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すきわ草子


「急がば回れ」勢多の唐橋に程近い数寄和大津の物語をつづります。
by 555sukiwa
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以心伝心・カタチの考察 続

玉ねぎ。
思い出すのは、友だちの話。
玉ねぎを今まで好きでなかったのに、
友だちが玉ねぎが好きだから、なんだか気になりだす。
そして、知らないうちに好きになっている。
そんな関係の人がやっぱりホントの友だちなんだと思う。
(My友人談)
そんな事ばかりが人生のような気もします。
誰だって好きな人の好きなモノって気になりますよね。

桜が日本の花であり続けるのは、友だちであれ、恋人であれ、
家族であれ、好きな人が好きな花であったから…そこから始まり、思い出や想いがいっぱいあって、日本の花さくらは日本の花さくらであり続けているような気がするのです。

以心伝心・カタチの考察 続_f0203477_1835036.jpg


金平糖を乗せた紙には、天来書院さん発行の花の詩から、桜の中のどれにするか考え、筆を持ちました。数寄和流おもてなしです!

春はどこまできたか
春はそこまできて桜の匂いをかぐはせた 
萩原朔太郎
と書きました。

金平糖と一緒に、さくら茶を飲みました。

そう、カタチの話でした。
魅力のあるカタチも、また、招く側の思いを伝えるものでもあります。数寄和で展示させて頂いたそれぞれのカタチ。
作家の方々の思いや思い出をお聞かせいただき、
そして展示中に思いや思い出が一つまた、ひとつと増えながら、数寄和の今日があります。

今年の桜。
思いや思い出となり、一昨年よりも、もっと好きになっている今日の私が居ます。
来年、観る桜は、今年までの想いや思い出とも出会わせてくれることでしょう。さらに来年の思いや思い出も重ね合わせながら。
そして、作品(カタチ)も、また、思いや思い出を重ね合わせながら、魅力が増すことでしょう!!
by 555sukiwa | 2009-04-15 18:36 | かたち
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