すきわ草子


「急がば回れ」勢多の唐橋に程近い数寄和大津の物語をつづります。
by 555sukiwa
カテゴリ
以前の記事
最新のコメント
メモ帳

<   2010年 11月 ( 8 )   > この月の画像一覧

ほとけさま。會津八一のうたと書と。(そして、聴こえたアイラブユー♪その17)

奈良県立美術館では、「平城遷都1300年祭特別展 會津八一のうたにのせて―奈良の古寺と仏像―」が開催中。紅葉の美しい奈良の町並みを歩きながら、そっと、ほとけさまと呟いてみます。
f0203477_14483537.jpg

たくさんのお寺がある奈良。
人の祈りや願いが、カタチとなった、ほとけさま。
ほとけさま。
生まれることは嬉しいことに感じ、なくなることは悲しいことに感じるのは、どうしてだろう?
無から生じたのなら、無にかえる。
…でも、でも、でも…それなら…さまざまな思いが生じるのが、人である。

會津八一のうたと書は、石に刻まれて歌碑として在るのだけれど、石もまた、風化する存在なのだと、やわらかくあたたかな字から、感じる。…いのちの星(地球)のかけらである石に刻むことが、たいへんと豊かなカタチのように感じる。
そのやわらかさやあたたかさゆえ、石に刻まれた字からうたがやさしく風のなかを響くように感じる。
古都のなかを、風のように、うたが流れる。
會津八一のうたと書は、八一が少年のころであった良寛さんのうたや、青年になって初めて訪れた古都奈良の、祈りや願いと重なり合いながら、生まれたようにおもう。
…何かが生まれるということは、そういうことなんだろう。
うたも、書も、仏像も、音楽も…そして、絵も。
身体も心も、そして精神も、つき動かされた、そのような物事の中で、感動をよぶ(響きを伝えるといった方が良いかも知れない)何かが誕生するのだとおもう。
f0203477_14492059.jpg

風のなかで
葉の色づいた木と あうと
紅葉だ
とおもう

桜の字には きがあるのに
紅葉には きがない

はるからあきへと
ときがたったね…
はる・なつ・あき・ふゆ―はな、あふ、ゆき、つる…
ことばあそびをしながら かぜにあう…

そう、
あきにはもみじ
そうして、
あき・ふゆ・はると
めぐるきせつに
かぜがふく
(あ)
f0203477_14503349.jpg

☆数寄和からのお知らせです。

お家に眠っている絵や書はありませんか。
軸装や額装にして、お家に飾ってみませんか。
いままで以上にステキな空間ができます。
もちろん、これから、お気に入りの作品に出会うためにギャラリーへと足を運んでいただくのも、楽しいひとときだと思います。
日本の伝統を大切にし、そして現代の美しい空間づくりをお考えの皆様。
アナタのお家のステキな空間づくりのお手伝いを数寄和がします。

☆そして、やはり数寄和(すきわ)からのお知らせです。
西荻在住の詩人、田中庸介さんの詩人の聲を12/22(水)に西荻の数寄和にて開催いたします。

プロジェクト「La Voix des Poe`tes 詩人の聲」
天童大人プロデュース シリーズ第583回
見ていくように、歩いていくように
出演 田中 庸介

詳細につきましては、数寄和(すきわ)ホームページにてご確認くださいますよう、どうぞ、宜しくお願い致します。
数寄和(すきわ)ホームページ
http://www.sukiwa.net/
[PR]
by 555sukiwa | 2010-11-28 15:01 | かたち | Comments(0)

絹に描くが如く。(そして、聴こえたアイラブユー♪その16)

日本の昔話「つるのおんがえし」。
助けられた命の恩返しは、自らの羽を織り込みながら、機(はた)で、美しい織物となっていました。
f0203477_1531859.jpg

紅葉が美しく、そのことが、名まえの由来であるとされるニシキギ。
錦というと、織物の名前。また、唱歌「もみじ」の歌詞にも出てきますね。

他の動物と違い、人は、衣をまといました。衣服を身につけました。そして、それは、美しいものを好まれました。
絹糸は、ご存じのように蚕の繭から出来ます。
たいへん古くからあるものです。
美しく繊細な糸で出来た織物をみていると、光を浴び、きらきらと輝いて見えます。

