すきわ草子


「急がば回れ」勢多の唐橋に程近い数寄和大津の物語をつづります。
by 555sukiwa
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海のうえの空。山の上のそら。―空がある。空があるということ。―

空があるって、気づいたのは、何歳のときだろう。
朝の光。夜の闇。
空からやってくる朝。
空からやってくる夜。
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とりが
空を飛んでいるすがたに あうと
いっしゅん
こころが
空色になって
わたしも とんでみたいとおもう
とおくにみえる山をみていると
きっと そらに近いから 
そらのとりや
そらのほしが 
ちかくにみえるようにおもうから
やま のぼりたい
のぼりたい やま
やま のぼろう
のぼろう やま

やま のぼると 
とりの声が ひびいてる
やまのあさ やまのあさのあいさつ
やまにのぼると
ほしの光が 透けている
やまのよる やまのよるのあいさつ

おはよう
おやすみ
ひとのわたしのあいさつ
(やま おはようって いおうよ)
(やま おやすみって いってよ)

やま そらとわたしの おやすみに かこまれた よる の むこう
やま そらとわたしの おはように おこされた あさに ひかりを いっぱい うけた やま
とりのこえが ひびきわたる やまの あさの ひかりの なかの わたし(あ)

石の住処の山。ころころと転がりながら、山のしたへとおりてきます。
石の話、石山アートプロジェクトについて、ブログすきわ草子に書きながら、ず―っと、石について考えていたので…
…詩のようなものを書きたくなりました。(笑)
いろんな石がある中で、人それぞれ絵に描きたい石が違うように、なぜか、その人の魅かれる石があるようです。相性でしょうか。なんなのでしょうか。
もちろん、偶然であったのですが、描くということ、つまり関わりが石と描く人の間に生じます。描いた人には、その石と関わったことで、特別の意味が生じてくるのだと思います。

鳥も、空も、山も、みる私がいて、私にとっての、鳥であったり、空であったり、山であったりするわけです。

描くこと。そのものをよくみて描くこと。また、ことばは、その言葉をなんども心にひびかせながら書くこと。人って、関わること、つまりコミュニケーションをとりたいのですよね。
ぜひ、数寄和(すきわ)のギャラリーへもみなさま、足を運んでください。

数寄和(すきわ)
http://www.sukiwa.net/
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by 555sukiwa | 2010-09-29 19:08 | ひと | Comments(0)

♪筆で紙にかいてみよう♪そして、♪♪凧あげしよう♪♪

石山アートプロジェクト2010の第2回目の日がやってきました。じっくりと石をみて、筆で、紙に、絵や字をかいたり、そして凧作り♪うふふの、日本文化をたのしむ日は、もちろん晴と嬉しいお天気です♪よい風が吹き、凧あげも楽しめました♪
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…26日のお天気を気にしつつ、瀬田の唐橋からみるお月さまは、なかなか美しかったのです。
そして、今朝は、快晴です。
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…ということは、たこたこあがれ、天まであがれ♪ですね~
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石。
いろんな石という字が、手すきの紙の上に書かれます。
いーしーって、心のなかに響かせてかいた字が、並んでいます。
いろんな人が、書いた字が、一枚の紙の上にあります。

















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懸命に石をかく人たちの表情は、ステキで、こちらも、真剣にかかれた絵や字を、じっくりとみてしまいます。
ゆっくり、ゆっくり、筆を動かします。
線が字になり、字が言葉になっていきます。
ゆっくり書くから、その言葉が、心に響きます。
好きな言葉は?
「石」というお返事をする人がでてきそうな、日となりました。(笑)f0203477_20584486.jpg
石山アートプロジェクトのスタッフの方々とも、この日に向けて、いろいろと真剣に話しました。コミュニケーションをとると、違う意見が理解できるようになるように思いますね。
今日までに、だんだんと、みんなと仲良しになりました。
人と人の繋がりを大切にするスタッフのひとたち。
チームワークも、みんなの宝もので、それが、たのしい一日をつくります。
参加してくれたみんなにも、そんな温かな雰囲気も伝わっていたように思います。





