すきわ草子


「急がば回れ」勢多の唐橋に程近い数寄和大津の物語をつづります。
by 555sukiwa
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とまと(赤茄子)

伝三Fさんのパントマイム「蜘蛛の糸」
西宮の桂ロマン亭で、5月16日夕方6時からあります。

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マツタケダイスケさんがお越しになられました。
天井桟敷についてから始まり、詩について、音楽について、気になる映画について、日本画についてと話すこと、2時間半。
音楽の音の求め方に近い話ぶりとお互いなっていて、言おうと自分の中で探し求める言葉がノイズなしで形が少しずつなくなっていきます。音楽的言葉は…形が消えるのでありました。
マツタケダイスケさんのブログuna corda(http://jiri2.jugem.jp/)に書かれているe-radio「KEIBUN MUSIC AROUND」5月6、13、20、27日(水)10:20~10:30 放送予定が気になっていましたが、数寄和にラジオがなく、聴き逃していました。
マツタケさんと話しながら、あと2回、ぜひ、聴こうと思いました。皆様も、ぜひ、聴いて下さいね。
お腹が減ったので、今朝石山駅の商店街の朝市で買ったトマトを一緒に食べました。おススメのトマトだけあり美味しかったです。
幼稚園のとき習ったトマトのうたをトマトを見るといつも思い出します。
♪上からよんでもとまと、下からよんでもとまと。♪
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映画「天井桟敷」、谷川俊太郎の「モーツアルトを聴く人」、そして、伝三Fさんの「蜘蛛の糸」。天井桟敷の人々の芝居を上からみている芝居の世界。天上の音楽ともいえるモーツアルトの音楽。そして地獄から天へと昇る蜘蛛の糸。
上から見る世界、下から見る世界。
とまとのように、同じようでもあり、違うようでもあります。

ぜひ御覧いただきたいパントマイム。伝三Fさんの「蜘蛛の糸」の公演については、西宮の桂ロマン亭さんに詳しい情報があります。
http://www.katsuraroman.com/
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# by 555sukiwa | 2009-05-13 16:16 | ひと | Comments(0)

音色

滋賀のピアノ弾きマツタケダイスケさんのコンサートは、
5月30日滋賀県立びわ湖ホール小ホール午後6時半からあります。
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「ヘンデルの音いろ」というタイトルのフルートとチェンバロのコンサートを聴きに、大阪へ行ってきました。素敵なコンサートでした。
バッハの200曲に及ぶ教会カンタータを20年の歳月をかけて完奏された京都バッハゾリステンの福永吉宏先生のフルート演奏によるヘンデルの音いろ。福永先生は、自分の生きているこの瞬間の積み重ね方の凄い方だと思います。演奏もお人柄が出ており大変楽しいコンサートでした。

私はリコーダーが好きですので、ヘンデルのリコーダーのCDを好く聴きます。
あのキース・ジャレット が伴奏のヘンデルのCDなんです。
キース・ジャレット というとJAZZだと思うのですが、
音楽の世界に国境はない?というか、
ヘンデルの音楽とキース・ジャレットの音楽は相性が良いです。
マツタケダイスケさんが、JAZZもクラシックも、
自由自在にピアノで演奏されることも頷けますね。
5月30日が楽しみです。
武満徹さんのリタニを聴けることも楽しみですし、マツタケさんの新しい曲、大変楽しみです!
皆様も、どうぞ、コンサートへ出かけましょう!
詳しくは、マツタケダイスケさんのブログ「una corda」を、どうぞ!!
http://jiri2.jugem.jp/
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私の愛する大阪の詩人倉橋健一先生が、昔、クラシックのアルバムに推薦文を書いておられたことを、ふと、思い出しました。
言葉の世界の人が書かれた音楽への道しるべ。言葉の世界の人だからこそ、音楽について言葉で伝えておられました。

作家の方々や数寄和の仕事が、皆様の心に沁みるような言葉かけをできるよう、いい音楽をきき、良書を読み、そして展覧会へ足を運びながら、力を蓄えております。どうか長い目で見ていてください。
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# by 555sukiwa | 2009-05-10 12:54 | ひと | Comments(2)

待っていました♪


斉藤典彦先生と、作品「しぐれの」と、大津にも来ていただいた佐竹先生と、新入社員と・・・そして…。
本社へ斉藤典彦先生の展覧会へ行ってきました。
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本社には、新入社員が二人働きはじめてくれています。
メールと、電話で「はじめまして」。

