すきわ草子 |
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夏と言えば、海や山。
そして夏休みに行きたくなるのが、図書館や映画館。 仲間入り♪ひとつ加えてくださいな。 あい言葉は「ギャラリーへ行こう」ですよ。 最近。 私は、筆で、白い紙に、「詩」から始まる漢詩を書いています。 上手くはないけど、気にせず、書いています。 私は、私が筆を持ち、私が書くことの意味や意義について考えます。 書いている内容の意味や意義についても考えます。 私は、なぜか言葉が好きです。 言葉でしか表せない世界があると思いますし、言葉だから表せる世界があると思います。 随分むかしの昨日のことを今日のことのようにいったり、そのすぐ後で遠い未来へと繋げたりも出来ます。 経験したことのないことも、想像して書くことで、その世界を通り抜けたりします。 好きな人に、「スキ♪」と言えるのも、言葉の魅力ですね(笑) では、絵の魅力ってなんでしょうか。 良い絵って、どんな絵だと思いますか。 アナタの好きな絵ってどんな絵ですか?? 2次元平面で表現する絵画。 この世界、なんだか不思議に奥深い世界です。 じっと、あるいは、じっくりと観るなかで、その奥深さに気づくことが出来るようです。 描かれたものに、色があります。カタチがあります。光があります。絵の向うがあります。つまり、絵には何かがあります。幸せにしてくれる何かかもしれませんし、気づきの瞬間かも知れません。 絵の存在、凄いのですよ。 ですから、じっくり観てくださいね。 この観るということについて少し考えたいと思います。 青空を映す海はあおく、嵐の夜空を映す海は闇のいろ。 さて、人の目も、青空を描かれた絵を映して青色でしょうか。 人は2次元平面作品である絵を、心の目でみるように思いますが、どうでしょうか。 みること、みえること、見えないことが書かれたお話がありました。アンデルセンの「裸の王様」です。 馬鹿には見えないという特別の糸で織られた衣裳。はたして、この糸、本当に在るのでしょうか。この衣裳、実際に在るのでしょうか。 裸の王様が裸じゃないのか??と思った人は多くいたのですが、はだかだぁ~と言ったのは、ただ一人の子どもです。 王様も、大人のみんなも、自分が馬鹿だと思われたくなかっただけ…というか、自分が馬鹿とは思いたくなかったので、見えないものを、見えているように振る舞います。ほら、お話の世界って面白いですね。見えないものを見えるように振る舞うだなんて。馬鹿っていう正体の在るような無いような…言葉♪ 今の今の若手作家の制作した平面作品を展示したギャラリー空間。 こちらは、馬鹿なんていう失礼な言葉のない絵の世界ですからね(笑)♪ 此処では、アナタに何かが見えるまで、じっくり絵と向き合っていただけたら嬉しいです。 …同じ人なのに、同じ景色なのに、なぜか、作家には、こう見えたようで、それが作品になったら、こうなったようで、何故か、気になる絵なのです~♪って、そんな感じがいいですよね。 ぜひ、ゆっくりご覧くださいませ。 そして、やっぱり、気になる絵を、ぜひ、お家へ。 気になるものを気になるままにしないで。 自分の時間を豊かにすること。 より、すてきな時間を生きること。 そんなことに気づけたら…、 そして、気になる絵との暮らしが始まったらシアワセ♪で、いい今年の夏ですよね。 この夏は、「ギャラリーへ行こう」を合言葉に、ぜひ、数寄和へと足をお運びくださいな。 ☆数寄和からのお知らせです。 作家の卵が創作活動を続けていくには、 ギャラリーが価値の定まっていない作品に発表の機会を作ること、 そして多くの人が自分の目で見て気に入った作品を購入すること、 双方が必要だと考えています。 作家を志す人たちに小品の意欲作を発表していただく機会を作りました。 多くの力ある作品が集まり、活気ある展覧会になることを願っています。 ☆夏季特別企画「ギャラリーへ行こう」(7月31日~8月29日まで)☆ (開催は7月31日(土)からですが、作品は8月12日(木)まで受付しております。) 詳細につきましては、数寄和ホームページをご覧いただけますと幸いです。 http://www.sukiwa.net/
by 555sukiwa
| 2010-07-18 15:28
| すきわ日和
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