地域の人と人の繋がりの大切さについての話は、数寄和でも、よく出ていました。
今日も、数寄和のスタッフだった、フジキさんとまなちゃんが、来てくれました。
f0203477_211248.jpg数寄和のスタッフも、いつのまにやら、凧あげを楽しんでいました。楽しいことの大好きな数寄和のスタッフです。






今日、はじめて、お会いした人。たのしかったですか。
今日、お会いしたみなさま。どうでしたか。
石山アートプロジェクトのみなさま!!御苦労さまでした。そして、楽しかったですね!
…そして、数寄和のスタッフの人たち、
たのしかったですね♪

…きっと、みなさんも、たのしかったように思います。なんたって、お天気が味方してくれた晴れの日の凧あげですもの♪
お会いした皆様、
そして、石山商店街のみなさま、
そしてお天気に、どうも、ありがとうございます♪(あ)


今日の記事の凧や筆遊び作品は、石山商店街で、11月13日から11月30日まで、展示されるようです。
詳細につきましては、石山アートプロジェクトのブログをご覧ください。
☆石山アートプロジェクト2010
http://ameblo.jp/ishi-art
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(付記9月27日)

随分前のこと、病院での文化祭を観に行ったおりに、展示させている数の少ない書作品をみながら、「たったこれだけ…」と、誘った人の口から、おもわず出た言葉がありました。
量より質とは言いますが、書を文化と捉えると、数少ないことは悲しいことです。

「筆を持ってみませんか?」
「手すきの紙にかいてみませんか?」
数寄和で働く私の日常の言葉となりました。

つい最近、天来書院さんから、「漢字かな交じり書の名品」という本がでました。漢字かな交じり書は、調和体とも呼びます。
漢文・漢詩でもなく、かなで和歌を書くのでもなく、現代の私たちに親しみやすい漢字とかなをつかって書かれた書です。
気になるその本を、早速おおくりいただきました。
その中に、会津八一さんの「この生をふかく愛すべし」の書もありました。
これは、この夏、数寄和大津で、筆を持ちながら、みんなで楽しんで書いた言葉です。
私は、少し落ち込んでいるときに、この言葉を何度も繰り返すと、元気になります。
この言葉から力をもらい、自己肯定できるようになるのです。
力のある言葉は、何人もの人を元気にしたり、幸せにしたりできるように思います。
天来書院さんから出版されている本には、言葉の魅力を伝えるための工夫がたくさんあるように思います。
詩人でありフランス文学者である吉田加南子先生が訳され、天来書院さんから、出版された「愛のフランス詩集」。
この本の詩をもとに「フランス詩を書く―書を遊ぶ詩を愉しむ―」展を開催させていただき、2年がたちました。
作品に書きたい言葉と副題のあるこの本から、書家の先生がたが選ばれ書かれた作品を、数寄和で軸装させていただきました。

言葉が、その言葉の力を持ちながら、人から人へと、まっすぐ届くようにと、詩人も、書家も、そして言語や字の研究をされている方々も、日々、お仕事をなさっています。

磨かないと光らない石のように、言葉も磨かないと光らないように思います。

日常つかう言葉は、言葉を発する人のやさしい気持ちが、あたたかな言葉として、相手に伝わる様に思います。

い―し―を書いた昨日、石山アートプロジェクトのメンバーの方のおひとりが、「すきわ草子を読みました。書くのが、お好きなんですね!」と仰いました。
「恥を一番、かいてきたように思います(笑)」とお返事しましたが、書くということが、そして言葉が、とっても好きなんだな~と私自身、素直に頷いてしまいます♪♪
世界には、ステキな言葉が、たくさんあります。
出会ったすてきな言葉を、磨いてみたいなと思います。
もちろん、♪筆で紙にかいてみよう♪と思います。
いつか力のあるステキな言葉を、大空にむかって、飛ばそうと思います♪♪(あ)
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by 555sukiwa | 2010-09-26 21:14 | すきわ日和 | Comments(0)

秋の気配。風と笛

笛。
見えない空気が、息となり、音となり、また、風に溶けていく。
秋には、秋の風。
秋の音(ね)。
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ふえという漢字は、竹冠です。そして、ふでも、竹冠です。