日本の絵は、手漉きの紙に描かれることも、木に描かれることもありますし、そして、絹に描かれることもあります。
それぞれの絵は、軸装、額装、屏風、巻子など、痛みにくいように保存できるカタチになっています。

確かな技術を持って作られた美術品―美しいものは、人が手間暇をかけて、初めて出来るように思うのですが、いかがでしょうか。美術だけではなく、もちろん文学や音楽など、芸術作品は、作り手が長く願ってきた中で、いよいよカタチとなったもののように思うのです。
自然の美しさや、偶然できる美しいものもあります。
けれども、美しいものが出来ることを心から願ったり祈ったりしつつ、出来あがった美しいものは、人の心をうつ力、つまり感動させる力があるように思います。人の生きる力にも繋がっていくようにも思います。

それは、日本の昔話で描かれている鶴が自らの命の一部である羽を毟りとりながらも織りあげた布の美しさにも、似ているようであります。
f0203477_1541527.jpg




お家に眠っている絵や書はありませんか。
軸装や額装にして、お家に飾ってみませんか。
いままで以上にステキな空間ができます。
もちろん、これから、お気に入りの作品に出会うためにギャラリーへと足を運んでいただくのも、楽しいひとときだと思います。
日本の伝統を大切にし、そして現代の美しい空間づくりをお考えの皆様。
アナタのお家のステキな空間づくりのお手伝いを数寄和がします。
数寄和(すきわ)ホームページ
http://www.sukiwa.net/
[PR]
by 555sukiwa | 2010-11-24 15:07 | かたち | Comments(0)

図録をみながら、展覧会をおもう。

生誕百年特別展白州正子「神と仏、自然への祈り」展(滋賀県立近代美術館 21日迄)
開館20周年記念企画展「大津国宝への旅」(大津市歴史博物館 23日迄)
f0203477_15234825.jpg

滋賀県立近代美術館で、初老のご夫婦のさりげない会話が聴こえる。
「こんなに長く観ていたのは、はじめてね」
違う日に展覧会にいったスタッフからも、「すごく時間をかけて観た」と聞く。
大津市歴史博物館も「見ごたえがあった」ときく。

大津であと数日開催中の、この二つの展覧会。
どちらも、仏像や、掛物が展示されていて、よい道案内があることで、たいへん深みのある鑑賞が出来るように思います。

図録を、見ながら、あらためて、展覧会をおもう―。
丁寧な道案内をしてもらいながら、展覧会を楽しむことができたと思います。

何かを理解すること。
…何のために?
何のために、そのモノを理解したいと思うのでしょうか。
また、何のために、そのモノを理解してほしいと思うのでしょうか。
…何のために?
…たぶん、何か大切なことに気がつきかけていたり―
…たぶん、何か大切なことを伝えたいから―
どんな大切なこと?
例えば、美や文化は、一日にしてならず!!ですから―
観る。感じる。関わる。伝える。
―その中で、美や文化は、育まれてきたのです。
日本風土で育まれてきた美や文化は、
日本の風土や景色と共に生活しているわたしたちの、
―観るなか、感じるうち…そして関わり合い・伝え合いながら、これからも育まれていくのだと思うのです。

大津の美術館、博物館。
自然を愉しむ場所にありますから、ぜひ、秋の景色を楽しみながら、足を運ばれてはいかがでしょうか。

大津にお越しになられましたら、数寄和(すきわ)大津へも、ぜひ、お立ち寄りください。(あ)
f0203477_15253984.jpg

☆数寄和(すきわ)からのお知らせです。
西荻の数寄和では、11月17日、平田俊子さんによる詩人の聲を開催いたしました。多くの方々にご来場いただきました。
次回、12月22日に田中庸介さんの詩人の聲を開催いたします。
詳細につきましては、数寄和(すきわ)ホームページをご覧くださいませ。
http://www.sukiwa.net/

f0203477_15265544.jpg




☆数寄和大津からのお知らせです。
手漉きの紙に「いーしー」をかいた(描いた・書いた)筆遊びのワークショップの作品。
唐橋焼さんのワークショップの釣銭受け。
写真のワークショップのピンホールカメラで撮った作品。
これからの版画のワークショップでの作品。
♪盛りだくさんの石山アートプロジェクトの展示は、石山商店街のマルピーさんで、11月30日までです。♪
石山アートまつり「みんなで招き猫さがし」石山駅―商店街―唐橋前駅というポスターが貼ってありますよ♪
[PR]
by 555sukiwa | 2010-11-19 15:30 | 近江 | Comments(0)

