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東福寺の国宝展を拝見してきました。15日まで、開催中。
紅葉が美しい東福寺。桜が何故ないのか?知りました。 数寄和ギャラリーでは、平面作品を展示します。 この空間。花は、作品の中にあります。 ![]() 数寄和大津ギャラリーの前の山吹。 開廊して5年がたち、ギャラリー前の植え込みも、しっかり根付いてきたように思います。 花びらが風にゆれ、光と戯れ、いのちの豊かさを感じます。 さて、ギャラリーでは、白い壁面に平面作品を展示しております。 皆様が足を運んでくださる数寄和ギャラリー空間には、すでに、平面作品のなかに、花があります。 これは、実際の花とは違います。 しかし、やはり、花と申したいと思っております。 花が描かれていても、描かれていなくても、 観る対象の作品…花がございます。 これが、数寄和ギャラリーでは、花でございます。 私に華道を教えてくださった先生方。 道を若い人に教えて来られた方々です。 今もお話する機会がありますと、生命の美しさ、それを活かすことの大切さを、常に教えていただきます。 そのものの美しさを伝える心、そして、そのモノを活かす技術を学ぶ、日本のそれぞれの道。 作品となった表現は、その人、そして、その人の今の心の状態によって、出来あがったものです。 未完成かもしれないことも、多々あるようです。 未完成にも、いろんなタイプがあるように思います。 美しく、花開いた状態であり、あと、一歩で、完成!!! 進むべき道は、解っているけれど、まだまだ最初の数歩であるような途中の状態。 花でいえば、蕾です。可愛らしくて、美しいのです。 道が解らず、探している状態。葉が青々としていますように…と願いますよね。 道から、なぜか、外れている状態。枯れかけているようです…。 道が、みえますか。 道を進む人同士で、違いを認め合うことを、学ぶ機会があります。 また、表現されたものを観ながら、心の有り様について、話し合う機会もあります。 道を歩きましょう。 よい師や、よい友を持ちましょう。 そして、自分の道を歩きましょう。 …さて、あらためて道についてお伝えしようと思いましたのは、 東福寺の国宝展を拝見して、ぜひ、今、お伝えしておきたいこと、考えてみたいことだと感じたからです。 ![]() 東福寺。 国宝三門の立派な階段を上がらせていただきますと、京都の町並みが見えます。 京都タワーが見えます。 山々が見えます。 三門の天井画を描いた画聖兆殿司(明兆)。 足利義持から画の才能を褒められ褒美を訊ねられると、 桜の季節に人々が集まり、修業の邪魔になりますから、 この東福寺には、桜を植えないようにしてくださいと頼まれたそうです。 ![]() 東福寺の塔頭には、同聚院があり、 此処には、たいへん立派な不動明王の仏像があります。 この仏像、265センチメートルもあるようです。 ![]() ![]() 禅寺である、東福寺。 素晴らしい建物を目にします。 仏像、仏画、そして、書。 それぞれの中に、いのちがあります。 心の中の、ざわざわが、無くなっていきます。 静かな心になっていきます。 私は、まだまだ修行の身ですからね♪ 桜をみながら、お酒を飲むのは、 道を歩く人の邪魔にならないように出来る人になってからだと思っています。 これも、私の修業なのです。 そうです。イキな人になって、お酒を楽しみたいと思います♪ 紅葉の美しい、東福寺。 今度は、秋に出かけたいと思います。 (あ) ![]() ☆数寄和と数寄和大津からのお知らせです。 今年も、ステキな扇子がございます。 今年は、岩手ご出身の斎藤敏文さんの作品を扇子に仕立てました。 東北へのおもい、みんなで頑張ろうのメッセージを込めた作品は、この夏に、やさしい風をおくってくれると思います。 Toppiシリーズの売上の一割を義援金とさせていただきます。 ほかにも扇子を取りそろえております。 ぜひ、数寄和でMY扇子をみつけて、この夏を乗り切ってください。 ☆数寄和と数寄和大津からのお知らせです。 数寄和では、絹に描くという展覧会を、若手作家と共に、昨年より、はじめました。 日本の伝統的な素材の紙や絹。 表具の魅力と共に伝え残したい。と、数寄和は、考えております。 絹に描かれた作品の展覧会も三回目を迎えることが出来ました。 5月14日より、開催させていただきます。 お時間許しましたら、足をお運びください。 「山下和也展 絹に描く3」 数寄和大津 5/14(土)-5/21(土) 11:00-18:00 火休 数寄和 5/26(木)-6/2(木) 11:00-19:00 無休 ぜひ、ご覧くださいませ。 ☆「絹に描く1」の作家及川聡子さんは、宮城のかたです。 及川さんのサイト(http://www.oikawa-satoko.com/)から、 展覧会のお知らせです。 「及川茂・聡子 父娘」展 しばたの郷土館(柴田町) 2011/4/26-5/29 ☆「絹に描く2」の作家さんは、西川芳孝さんは千葉のかたです。昨年の展覧会の様子は、すきわ草子でアップしてあります♪ ☆数寄和と数寄和大津からのお知らせです。 若手作家の卵のみなさま。12月30日の記事(初春墨寿展と、シーズプログラムと、たまご。)でもお伝えいたしましたが、数寄和、数寄和大津にて、シーズプログラムを始めました。 日程など詳細につきましては、数寄和(すきわ)、数寄和大津(すきわおおつ)ホームページをご覧ください。 宜しくお願い致します。 ☆そして、やはり数寄和と数寄和大津からのお知らせです。 気になる絵や書はありませんか。 軸装や額装にして、お家に飾ってみませんか。 屏風や襖絵など、ステキな空間にづくりを、ぜひ、数寄和にお手伝いさせてください。 数寄和では、現代作家の作品が、ギャラリーの白い壁面に展示されています。お気に入りの作品と会える喜びを味わいに、どうぞ、足をお運びください。 日本の伝統を大切にし、そして現代の美しい空間づくりをお考えの皆様。 アナタのお家のステキな空間づくりのお手伝いを数寄和がします。 どうぞ、宜しくお願い致します。 ☆数寄和(すきわ)ホームページ http://www.sukiwa.net/ ![]() ■
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by 555sukiwa
| 2011-05-08 15:22
| かたち
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