すきわ草子 |
カテゴリ
以前の記事
メモ帳
|
見るって、いや、見えるとは、どういうことなんだろう??
光と影を行ったり来たりしながら、アート作品も、いのりも、在るように感じる。 京都タワーから見ている風景は、いつもは京都タワーを見上げる場所。 私の中で光と影が知らぬ間に生じはじめる。 見るってことは、どういうこと?? (画像は、12月の末ごろに見たオレンジ色の京都タワー。) 去年の12月に観た、京都タワー。 真っ白な京都タワーではない。 けれど、京都タワーは京都タワーである。 子どもの頃、のぼった記憶のある京都タワー。その頃みた風景を覚えてはいない。 今日みる風景を私は覚えているだろうか。 京都タワーにのぼった気分を、♪メモメモ♪(あ) 背たかノッポの京都タワーは、 360度の視界を持っていて、 360度のきょうの空に包まれながら、 盆地である、京都の町なみを見渡している。 視界の広い場所にいると、わたしも少し視野がひろがったように思う。 見上げていた。 京都タワーを、昨日は、見上げていた。 駅ビルにうつる京都タワーを見上げていた。 中央郵便局にうつる京都タワーを見上げていた。 京都タワーをうつす窓ガラスのなかに京都タワーがあった。 みんな、見ているかな? 実存する本物の京都タワーを、みているかな? うつっている京都タワーに気づいて、みているかな? 今日、京都タワーにのぼったら、 駅ビルには、駅でひとをおろすバスや、ひとを乗せるバスが、うつっている。 今日、京都タワーをのぼったら、ビルには、横断歩道が写っている。 写っている横断歩道を写っている人が渡っている。 動かないはずの建物の中には、動くものが写っている。 窓ガラスには、光と影がある。 今が、刻まれ、消え、 今が、ある。 新幹線が、今を、走る。 バスが、タクシーが、自動車が、はしる。 乗る人とともに、いまを、はしる。 走りながら、動くものたちが、存在している。 建物も、乗り物も、人がつくった。 京都タワーから、いま、見ている私の目に、 窓ガラスにうつる人が、今を、渡る。 窓ガラスも、人が、つくった。 京都には、たくさんのお寺があって、大きなお寺の屋根は、いらかのなみのように思う。 仏教は、海を越えて、やってきた。 仏教とともに、海を渡って、瓦の作り方も、やってきた。 瓦の文様には吉祥紋があり、瓦屋根の上には、いろいろなものがいて、京都の町なみを歩きながらみていて楽しい。と、見ていないものも見ているような気分になってきた。 京都にはお寺が多いけれど、お寺ばかりではない。 今日、京都タワーから見る、京都の町なみは、瓦屋根ばかりではない。 子どもの頃みた、京の町なみは、どうだったんだろう? どうして、覚えていないのかな?? 子どもの頃は、今だけを生きていたから、思いでの中を彷徨うことなんてなかったんだよ。 瓦も寺も、そして、ビルも、人がつくった。 博物館あたりが見えた。 稲荷山がみえた。 今、見えているもの。 記憶とともに、見えてくるもの。 心の中にも光と影がある。 見るってことを京都タワーにのぼって考えた。 360度プラスわたしの記憶の風景の中の、今、目の前に広がる風景をみながら、記憶を絡ませながら …見るってことについて、考えていた。 見るってことだけじゃなく、今、存在していること。 つまり、生きるってことについて、考えていたようにもおもう。 私も、いっぱいつくることができるんだって、おもうんだ。 私も、きっと、いっぱいつくることができるんだって… そして… ♪の聴こえる場所があった。 ♪今日、京都タワーにのぼったよ♪って、心が、嬉々としていた。(あ) お知らせです。 ・近江(滋賀)御猟野之杜 賀茂神社 お馬さんの、そして人と人の縁結びの神社です♪ (何度かご紹介しておりますので、近江だよりにて、ぜひ、ご覧ください♪お馬さんにのる、私の画像もございます♪) 日本初の国営牧場の地に天平8年、賀茂大神を迎え創建された神社です。 1300年の日本の馬の魂が宿る神社です。 現在、新しいお社を、宮大工の棟梁の大村さんが、つくっていてくださいます。 ぜひ、足をお運びください。 賀茂神社ホームページ http://kamo-jinjya.or.jp/ 数寄和からのお知らせです。 ・現在、あさだが勉強をしておりますVTSを、みなさまと一緒に楽しみたいと思います。 御希望の方は、数名でご参加ください。 ご連絡お待ちしております。 VTSって?? 対話型鑑賞。 よくみることで、いっぱいみえてくることがあります。 また、見えたことを話したり、他の人の見えたことを聴いてみて、さらに見ると… 一枚の絵の味わいがたいへん豊かになるように思います。 ぜひ、お友だちを誘って、数寄和大津へ絵を観にきてください。 出かけているときもありますから、ご確認くださるとありがたいです。お手数をおかけしますが、宜しくお願いいたします。 現在、展示しているのは、亀井武彦先生の墨描作品や、三浦幸子先生の猫が描かれている掛軸などです。 ・西荻の数寄和からです。 天童大人プロデュースシリーズ 第713回 La Voix des Pooètes 詩人の聲 出演:野谷文昭 2012年3月11日(日) open 15:30 start 16:00 予約2,700円 当日3,000円 学割1,500円 ・数寄和からのお知らせは、いっぱいあります。 お客様の喜んでいただける商品のご紹介、作家や作家のたまごさんの皆さんに喜んでいただけるイベントの企画(ギャラリーへ行こうや、シーズポログラムなどなど)まずは、数寄和のホームページをご覧くださいませ。宜しくお願いいたします。 http://www.sukiwa.net/index.html ・気になる絵や書はありませんか。 軸装や額装にして、お家に飾ってみませんか。 屏風や襖絵なども、ぜひ、数寄和にお手伝いさせてください。 お気に入りの作品と会える喜びを味わいに、数寄和ギャラリーへと、どうぞ、足をお運びください。いつも皆様の愉しんでいただける展示をしております。お待ちしております。 日本の伝統を大切にし、そして現代の美しい空間づくりをお考えの皆様。 アナタのお家のお気に入りの空間づくりのお手伝いを数寄和がします。 どうぞ、宜しくお願い致します。 ☆数寄和Sukiwaホームページ http://www.sukiwa.net/ …追伸です。Facebook、はじめました。 「額表装&Gallery 数寄和」で、検索してくださいね。 数寄和からのお知らせでした。 ご覧いただき、有難うございます。(数寄和あさだ)
by 555sukiwa
| 2012-02-22 15:09
| ふるさと
|
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
うずら卵
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||