道…見上げる空に、ひこうき雲の線がつづいてた

京都国立近代美術館では「上村松園」展開催中。
16日から、作品「虹を見る」(屏風)も展示されています。
日々の暮らしの中で見る、美しいもの。
会場を出て、思わず、空を見上げました。
f0203477_15112294.jpg

ひこうき雲。
空に筆で線を書いた(描いた)ように、見えませんか。
まっすぐな線が引かれたかと思うといなや、すぐに滲んだ感じを持つやわらかい線になっていきます。
そして、消えていきます。
見る見る間に消えていきます。
f0203477_1512260.jpg
三条の方へと向かいながら、見上げた空には、ひこうき雲が、続いて、あります。
見る見る間に、消えていくような、線になっています。

あっ!!と、思うもの。
一瞬、息を呑むように感じる、美しいもの。
カタチそのものであったりすることもあります。
かがやいているからであったりします。

空に架かる虹を、見上げる空に、見つけたときのよろこび。
ずっと、見ていたいのですが、
虹も、やはり、見る見る間に、消えていくものです。

絵に描かれた虹は、見る見る間に、消えたりしません。
描かれた虹を見ながら、絵の魅力を感じます。
虹を見る人も描かれています。
虹をみるときの、表情。
描かれた人たちとともに、虹を見ているときの気分を味わっています。
虹をみた…余韻が残り、そして考えます。
虹って、すてきやな。
虹って、美しいな。
虹って、なんで、ステキで、美しいのかな??
虹って、どうして、見る見る間に消えるんだろう??
見る見る間に消えるのは、虹だけなのかな??
ステキで、美しいものは、虹だけなのかな??

そして―、
空を、見上げてみました。
いやいや、思わず、空を見上げていました。
美しいと感じるものに出会うと、人は、行動的になるものです。
ひょっとしたら、あるんじゃないかな?と
知らず知らずのうちに思うようです。

知らず知らずに見上げた空。
空を見て、あったのは、にじではなく、空のまっすぐな線のひこうき雲でしたが。
…いやいや、他にもありました♪
月と、鳥♪
青空に浮かぶ、月。そして、飛ぶ鳥です。
f0203477_15133842.jpg

人は、道の上を歩きます。
鳥は、空を飛びます。
鳥のとぶ空には道はないようですから、
空飛ぶ彼らを自由でよいなと思うのかも知れません。

人は、道をつくります。
また、人は、道をつくることが出来ます。
よくよく考えると、これって、素晴らしいことです!
歩くための道ということば。
道路だけではなく、生き方も、道といいます。
日本の伝統文化には、色んな道があります。
茶道・華道・書道・香道…たくさんあります。

自らの道をつくりませんか。
これが、私の生きる道♪♪
芸術の秋、何か始めませんか。
f0203477_1514227.jpg軸装・額装。
手すきの紙などが必要なことを始められた方♪
数寄和がお手伝いします♪
西荻の数寄和、大津の数寄和、どちらも、ぜひ、足を運んでいただけると有難いです。

詳細につきましては、数寄和(すきわ)ホームページをご覧いただけますと幸いです。
http://www.sukiwa.net/
[PR]
by 555sukiwa | 2010-11-17 15:25 | かきぞめ日和 | Comments(2)

秋の、漫ろ歩き(石山アートプロジェクトの展示風景もあります♪)

展覧会では、作品を通して、作家の方とお会いします。
実は、その展覧会に関わるいろんな人とも会ってるようです。
また道中であうものは、実に色々あります。守山。草津。瀬田。石山。
…昨日も、人やモノと会いました♪
f0203477_151214.jpg