竹から生まれたのは、かぐや姫だけではなく、多くの美しい音色。
そして、書。
…竹から言葉も生まれたということになる。
竹から生まれた音。竹から生まれた言葉。
秋風に揺れる、すきわの玄関の植え込みにある竹をみながら、あらためて竹の生命力を感じています。
笛の漢字が竹冠であるように、日本の楽器を振り返ると竹で作られたものが多くあります。
もちろん、笛は竹だけではなく、木の楽器もあります。
石の笛もあります。
石も人の暮らしと近く、大活躍してきたようです。
日本の庭にある石。
道を教えてくれる石。
境目を教えてくれる石。
硬く丈夫な石ならではの役割が、今も、多くあるように思います。

石山について調べていると、しが(滋賀、志賀)という地名自体が石の多いところというような意味合いがあるようです。
道を歩いていると、石碑がたくさん、あります。
硬い石に彫られた字。この言葉は、道行く人へ、此処(地)が此処であることを、伝えます。
芭蕉のうたも多く石に刻まれ、芭蕉が、此処(この場所)で感じたものを伝えます。
滋賀。石山。石があります。此処の石。石に刻まれた此処。

昨日は、仲良しこよしのM女史と、奈良にて、明石(あかし)焼きとお好み焼きを堪能しました。
便利になった現代では、美味しいものなら、どこでも食べることが出来ます。出来たてが食べれます。
奈良では、笛を楽しみながら、秋の気配を感じてきました。

十ヵ月十日お母さんのお腹のなかにいる赤ちゃん。
誕生したというのは、その姿が、目で確認できる状態になった瞬間があってのこと。
誕生。生まれる。生きている。当たり前のようで、なんて大切なことでしょうか。
生きている(存在している)からこそ、吹ける笛。
生きている(存在している)からこそ、描ける・書ける筆。
竹から生まれたものは、持ち運びが出来て便利です。

どうですか。笛を吹いてみませんか。
風を音にしませんか。
どうですか。筆を持ってみませんか。
あなたが観ているもの、感じているものを、絵や書にしませんか。

さて、石山寺では、今年も月を楽しむことが出来るそうです。
石山寺秋月祭は、9月22日、23日に開催されるようです。
そして、石山といえば、石山駅、石山商店街があります。
そうです♪9月26日は、石山商店街の「とれ取れ見本市祭」。
晴れていると、楽しいことがたくさんあるようです。
石山アートプロジェクトも参加するようですので、ブログをご覧くださいませ。
石山アートプロジェクト2010
http://ameblo.jp/ishi-art
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また、瀬田の唐橋を渡って、数寄和大津へも、ぜひ一度、足をお運びくださいませ。
石碑をみつけて、楽しみながら、お越しいただければと思います。
芭蕉の俳句から、瀬田の唐橋がでてくる句のご紹介。
・名月はふたつ過ぎても瀬田の月 芭蕉
・五月雨に隠れぬものや瀬田の橋 芭蕉

そして、石山寺では―、
・曙はまだ紫にほととぎす 芭蕉


☆数寄和(すきわ)ホームページ
http://www.sukiwa.net/
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by 555sukiwa | 2010-09-20 16:30 | ふるさと | Comments(0)

秋(あき)のいろいろ…イロハ~♪

秋がやってきましたね。
お元気ですか?
私は、もちろん元気です。
すきわ草子のマスコットキャラクターのあずきちゃんも元気ですよ♪
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みの♪のからすさん。(みは、イタリア音名です)
ドイツ音名だと、Eとかいて、エーとよみます。(英語だとEとかいて、イーとよみますね。)
日本音名だと、ホ。(ホとかいて、ホとよみます。)

イロハのはじゃないの?と思った人もおいでかな?

ら♪を基準に音名がつけられています。
ら♪が日本音名イなのです。
ら♪は、ドイツ音名ではAとかいて、アーとよみます。
英語では、Aとかいて、エーとよみます。
(ややこしいですね♪)

カラスさんは、そこで、かぁー、かぁーないて、踊って、そして飛んでいくのでありました。
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草むらも、お花も、稲穂も、秋の彩り。
川や石垣を、夏とは違うやわらかな光が射しています。
秋の風景が、秋のいろいろが、秋には、あります。
一枚の絵をみていると、その向うに、いろいろがあります。
それは、その絵へと続いてきたようでもあり、
その絵から続いていくようでもあり…
謎めいています。
うーん。
アナタの前にある一枚の絵。
あなたが向き合っている一枚の絵。
アナタには、何がみえますでしょうか?