一人の方とお顔を見て「こんにちは」。
新入社員ではないのですが、ショートカットの良く似合うFさんと「ひさしぶり~!」

斉藤典彦先生!
先生の作品「しぐれの」の大きさ(迫力)が本社の壁面を大きく大きく見せています。
絵の魅力は、空間を変化させます。

お土産のひよこ豆をお出しして、
まだまだひよこの数寄和大津を忘れないでください!とアプローチ♪
(笑われました!笑いを取るのが上手な私です♪)

生憎の雨降り。
待っていてくれた忠犬ハチ公にはお会いできました。
名犬リクにはお逢いできませんでした。(涙)
お会いできなかったもう一人の新入社員から、新幹線に乗り込んだ私へ、メールが届きました。
大津にはやく行きたいです!
待っていますね!

愉しみにしていた「しぐれの」を拝観させていただいた日は小雨の降る日。寒くはなかったのですが、雰囲気づくりをお天気に手伝ってもらったような気もします。
雨もまた良し。

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# by 555sukiwa | 2009-05-06 12:14 | すき!和 | Comments(2)

さつき

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五月(さつき、ごがつ)。皐月(さつき)。
五月雨(さみだれ)。五月雲(さつきぐも)。
五月晴(さつきばれ、ごがつばれ)。五月晴は夏の季語。
6月(陰暦の5月)の梅雨時に見られる晴れ間のことを「さつきばれ」と読むようです。
5月半ばごろに大陸から流れてきた高気圧によって、晴天が続きます。この新暦5月の晴れの日は「ごがつばれ」と読みます。
勿論どちらも、区別しない場合もあるようです。
五月は英語でMayですね。そして、~して良いのmay。本来は~出来るの意であったようです。今はcanが受け持ち、もっぱら可能性や許可の意味で使うようになったようですね。
可能性に満ち満ちるmay。なんだかスキですワぁ!

祇園あたりで、カレーうどんを食べました。
清水さんの七味を入れて、あぁおいしぃ。
京都のおうどん。
(うちは、細いのです。)
(手打ちですか、キカイですか。)
しろーて、やぁらこーて、京都のおうどんは、べっぴんさんどす。(白くて柔らかで京都のうどんは美人ですね。とのことです。)

数寄和の手すきの紙もきめ細やかな肌のべっぴんさんどす。どうぞ、よろしゅうに。

お知らせ
大津では、ぜひ観たかった若山卓先生「ペンギン」、斉藤佳代先生「花と」を飾りました。
・若山卓先生作家紹介
http://www.sukiwa.net/artworks/news/2006/wakayama.html
・若山卓さんブログ「カラスときこり」
http://wakayamataku.gunmablog.net/
・斉藤佳代先生作家紹介
http://www.sukiwa.net/artworks/news/2005/083003/index.html
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# by 555sukiwa | 2009-05-02 12:57 | 美観 | Comments(1)

好いか

数寄和の東京展は、斉藤典彦先生の新作「しぐれの」がご覧いただけます。
暮秋から初冬にかけて通り雨のように降る雨や雪、そして涙ぐむことを「しぐれ」と言い、
空中で溶けかかり雨とまじって降る雪や、かき氷に蜜をかけたものを「みぞれ」と呼びます。
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縁側はポカポカ陽気。
場が美味しさを増しますね。
好いか。数いか。スイカ、アマイカミズクサイカ…。(うん?)
佐藤春夫の秋刀魚の歌が、サンマの季節に期待し愉しませてくれるのですね。あの詩は哀しいのですが。
で、今日はスイカ。
これから、初夏。かき氷もソフトクリームも寄っといで♪(すき和 あ)
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# by 555sukiwa | 2009-04-30 14:41 | 美味 | Comments(2)

建部大社 春祭り

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今日は、氏神建部大社様のはるまつり。
子どもの頃は、4月15日と日にちが決まっていました。
なるべく多くのかたが、お祭りを愉しめるように、緑の日となりました。

朝から、参拝。
なんと、御宮参りのご家族とあいました。
「良い日ですね」とお声をかけ、お神輿の前で家族写真のシャッターを押させていただきました。

神様の懐の大きさ。
神様にお仕えされている神主さまは、お祭りの日でも、お生まれになった氏子のお宮参りをお引き受けされるのです。なんだか、良いタイミングにお参りに行けて嬉しい限りです。
仏様にお仕えされているお寺さんも、懐が大きくないと出来ません。
こういう方々のお陰で、うちの氏神様ですとか、うちの菩提寺ですと、笑顔で言えるように思います。
感謝。

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美味しい御馳走を食べれることも、感謝!!