烏瓜。どうして、赤いのでしょうか?
…と言っても、種は黒いようです。
その種のカタチは、たいへん特徴のあるもので、カマキリの頭や、大黒様の打ちでの小槌
…結び文にも似ていて、そこから、玉章(タマズサ)ともいうようです。
カタチから、出てくる名がたくさんあります。

「烏瓜蕾をあげて垣超ゆる 山口青邨」
f0203477_1513825.jpg


しが県民芸術創造館では、新進芸術家美術展が開催中です。

あちらこちらの展覧会に間に合うか、
急ぎ足になった私を、
コスモスの花が、慌てないようにと、笑ったように咲いています。

「こすもすは
やさしいうでをのばしている
そのひとつひとつのうでのさきには
ひとのこころをなごむるものをもっている
やわらかげなあきぞらのもとに
うすももいろのまるいものらよ  八木重吉」
f0203477_1523997.jpg
石山駅。
石山商店街では、石山アートプロジェクトの展示が、マルピーさんにて始まりました。
会場では、ワークの折りに撮っていただいたビデオが流れています。
いしアートの代表の川村くんが、話す度に言っていた「風景の中に人♪」が、 流れるビデオを含む展示で感じられます。

…人がいて、そして、笑顔があって、
やっぱり人がいて、やっぱり笑顔の人がいて、
その中で何かが、生まれる―
そのような当たり前で、大切にしたいことを、カタチにしてきた取り組みです。
この展示は、11月30日までです。(と、言っても、水・土・日なら、中に入れますが、他の曜日は、お外から、ご覧くださいませ。)お近くを通られましたら、ぜひ、ご覧ください。
…手すきの紙の魅力を感じていただけることと、思います。(と、少し、数寄和の宣伝です♪)手すきの紙だけでは、ありません。
唐橋焼さんの釣銭受けのびわ湖ブルーの美しさ。
写真のワークで、できた石山の八景。
さて、最終回の版画のワークでは、どのような作品が出来るのでしょうか。(ちょっと、のぞいてくることにしょう♪)
画像は、先日の墨あそびの作品をバックに、新聞記者の方から、取材を受けている♪笑顔の川村くんです♪
f0203477_1544312.jpg

☆数寄和からのお知らせです。
詩人であり小説家の平田俊子さんによる詩人の聲を開催いたします。
毎回好評の詩を聴く会です。
11/17(水)、西荻の数寄和に、どうぞ、足をお運びください。

プロジェクト「La Voix des poe`tes 詩人の聲」
天童大人プロデュース シリーズ第568回
出演 平田 俊子

詳細につきましては、数寄和(すきわ)ホームページを、ご覧いただけますと、幸いです。
http://www.sukiwa.net/
[PR]
by 555sukiwa | 2010-11-15 15:10 | ふるさと | Comments(0)

きょう の けさ(そして、聴こえたアイラブユー♪その15)

福田衣(ふくでんえ、(連声により)ふくでんね)ともいう、袈裟。
インドから伝わる仏教の僧侶が身につける布状の衣装。
京都国立博物館では、「高僧と袈裟」展が、23日迄開催されています。
f0203477_14591239.jpg

京の今朝。
風が強く、雨がふる。
橋の上に、いのちがあった。
いのちを、写メる。
…いのちとは、なんだろう?
答えられるひと、いませんか?
f0203477_1504110.jpg
混濁色の布が、何枚も縫い合わされ、
サンスクリット語では、カシャーヤといい、
その音から、袈裟と書き、けさというようになった。

多くの作物を実らせる「田」のように、無量の福徳を得ることが出来るの意では、福田衣というようだ。

五条、七条、九条といっても、京の地名ではなく、袈裟の名まえ。

袈裟は、田が連なったカタチ。
福田衣とも呼ばれる袈裟。

…いのちって?
田んぼをみていると、いのちと出会ったようにおもう。
稲だけではなく、多くのいのちが、田に在るとおもう。

いのちって?
美味しいごはんを 口にいれるとき、
はいって、口のカタチが、お返事をする。
なんども、はい、はいっ、は~いと、口のカタチが動き、返事する。
そのカタチは、「はい」であったり、そして、「あい」であったりする。