ようやく涼しい風が吹いて来て、秋になりました。
数寄和(すきわ)のギャラリーへと足をお運びくださいませ。
現代の作家の作品を観る楽しみ。
手すきの紙に、筆で描くこと・書くことの楽しみ。
緊張感も、快い秋です。
アナタの作品を軸装や額装してみませんか。
お家に飾るもたのし、プレゼントするのもたのし。
いろいろな楽しみがある、数寄和です。
どうぞ、宜しくお願い致します♪
☆数寄和(すきわ)ホームページ
http://www.sukiwa.net/

あっ!!…あずきちゃんは、草むらにいたのかしら?それとも、お花の中に??
…ひょっとして、石垣のなかぁ~…!?(A)
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by 555sukiwa | 2010-09-16 17:51 | ピクチャー | Comments(0)

木(き)の話と、石山あたりのお月見

いしのはなしの次は、月の話を書こうかと思った。
アンデルセンの「絵のない絵本」を思い出しながら、
月の話を書きたかったのだけど、きのはなし。
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アンデルセンの「絵のない絵本」。
タイトルを見ながら、絵ってなんなのか?と考えます。
お話ってなんなのか?とも考えます。
アンデルセンの物語る力を感じる作品です。
屋根裏部屋に住んでいる貧しい画家に、月がみてきた世界を語ります。
昔馴染みの月が語る世界。画家の心には、どんな絵が描かれていたことでしょうか。
久しぶりに読み直してから、月の話をかこうと、思って月の話はやめました。
しかしー、もうすぐお月見ですね。
石山秋月。石山寺というと、紫式部の書いた源氏物語を思います。平安時代に流行った石山詣。源氏物語の中にも、石山詣が出てきます。
源氏物語「関屋」の空蝉(うつせみ)と光源氏の歌をご紹介したいと思います。
・行くと来とせきとめがたき涙をや 絶えぬ清水と人は見るらむ 空蝉
・わくらばに行きあふ道を頼みしも なほかひなしや塩ならぬ海 光源氏
・逢坂の関やいかなる関なれば しげき嘆きの中を分くらむ 空蝉

石山寺の秋月祭。ぜひ、お出かけください。
美しい月をみながら、ふと、お話が浮かんでくるかもしれませんね。
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きのはなし。
最近、木をみたことはありますか。
木といえば、えんぴつ。
木といえば、おはし。
木といえば、つくえ。
木といえば、いす。
そして、木の家。
パソコンのなかった子ども時代を過ごした私には、毎日、見ているのが、当たり前すぎの木でしたが、少しずつ、それは昔の話になってきているようです。
最近、木をみましたか。アンケートをとったら、どんな回答があるのでしょうか。
ドイツの伝統的なお菓子のバウムクーヘンは、木の菓子という意味があるように木の年輪のような模様のあるお菓子ですが、実際の木の年輪の知らない子どももいるのかも知れませんね。
木の年齢は、木の年輪を数えてみたら解ると知った子ども時代。不思議に思ったものです。人にはないのですよね、正確な歳の数のわかるもの…(よかった~♪)。言葉を持たないのに、お歳を答えている木。自分のお歳を答えている木は、生き方が素晴らしいのですね♪
本当に、木は、人類の歴史に木は大切な存在でした。
雨の日も、風の日も、木さん、ありがとうございます♪
木がある。木の実があります。たべたい木の実。
木がある。木の食器があります。盛りつけたい木の食器。
木がある。木の船があります。旅にでたい木の船。
木がある。木の家があります。辿りつきたい木の家。
木がある。きのはなしがあります。聴きたい木の話。
木がある。水の次は、木がやってきます。明日は、金曜日。
木がある。木の根があります。みえますか。
きがあると… … …

