すきわ草子 |
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瀬田の唐橋、近江一之宮、近江国庁、国分寺と、このあたり、凄いところだったんです!!!!!
滋賀のびわ湖は、日本一の湖。とは、みなさま、お気づき。♪わたしのまち♪の瀬田っていうところ、遺跡だらけなのです!!来て下さいませ♪♪♪♪♪ 穴のあいた、石。なんだろうと、 「これ、なんですか?」と畑中英二先生にご質問をしました。 ここは、国分寺の跡、瀬田廃寺跡。 三重の塔の柱用の穴…?? 穴のあいた石が、四方にもありました。 全部で、五つの石の穴。 三重の塔ぐらいの大きさの塔だったんじゃないかしら… 調査をして、想像力を働かして、イメージができる。 子どもの頃の柔軟な思考回路を今もお持ちの先生。 なるほど、ここから見る景色は、さぞや美しかったんだろうと私も想像します。 梅雨に入りましたが、今日は、近江国府関連遺跡めぐりの遠足です。 このあたり、坂があります。 柔軟なカラダの子どもの頃でなくなったのに、なんだか、登りやすい坂。(どうしてなんだろう?) むかしむかし、その坂をのぼると、お寺があった。 坂の上から、瀬田川が、美しく見えたんじゃないかな。 美しかった景色を想像しながら、歌になる(絵になる)景色があったからこそ、歌われた近江の美しさをおもうのでした。きっと、ご年配の方も、この坂をのぼり、お寺へと行かれたんだろうと納得する坂なのでした。 ♪かめさん、みっけ~♪ このあたりは、亀が棲みやすいようだと、遠足をご一緒の人と話します。 亀さんの棲みやすいまち。って、なんだかステキですよね。 瀬田の唐橋あたりには、たくさん鳥がいます。 鳥が、びわ湖の上の大空をとんでいます。 芭蕉の俳句「獺(かわうそ)の祭見て来よ瀬田の奥」。 きっと、獺もいたんだろうな。と、のどかな気分でイメージします。 ここは、惣山(そうやま)遺跡。 正倉院のような、大きな倉(倉庫)があったそうです。 やはり坂の上です。行きやすいように、造られた階段は、草のなかにありました。 雑草の生命力って、すごいと、この階段を登りながら、おもいました。 階段を登って、今は、もうない、倉を想像します。 草のいっぱい生えた土地にたち、イメージします。 この草のなかには、虫がたくさんいます。 たくさんのいのちが、遺跡で息づいています。 坂の上には、いのちがいっぱいありました。 そして、礎石がありました。 近江って、瀬田って、なんだか豊かです。 大昔をイメージできる、はらっぱ空間があります。 坂からみえる、大空。 今は梅雨の季節で、灰色の空が広がります。 青空が広がる日には、ここ滋賀は、日本一のびわ湖とともに、大きな空をもっているのだと思います。 ♪わたしのまち♪の自慢のひとつなのです。 近江を愛した芭蕉の句には、大きな空を感じるうたが、たくさんありますよね。 この礎石さん!このまちに、ずっと居ました。 わたしよりも、ずーっと、ながくながく、瀬田のまちに居ました。 みんなで、瀬田の唐橋東詰へと向かいます。 途中で、数寄和ギャラリーに立ち寄っていただきました。 それから、あみ定さんの屋形舟で、御昼ごはんをいただきます。 瀬田川の豊かな流れは、留まることを知りません。 京都の人も、大阪の人も、びわ湖の水を、共有しています。 水だけではなく、空気も、空飛ぶ鳥も鳴き声も、この時期に一瞬嬉しくなる風も、きらきらのお日様の光も、そして、この梅雨という農耕には欠かせない豊かさも、大昔からあり、みんなのものでした。 日本の景色のゆたかさ。 みんなが美しいと感じる、景色。 ♪わたしのまち♪瀬田のまちの魅力を知ると、人の住む町について考えます。 日本のそれぞれのまちの魅力についても考えます。 わたしのまち。 いってみたいそれぞれのまち。 それぞれの町がつづき、わたしたちの日本があります。 さて、歴史ある、豊かな自然のある日本。 日本って、どんな国でしょうか。 日本には、何が、ありますでしょうか。 残し伝えたいものが、たくさんあるように感じます。 残し伝えたい風景について歌われた美しい歌。 美しい風景や、仏様や、いろんな残し伝えたいモノを描いた絵。 そして、この今を描かれる絵。そして歌。 美味しいご飯。 美味しい、さまざまなたべもの。 美しい建物。 そして四季のある、美しい自然。 人とひとのつながり。 ステキはものは、みんなで、みんなに、残し伝えたいですね。 みなさま、どうでしょうか。(あ) ☆前回の瀬田の歴史・史跡を探るも、ご覧ください。 http://www.sukiwa.net/otsu/otsubbs/news/2011/051101/index.html ☆数寄和と数寄和大津からのお知らせです。 若手作家の卵のみなさま。シーズプログラムと、 夏季特別企画「ギャラリーへ行こう」のお知らせです。 まずは、シーズプログラムについてです。 ・数寄和は、毎月第4金・土・日曜日、ギャラリー空間を若手作家に開放いたします。 ・数寄和大津は、毎月第1金・土・日曜日、ギャラリー空間を若手作家に開放いたします。 作品発表の場所として活用してください。瑞々しい作品・人との出会いを期待しております。 詳細につきましては、数寄和(すきわ)、数寄和大津(すきわおおつ)ホームページをご覧ください。 第2回「ギャラリーへ行こう」につきましても、ぜひ、ホームページをご覧ください。 ☆西荻の数寄和からのお知らせです。 西荻在住の詩人、田中庸介さんによる詩人の聲を6月12日、開催いたします。 数寄和では3回目となる田中さんの聲です。 新作「叫ぶ芋畑」も朗読予定です。 ぜひお楽しみください。 詳細は、数寄和ホームページをご覧ください。 ☆そして、やはり数寄和と数寄和大津からのお知らせです。 気になる絵や書はありませんか。 軸装や額装にして、お家に飾ってみませんか。 屏風や襖絵など、ステキな空間づくりを、ぜひ、数寄和にお手伝いさせてください。 数寄和では、現代作家の作品が、ギャラリーの白い壁面に展示されています。お気に入りの作品と会える喜びを味わいに、どうぞ、足をお運びください。 日本の伝統を大切にし、そして現代の美しい空間づくりをお考えの皆様。 アナタのお家のステキな空間づくりのお手伝いを数寄和がします。 どうぞ、宜しくお願い致します。 ☆数寄和(すきわ)ホームページ http://www.sukiwa.net/
by 555sukiwa
| 2011-06-08 16:51
| 近江
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