人は、田から、いのちを、いただく。
田を耕し、穀物のいのちを みる。
そだて、そだてと、いのちにねがう。
そだて、そだてと、いのちをいのる。
いのちが、いのちを、育てる。
いのちが、いのちを、いただく。

けさ。
袈裟をイメージする人が、いるだろう。
今朝をイメージする人も、いるだろう。
♪きょう の けさ♪(あ)

(画像は、京都国立博物館あたりの ♪きょう の ゆう♪の画像2枚です。)
f0203477_1595142.jpg

f0203477_15101582.jpg

☆数寄和からのお知らせです。
詩人であり小説家の平田俊子さんによる詩人の聲を開催いたします。
毎回好評の詩を聴く会です。
11/17(水)、西荻の数寄和に、どうぞ、足をお運びください。

プロジェクト「La Voix des poe`tes 詩人の聲」
天童大人プロデュース シリーズ第568回
出演 平田 俊子

詳細につきましては、数寄和(すきわ)ホームページを、ご覧いただけますと、幸いです。
http://www.sukiwa.net/


☆数寄和大津からのお知らせです。
11月13日~11月30日
石山商店街内にて、石山アートプロジェクトの展示があります。水・土・日。(他の曜日は、展示会場の外から見ることができるようです。)

手すきの紙に筆遊びの作品が展示されるそうです。
(そうです♪9月26日に凧凧あがりました~♪すきわ草子にも記事あります~♪)
唐橋焼さんのワークで出来たステキな釣銭入れ。
写真のワークでは、ピンホールカメラでとった、不思議で楽しい風景の写真作品。
そして、先日の台風で、少し延びたワーク作品も…
楽しい作品がならびますよ♪
お近くにお越しの際には、どうぞ、ご覧くださいませ。
もちろん、数寄和大津へも遊びに来てくださいね。
[PR]
by 555sukiwa | 2010-11-10 15:12 | ことば | Comments(0)

大燈籠のある、近江一之宮建部(たけべ)大社の境内を歩きながら。(副題あり)

大燈籠は、古代百済から伝来した土木技術を使い、瀬田の唐橋の安全を祈願して、大友氏が奉納したと伝えられています。
滋賀県立近代美術館では、「白州正子 神と仏、自然への祈り」展が開催中。
「近江山河抄」を読むと、時空をこえ、近江を愛した人たちと出会えるように思います。
f0203477_14433276.jpg




瀬田の唐橋東詰。
まっすぐと、橋の延長上に、近江一之宮建部大社があります。
有難いことに、数寄和大津の氏神様です♪



画像は、高さ五米四十糎の燈籠。
旧瀬田城址・臨江庵(旧膳所藩家老の別邸)の庭に建立されていた大燈籠を、建部大社へと、移設されました。
f0203477_1447142.jpg
千両(センリョウ)とともに、正月の縁起物で、床飾りや、切り花とされるヤブコウジ科の万両(マンリョウ)。

近江を愛した芭蕉。
松尾芭蕉の俳句には、掛軸に書かれた二見ヶ浦の夫婦岩の絵を見て詠んだ句とされるものがあります。
「皆拝め二見の七五三を年の暮
(みなおがめふたみのしめをとしのくれ)
松尾芭蕉」

注連縄(しめなわ)は、七五三縄・標縄とも書き表すようです。
奉書紙・半紙・美濃紙などの紙を特別な截ち方・折り方をした、紙垂(しで)のついた縄で、神社や御旅所で、よく拝見しています。
日本では、お正月に家の門や玄関に注連縄を見ることが出来ます。
f0203477_14484038.jpg天照大神が、天岩戸から出てきた際、二度と入れないように岩戸を注連縄で塞いだことが、日本の神話での起源とされるようです。


松尾芭蕉は、たくさんの俳句を残しました。
「何にこの師走の市にゆく烏(カラス) 芭蕉」
f0203477_1449238.jpg
近江を愛した白州正子さんの紀行文に触れると、
近江大津に都をうつした中大兄皇子(天智天皇)…
その時代の歌や仏像や、石や…
… … いろんなものと出会います。
そして近江を愛した芭蕉の俳句と出会います。

