すきわ草子 |
カテゴリ
以前の記事
メモ帳
|
夏休みと言えば、宿題の読書感想文。何を書いたかしら…?
夏季特別企画ギャラリーへ行こうの鑑賞感想文をひとつかいてみようかな…? 八月二十九日 晴れ 今日はギャラリーへ行こうの最終日。 数寄和大津のギャラリーへ行こうの当番ですから、遅刻しないように瀬田の唐橋を渡ります。でも、この橋の上では、涼しい風の誘惑と、美しい風景の誘惑と、そして美味しそうなかき氷の誘惑が待っています。どれもこれも魅力的なのです。 もし、私が、ピノキオの妹のピノコなら、思わず誘惑に負けるところですが、負けず嫌いの私は、誘惑にだって負けるわけにはいきません♪(笑) 時々、アイスキャンディーの入った袋を自転車に乗せることはあっても、朝から、かき氷を食べることは、ギャラリーへ行こうへ通う日々、一度もありませんでした! 涼しい夏なら、当たり前のことですが、今年の夏は、とてもとても、そして、ほんと、とっても暑いです。猛暑という言葉が、当たり前に、口から出て、耳に入り…という具合です。そう、暑い暑い日々でした。 そんな中、ギャラリーへ行こうへ、足を運んで下さった方々、どうも有難うございます。 そして、毎日、ギャラリーへ行こうを楽しんだ、私です♪今年も元気いっぱいの夏です♪ 子どもの頃の長いなつ休み。 毎年あった読書感想文の宿題。 本を読むことで、初めて心を動かした世界がありました。子どもは、知らない世界が多いのですが、その分、新しい世界を無垢な目でみます。頭を動かし考えました。長い夏休みだからこそ、今日でなく明日、えんぴつを持った手を動かすことが出来ました。 …本の中の主人公と、主人公以外の人々。風景などなど。 それぞれの関わり方。 それぞれの感じ方。 それぞれの考え方。 それぞれの暮らし方。 それぞれの生き方。 あるきかた、はしりかた、たべかた、はなしかた… いろんな… さまざまな… 多様でございます。そう、多様です。けれども、また… 一様では、ないけれど、一冊の本を読むことで、共感できることが見えたり感動したり、そして自分の感じ方や考え方もみえてきます。 一冊よりは、一冊×5の方が、より共感できること♪、ぜったいおかしいと思うことが、わかります。自分の感じ方、考え方がわかります。 長い夏休みだから、出来たこと。 言葉でつづられた一冊の本を読んでみること。 たいへん意味のあることだったように思います。 宿題を、嫌でもした、子ども時代。(えらかったのね涙) あの時だったから出来たこと。 その土台があって、今も、ながい本を読んでみます。 図書館で借りた本。本やさんで買って、今も、家の本棚の片隅にある本。あっ、この本読んだなって思う本。 ひとつの言葉にも、いろんな意味があるって、たくさん本を読む中で、知ってこれたことの多いこと。 絵は、どうでしょうか。 共通認識を持つ事の出来る言語…言葉とは違います。しかし、よく考えるとひょっとしたら言葉以上に観る人々の共通認識があるようです。 文学、美術、音楽。 それぞれの文化芸術は、人が人であるゆえ…必要不可欠なものです。 だから、図書館やコンサートホールや、そして美術館があるのです。 だから、本やさんや、ライブハウスや、そしてギャラリーがあるのです。 美術館で観る絵の魅力。名品は、みんなの財産です。 そして、ギャラリーで買ったお気に入りの絵を、一月間、ずっとみた夏休みがある子ども。 そんな豊かさって、いいなっと思います。ステキだなと思います。アナタは、どう思いますか。 私が子どもだったとき、こんな絵を夏休み中、観ていたって、押入れから、絵をだしてお子さんに見せるお母さんがいたり。 夏休み終わる2日前に、ぶたの貯金箱を抱えてギャラリーへ走っていって、こんな絵をかってきました!と、お気に入りの絵を、学校に持ってくる子がいたり。 美術館では、あの絵も、この絵も、とても良かったです。ギャラリーでは、現代の作家の作品が観れました。お小遣いためて、いつか私の部屋に飾りたいです♪とか…。楽しい空想をしてみます。 ギャラリーへ行こう。 当たり前の会話になったら、いいなっと思うのですが、アナタはどう思いますか? 暑いねと同じでなくても、美術館へ行こう、図書館へ行こう、本やさんへ行こうと同じぐらいになったらいいなっと思うのですが、どうですか。 数寄和大津へお越しくださる方々のいろんなギャラリーへ行こうのシーンを想像して楽しんだ一月間でした。 そして、お越しいただいた方々と、一枚の絵×展示数、おはなしした日々でした。 いろんな感じ方があってステキです。 友だちも、この展覧会で、初めて、絵を買ってくれました。 なんだか、とても、幸せ気分になってもらいました。 自分のお気に入りの絵との暮らしが始まります。 にこにこしている友だちをみていると、私も嬉しいです。 ますます、ギャラリーで、いい仕事が出来るように、頑張りたいなと思います。 展覧会ごとに、表情をかえるギャラリーの壁面。 一枚の絵の表情が、展示や光や観る人の気持ちを受けて変わるように、ギャラリー自体の表情も変わります。 作品と表具の関わりと同じように、作品と展示全体、作品を引き立てる展示について心と頭を働かせ力をつけて、昨日より今日、よい展示にしたいと思います。 今夏の夏季特別企画「ギャラリーへ行こう」は今日で終わりますが、数寄和のギャラリーは、いつも、皆様のお越しをお待ちしております。 合い言葉は、「ギャラリーへ行こう」ですよ♪ 皆様のお越しをお待ちしております。 (あんまり、鑑賞感想文になりませんでしたね♪) すきわ草子のマスコットキャラクターが、この夏、誕生しました。 あずきちゃんです。 そして、あずきねえさんです。 あずきねえさんから、ご挨拶です。 「私は、常に好い絵が観たいのです。 だから、合い言葉は、ギャラリーへ行こうです♪みなさま、ギャラリーへ行こう♪」 あずきちゃんからの一言ご挨拶です。 「あのね、絵は、ずっと観ていると、するめいかと同じで、味がでてくるんだよ。私も、ずっと一緒にいると良い子なんだよ」(笑) あずきちゃん。そして、あずきねえさん。 すきわ草子に時々出現すると思いますので、どうぞ、宜しくお願い致します。
by 555sukiwa
| 2010-08-29 15:18
| すきわ日和
|
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
うずら卵
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||