月の光が、木々の間をすり抜けて、やってきます。
大切な人を思いながら、お月見を楽しんでみたいと思います。
墨をすり、短冊をもち、筆をもっていると、歌が浮かんだ時に、書けるかもしれませんね。
木の葉の形をしたお皿の上に月見団子(秋ですね)。
ちょっと、ステキな気分で、お月見を楽しみたいものですね♪
うさぎさんも、みえるかな。
(…あっ!… 月の話も、したような… … …)

☆お知らせです。
高島屋にて「千年の美 平成の表装展」が開催されます。
詳細につきましては、数寄和(すきわ)ホームページをご覧いただけますと、幸いです。
http://www.sukiwa.net/
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by 555sukiwa | 2010-09-12 15:30 | 美観 | Comments(0)

石(いし)の話

石山という地名、石山寺という寺名の由来。国の天然記念物に指定されている巨大な岩塊、珪灰石(けいがいせき)が、石山寺にあります。
石っこ賢さん。幼いころから、石集めが大好きな宮沢賢治。
さて、石で思い浮かぶもの。
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山を登ると、石と会います。
いつも、アスファルトの道を歩いていて、気づかないのだけど、この石って、おもしろい存在。
山登りの景色のよいところには、大きな石があって、ちょっと、坐って休んでいきなさいよ。なんて、言われたもしないのですが、はじめましてと挨拶もせずに、腰を下ろしてしまいますね。
石に話しかけてもいいのですが。
石のはなし。
私の思い出話の中に、病院の中庭の大きな石があります。
また、思い出話の中に、この石、文鎮につかいなって、お土産に石をもらったこと。
瀬田の唐橋東詰、氏神さまの近江一之宮建部大社の鳥居を見上げると、石がたくさん乗っています。
建部大社だけでなく、神社で鳥居を見上げると、石が乗っていますね。
石が乗れば、願いごとが叶うという話をきいたことがあります。
鳥居のたくさんの石をみていると、たくさんの願いごとが叶っているようです。

石の話といえば…2年前、石がでてくる絵本と会いました。
「はっぴぃさん」荒井良二さん。
はっぴぃさんは、山の上の大きな石の上にときどきくるのだそうです。こまったことや、ねがいことをきいてくれるはっぴぃさん。はっぴぃさんとは、誰なのでしょうか。…ねがいごと、ありますか?しあわせって、なんでしょうか。ご興味のある方は、ぜひ、よんでみてください。あたたかな気持ちになるお話です。

この絵本を教えてくれた人に、私も石のでてくる絵本を、お教えしました。私の飛びきりの絵本です。
「フレデリック ちょっとかわった のねずみのはなし」レオ=レオニ
古い石垣のなかにある野ネズミの家。
仲間が冬の準備に食べものを集めながら働いているときに、フレデリックは、お日様の光や、色や、言葉を集めます。もちろん、フレデリックも冬の準備をしていたのだと、実際に冬がやってきて、解ります。石の上にたった、詩人フレデリックがステキです。

この絵本。どうも一瞬頭をアリとキリギリスが過ります。

ギャラリーでの仕事をしながら、フレデリックと、アリとキリギリスの違いを考えます。

アリとキリギリスでは、食べもののある間、歌ってばかりで働かなかったキリギリス。冬の準備をしていたアリに、実際の冬が訪れたときに、食べものがなくて困ったと訴えます。

人にとって、仲間とともにたのしく過ごす、悲しくつらいことを乗り越える、幸せとは何かについて考えるなどは、普遍的な人生のテーマだと思いますが、いかがでしょうか。
文化や芸術は、人が人であるために、必要なものだと思いますが、いかがでしょうか。

さて、アナタのねがいごとは、なんでしょうか。しあわせは、なんでしょうか。
最近、石をみましたか。
道を歩きながら、ちょっと、石を探してみませんか。
鳥居に石が乗ったら、、、ちょっと、嬉しくて人に話したくなりますね。
日本には、たくさんの山があります。
たまには、山登りに出かけてみませんか。
ちょっと、一服できるステキな石に腰かけることも出来るかもしれませんね。
そして、はっぴぃさんに会えたらいいですね。
ねがいごと、叶いますよね。

