すきわ草子


「急がば回れ」勢多の唐橋に程近い数寄和大津の物語をつづります。
by 555sukiwa
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紅葉に鹿は、花札。春には、桜に鹿♪♪柳に蛙も!?

奈良国立博物館では、平城遷都1300年記念 大遣唐使展が、始まっています。
秋に鹿の声を聴こうと催した観月の会のメンバーと、春には襖絵と仏画のある空間で華展を拝見し、小野道風神社へと行きました。
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小野神社、小野篁神社、そして小野道風神社。湖西線の和邇駅と小野駅辺りにあります。
平安時代の書の小野道風。
ある日、柳に飛びつく蛙の姿を見つけます。
何度もやっているうちに、風で柳がしなり偶然(hap)にも飛びつくことが出来た蛙の姿をみて、懸命に書に励んだというエピソードがあります。花札の一枚にもなっています。
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さて、春たけなわ。
日本の春には、桜の木に花が咲きます。
先日お知らせいたしました榎様の御邸宅での「春のお花見づくし展」を拝見いたしました。
玄関正面に見える襖絵(水墨画のしだれ桜)のある空間に、いけばなとしての枝垂れ桜がありました。
麗しの枝垂れ桜に出迎えられた、華展。なんとも素敵なおもてなしを受けました。
どの部屋(空間)にも、華と絵があります。
仏画が2点ありました。
数寄和大津ギャラリーでも、2008夏の若山卓「像(かたち)」展のおりに、特別出品していただいた普賢新生菩薩様(仏画)が飾られてありました。
その前には、まるで仏さまの手のようにも見える、若松の生花が左右対でいけてあります。

仏画と華。
とおい昔に思いを馳せます。実際に知っているわけではありませんが、学んだことに思いを馳せます。
華。そして仏画と、こころがカタチとなり、存在しています。

この仏画や、襖絵を描いた若手作家の山下和也さん。
盲腸で入院なさっていたそうです。
この展覧会に来られる人たちが、山下さんへと、労いの言葉や、お見舞いの言葉や、生きていく知恵の言葉と、優しいコトバをかけられます。
こういう場面に出会うとあらためて、集える場・空間の在り方をおもいます。
華、茶、和歌の会、そして仏事など、人が集うことの大切さを感じます。
生きている人・生きていく人が、出会うさまざまの事柄には、悲しいこともあります。
文化や芸術には、嬉しいことをより豊かにする力、苦しいときには励ます力があるように思います。
文化・芸術と集う場について考えを深めていきたいと思います。
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美しい桜へ想いがまだまだきえなくて、山科の疎水の桜を観に行きました。
桜と菜の花。童謡の蝶々の歌が聴こえてきそうな風景がありました。
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古都奈良にも桜が美しく咲いていました。
桜に鹿。そして…。
今年の桜を観ながら想います。
今年の桜花は、今年咲きました。
でも、どうして、紛れもなく桜花なのでしょう。
柳に飛びつく蛙も、今日もどこかにいるようにも思います。
春には、花が咲くように、冬眠していた動物が目覚めるように、今年の春を、そして人生を楽しめたらよいな~と思う今日この頃なのでございます。
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by 555sukiwa | 2010-04-04 15:49 | かたち
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