建部大社夏祭り(船幸祭)は、8月17日です!
前日、8月16日は京都大文字送り火です!
ぜひ、おこしやす!!
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# by 555sukiwa | 2009-04-29 12:48 | ふるさと | Comments(0)

マツタケダイスケさんと藤居本家さま

マツタケダイスケさんのコンサートへ行ってきました。

藤居本家さんのけやきの広い空間。
春とはいえ少し肌寒かった小雨模様の日。
マツタケダイスケさんのピアノの音がしっとり心に沁みました。

滋賀といえど、大津とは、違う瓦、違う空間、違う風景がそこかしこに在るのを目にしながら、電車にゆられ、久しぶりに出会えた元スタッフメンバーと一緒に、マツタケダイスケさんのコンサートへ行きました。

さすが、蔵元。藤居本家様。
大きな建物です。
ここに初めて来させていただいたのは、1年位前になったマツタケさんのJAZZコンサート。
思えば、マツタケさん、髪型もかわり、今回はソロコンサート。
これからの活動がますます楽しみの滋賀出身のピアノ弾きだけのことは、おありです!ぜひ、皆さんもマツタケダイスケさんにご注目を!!


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酒蔵を見学させていただき、美味しい日本酒もいっぱい試飲させていただき、私の選んだこのお酒!(ちなみに私は7年寝かしたお酒をお土産に購入)を片手に、愉しい楽しい一日となりました。
日本酒。これは、身体が温まります。やはり手塩にかけて育てた米から出来ているお酒です。日本人に合います。
マツタケダイスケさんの音楽も、心の温まる演奏です。
顔も知らないけれど、音楽を通じて友情を深めておられる方の曲も1曲弾かれました。
音楽には、そんなところがあります。沁みてきます。心に響く素晴らしい一言と同じぐらいに沁みます。日本人に合った飲み物である日本酒と同じぐらいにほろ酔い気分になります。沁み入った心で、酔うなんて、贅沢ですね。幸せは、こんな所にありますね。

☆マツタケダイスケさんのブログuna corda
http://jiri2.jugem.jp/
マツタケダイスケさんのコンサート5月30日びわ湖ホールも、ぜひ、聴きにいきたいと思います。

☆藤居本家様のHP
http://www.fujiihonke.jp/
けやきの広い空間では、マツタケダイスケさんのコンサートだけではなく、色々なコンサートがあるようです。美味しい日本酒も楽しみです。

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# by 555sukiwa | 2009-04-27 16:41 | おと | Comments(4)

わすれなぐさ

わすれなぐさ  ウィルヘルム・アレント 上田敏訳詞

ながれのきしのひともとは、
みそらのいろのみづあさぎ、
なみ、ことごとく、くちづけし
はた、ことごとく、わすれゆく。


騎士ルドルフは、ドナウ川の岸辺に咲くこの花を、恋人ベルタのために摘もうと岸を降りました。
しかし、誤って川の流れにのまれたルドルフは最後の力を尽くして花を岸に投げます。
「私を、忘れないでください」という言葉をベルタに残して死にました。
ベルタはルドルフの墓にその花を供え、彼の言葉を花の名にしたそうです。



桐の花 白き露台より 北原白秋  参考「花の詩(天来書院発行)」

君には似つれ、
見も知らぬ少女なりけり
仏蘭西のみやび少女がさしかざす勿忘草の空いろの花

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# by 555sukiwa | 2009-04-25 15:11 | ことば | Comments(0)

日本画家斉藤典彦先生のサイは「斉」なのです。(松尾芭蕉と)

