥、現代の私たちにとって身近でしょうか。
若山さんの描かれたカラスを観るまでは、
「…渡れるかな?」と感じた、
山で初めて出会った渡らなければいけない川のような存在だったような気がします。

6月の展覧会で観ることのできる、西川芳孝さんの描かれたカラス。
さて、どんな出会いとなるでしょうか。
たいへん、楽しみにしています。
数寄和大津ギャラリーに、西川さんが居られる日は、おそらく6月最終日と7月最初の日のようです。

6月5日から始まる東京展。
東京展会期の6/5と6/6は数寄和も参加している「西荻茶散歩」が開催されいてます。

展覧会の詳細につきましては、
数寄和ホームページか、
数寄和大津ホームページをご覧いただけると有難いです。
http://www.sukiwa.net
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♪素敵なコメントを早速いただきました、ゴーヤババさまへと…読んでくださる方々へ♪
昨日(6月1日)は、晴天。朝からよいお天気だったのですが、夕方、京都で大雨に出会いました。
傘が必要な、雨です。
どんな傘を買おうか?と思い、水玉の折りたたみであり、晴れた日には日傘になるものを購入しました。
大雨がもたらした、らぶりぃな傘との出会いです。
これからの季節、雨が急に降ることも多いですね。そして、陽ざしの強い日も多くありそうですね。小さな折りたたみの傘は、鞄の中にしのばせておくのに丁度よい大きさです!(笑)

ゴーヤババさま、コンサート、とても楽しみにしていました。
聴くという参加でしたが、やはり音楽っていいですよね。
静けさがあって、美しい音色、快いリズム、そしてハーモニーがあり…。
来年も、行きたいな♪と思っています。
コメントを拝見して嬉しくなりました。よいトスを下さったゴーヤババさま!有難うございます。
私の、お伝えしたいことを、もう少し話させてください♪

音楽も、美術も、日常と少し違うとも言えますが、日常の切り口が違うように感じます。
こんな喩えで、どうでしょうか…。同じ野菜を、素材を活かしながら、シュワッチしゅわっちと…切り口がビックリするほど美しい料理人の包丁さばきと…。
そういうと、昔であったお話に、このようなものがありました。
…詩人が、旅の途中にある町に滞在することになります。
そこで知りあい親しくなった人に、聞きます。「この町のよいところは?」。
質問する詩人は、町との出会いの日から詩をいくつか作っています。
問われた人は、問われることで、自問自答しはじめます…
どうでしょうか?

音楽を学んでいるなかで、出会う世界の美しさ。
その音楽を生で聴くことで、日常の雑音の多い空間とは違った音に出会います。
言葉も、美しい詩と出会うと、日常とは違った美しいことばの世界に出会います。
では、日常ってなんでしょうか。
世界の捉え方、人によって違いますね。日常も、それぞれ違います。
けれども、話すこと、観ること、感じること、人と人とのコミュニケーションで、共感すること、違いを感じること、それぞれが、つながりあって世界が丸くなるように思います。そう、地球は、まるく、美しい星ですからね。

平面作品が並ぶ、数寄和のギャラリーの空間。
静かな空間です。
作家の制作した作品と向き合っていただけます。

西川さんのカラスを描かれた作品「食べる」は、絹に描かれています。
この、絹。紙とは違い、織物ゆえの、光沢があります。
展覧会では、紙に描かれた作品もございます。手すきの紙、織物の絹と、それぞれの味わいがあります。
どちらも、人類の歴史・文化芸術と関わりながら、発達してきた素材だと思います。

現代若手作家の西川芳孝さんが、絹と、紙と、どのように向き合ったか、どうぞ、御高覧くださいませ。
皆様のお越しをお待ちしております。(あ)
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by 555sukiwa | 2010-06-01 13:39 | すきわ日和 | Comments(1)


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