近江八景のひとつ、石山秋月は、月のかかる石山寺の風景。
瀬田の唐橋の西側に、石山があります。
近江八景のひとつ、瀬田夕照。瀬田の唐橋の夕暮れどき。瀬田の唐橋東詰、建部大社があります。
そして、数寄和(すきわ)大津へも、どうぞ、足をお運びください。
数寄和大津ギャラリーで、ホンの少し、絵をみて、幸せ気分を味わっていただきながら、気になる絵なら、ぜひ、お家に飾っていただきたいと思います。
石の絵ではなくても、絵描きの意思(いし)があります。
そういうと、レオ=レオニの絵本には、「マシューのゆめ えかきになったねずみのはなし」もあります。マシュ―の意志(いし)!!
シアワセは、山のかなただけではなく、身近なところに、そう、此処にも、あります!(笑)
シアワセは、幸せを願うすべての人のココロにあるように思います。
シアワセは、仕合せともかきます。二つ以上のものが、近寄って一つになることを、合うと言います。
シアワセは、何かと何かが、誰かと誰かが、何かと誰かが、誰かと何かと何かと誰かが、仲良しのようです。(笑)(あ)
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by 555sukiwa | 2010-09-08 13:55 | かたち | Comments(0)

9月になってやってきた、風の又三郎。私にも一つ歳がやってきました♪

風の又三郎の作者でもある宮沢賢治。
朗読家馬場精子さんによる宮沢賢治の「やまなし」・「雨ニモマケズ」を、聴く人みんなで、楽しみました。
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あさ。
今日のあさ。
地球の上の今日のあさ。

世界では、今日何が起こっているんだろう。
結婚式を迎える人もいることだろう。
お葬式を迎える人もいることだろう。
同じあさ。
同じだけれど、違うようなあさ。

ある朝は、とても悲しかったなと思いだした。
ある朝は、とても嬉しかったなと笑いだした。

とおいとおい、ある朝。
その朝から何回朝があったんだろ。
それらは、朝と名付けることの出来る朝だったろうか。
私の時間の中で、私の言葉の中で。
朝って、どんなもの?
解らないからしつこく考えてみた。
解らないけど、ただ歩いてみた。
考えるってことは、頭ですることらしい。
ココロで考えるとは言わないらしい。
歩いていると、少しずつ、身体全体が、歩くをやる。
頭だけの、歩く。ではなく、
ココロだけの、歩けない。ではなく、
身体全体の、歩く。では、手も足も内臓も頬も目も、歩く。
そして、私が歩く。
だから、私のココロも、私の頭も歩く。

私が歩く。
留まる事のない、時間があって、朝がやってくる。
地球が丸いから、考えなくても、朝がやってくる。
地球の上の朝。

歩く人の、私。の、まあたらしい、朝。
…「おはよう」
私のあさの挨拶です♪(あ)
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馬場精子さんの朗読の会へと出向きました。
…やまなし。やまなしのお話を聴く空間の、植物のやまなし。
その空間に、馬場精子さんの、あたたなな響きの、声があった。
聴く人たちがあった。花が、あった。書が、あった。…

馬場さんの朗読会を楽しみながら聴く人たちが楽しんだ空間は、
日本の美しい文化芸術で出来た豊かな空間でした。
植物のいのちの美しさを伝える華道。
人の手がひく線の美しさを伝える書道。
ぜひ、みなさんと愉しみたいものです。そして、子どもたちに伝えたいものです。
皆で楽しんだ豊かな時間は、その豊かさを味わった人たちによって、さらにステキな時間になるように思います。
時間を育みことが出来るようになるのです。
…なかなか、よい一年のはじまりです♪



☆馬場精子さんのブログに、朗読会の記事があります。
馬場さんは、数寄和大津へも、時々きてくださいます。
及川聡子展「薄氷」絹に描く1にもお越しくださいました。
鳥のお好きな馬場さんは、若山卓展にも、お越しいただきました。
朗読という世界。馬場さんの朗読を聴いていますと、どんどんと世界が広がっていきます。声のみによる、その不思議な広がりは、数寄和大津の壁面に展示されている2次元平面作品の奥行きのある豊かな世界と、どこか、似ているようにも思います。
http://hitoha.blog.eonet.jp/
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by 555sukiwa | 2010-09-03 14:20 | ことば | Comments(2)


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