芭蕉のたくさんの句からいくつか紹介をします。
「初雪や いつ 大仏の柱立(はしらたて)」
「大津絵の筆のはじめは何仏」
「石山の石にたばしる霰(あられ)哉」


和歌では、「楽浪や(さざなみや)」「石走る」の枕詞のある、淡海(あふみ)、近江。
近江には、豊かな水や、たくさんの石や、心に残る風景があります。
(そして、聴こえたアイラブユー♪その14…歩こう、歩こう、アイラブユーの気持ちをもって…)(あ)



☆数寄和からのお知らせです。
詩人であり小説家の平田俊子さんによる詩人の聲を開催いたします。
毎回好評の詩を聴く会です。
11/17(水)、西荻の数寄和に、どうぞ、足をお運びください。

プロジェクト「La Voix des poe`tes 詩人の聲」
天童大人プロデュース シリーズ第568回
出演 平田 俊子

詳細につきましては、数寄和(すきわ)ホームページを、ご覧いただけますと、幸いです。
http://www.sukiwa.net/
[PR]
by 555sukiwa | 2010-11-08 14:56 | 近江 | Comments(0)

マン・レイ展に行きました。(そして、聴こえたアイラブユー♪その13のつづき)

「マン・レイ展 知られざる創作の秘密」が、11月14日まで大阪の国立国際美術館で、開催されます。
マン・レイ展をみながら、光とカタチについて考えました。
f0203477_13202535.jpg
大阪駅から徒歩20分。
背の高いビルの中を歩きます。
随分あるき、方向が解らず、人に教えていただいたところ、「あのビルの向う側ですよ」
もう少し歩くと、見なれたといっても、いつもとは、違う角度でみる国立国際美術館。
マン・レイ展へと、いそぎます。

f0203477_1323028.jpg
キャプションを読むと、どうやら、マン・レイ自身によって選ばれた額に収められた写真作品の紹介があるとのこと。
展覧会の会場には、キャプションがあります。
キャプションに書かれた内容から、私たちは感じたことを、言語化する手助けをしてもらえるときがあります。
これも、コミュニケーションだと言えそうです。
言葉にすることで、人に、お伝えすることも出来ますね。
お伝えすることで、その展覧会の楽しさを話すことも、出来ると思います。
f0203477_13235163.jpg
マン・レイによる手のひらサイズの額装作品。
「孤独」というタイトルのブロンズの手。

マン・レイの撮った映像作品をゆっくりと見ました。
水の中で、風のなかで、光は、動きます。
光の波動。
光と、モノと、できる影。
影も、また、動きます。

映像をみて、平面作品の写真をみます。
動きのなかの、ある瞬間があります。

随分時間をかけて、見ていたようです。
ふと、時間を確認して、今日の予定を思い出しました。
明日に延長することになった、他の予定…
ふと、「量より、質」なんていう言葉で自分を励まして(笑)、
展覧会を後にしました。
すると、美しい今日の夕に会いました。
背の高いビルが立ち並ぶ大阪の夕。
ビルに写っているから、より美しいと光のマジックを感じる私は、マン・レイ展の魅力を存分に味わったようです。
立ち止まる風景があるということの喜び。
一枚の絵と出会うことの素晴らしさ。
展覧会へ足を運ぶから味わう豊かさ。
ステキな展覧会を御紹介して下さった、福のり子先生にも、感謝です。有難うございます。
f0203477_13244777.jpg

数寄和のギャラリー空間に展示する、平面作品。もっと、ステキにお伝えできるようになりたいものです。
動きのある光があること。
その光が射す、お家の空間があることの豊かさ。
そこに、一枚の絵があることの魅力を、
ぜひ、お伝えしていきたいと思います♪(笑)
どうぞ、宜しくお願いします。(あ)
[PR]
by 555sukiwa | 2010-11-05 13:28 | ピクチャー | Comments(0)


最新のトラックバック
http://venus..
from http://venuspo..
http://while..
from http://whileli..
http://www.v..
from http://www.val..
第1回三井寺句会完了!!!
from Ban'ya
瀬田の唐橋へ 数寄和で揮毫
from Ban'ya
「鳥」 「風」
from magnoria
ライフログ
検索
うずら卵
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