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「旅人と我名よばれん初しぐれ」松尾芭蕉
伊賀への4度目の帰郷に際して創作された作品を集めて一巻とした「笈の小文(おいのこぶみ)」の句(出立吟)です。芭蕉死後、大津の門人乙州によって編集されて出来あがったものらしいです。
 この旅は、亡父三十三回忌の法要に参列するため、そして売れっ子芭蕉にとって門人の要求に従って行った面もあったようです。1687年(貞享4)10月江戸深川を出発し、鳴海、保美、郷里伊賀上野、翌年には、伊勢参宮、吉野の花見、高野山、和歌浦、そして4月8日奈良に到着し唐招提寺に参詣。大坂、須磨、明石…と長期に及ぶのものであったようです。
大津滞在は、5月中頃からであったようです。「五月雨に隠れぬものや瀬田の橋 芭蕉」

(笈の小文から)
百骸九竅(ひゃくがいきゅうきゅう)の中に物有…(『荘子』に身体を「百骸九竅六臓という」とあります。身体の中に物(心)があります。)からはじまります。

…西行の和歌における、宋祇の連歌における、雪舟の繪における、利休の茶における、其貫道する物は一なり。…とあります。

…像(かたち)花にあらざる時は夷狄にひとし心花にあらざる時は鳥獣に類ス。夷狄を出、鳥獣を離れて、造化にしたがひ、造化にかへれとなり。(森羅万象に美を見出さないのであればそれは未開人のようなもの)…とあります。

「旅人とわが名呼ばれん初しぐれ」は、初時雨も近そうな気配で、道々「旅の人」と呼ばれる境涯を味わうには格好の季節のような意味ですので、野ざらし紀行の「野ざらしを心に風のしむ身かな」(野ざらしのシャレコウベになり果てるのも覚悟の私に秋風が吹き心底しみ入るのような意味)とは、また違う心持ちだったようです 。
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斉藤典彦 「古今に遊ぶ」展では、百人一首を題材とした作品を展示致しました。
本歌取り・枕詞などの作法による和歌の詠まれ方と、目の前の情景をそのまま描くのではなく、経験した記憶の集積を重ねて作品化する制作の方法が非常に親しいものであり、そして日本の絵が「絵画」として自律して作られるのではなく、それらの詞との重層的な関係を保ちながら作られ続けてきた側面があると考えています。現代にも密かに流れ続ける日本的な‘何か’を描こうとする斉藤典彦先生。
芭蕉の句「旅人と我名よばれん初しぐれ」に触発され新しく制作された作品。
現代日本画家斉藤典彦先生の画の旅は続きます。
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皆様も、どうぞ、展覧会へと足をお運びいただき、画を観て愉しんでいただき、お江戸に、東京に、旅のさまざまな風景にと、お遊びいただければ幸いです。

詳しくは、数寄和HP http://www.sukiwa.net/index.html
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# by 555sukiwa | 2009-04-24 14:08 | かたち | Comments(0)

ジヲカキテ言葉ヲショクス 其の三

さざなみや志賀の都はあれにしを
むかしながらの山ざくらかな
平忠度(「花の詩(天来書院)」より)

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さざなみの(志賀の都の枕詞)、志賀の都(天智天皇の大津の宮)は荒れてしまったのに、むかしながらの(長等山にかかる)山桜は咲いていることよ。このような歌です。

作者の平忠度(たいらのただのり)は、平清盛の弟で、平安期歌人でした。

「行きくれて木の下かげを宿とせば花やこよひの主ならまし」
一の谷の戦で戦死したおりに、忠度の箙(えびら)に結び付けられた文を取ってみたところ、この歌が書き付けられていたと伝わっています。

忠度の歌には、怒りも哀れも突き抜けて、何とか自分が捉えたいもの・繋がりたいものへと思いを馳せながら、すべてを包み込もうとした心があるように思います。

梅の花夜は夢にも見てしがな闇のうつつのにほふばかりに(忠度集)
恋ひ死なむ後の世までの思ひ出はしのぶ心のかよふばかりか(新拾遺)

ブラジルから来られた方に、桜の印象をきくと、すぐ散って驚いたと言われます。
日本の花。日本人の美意識。
それまでは、花と言えば梅だったのに、花と言えば桜になった時代。
潔く散る花、桜。花に心を通わせて、在るうた。

ブログ「吉備高原の季節」に美しい山桜の画像がありました。
いつも美しい自然の画像があるブログです。
http://kibikougen.blogspot.com/
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石楠花が美しくすきわ庭に咲いています。
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# by 555sukiwa | 2009-04-20 14:35 | ひと | Comments(2)


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