すきわ草子 |
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人はみる。
何かをみる。 出雲の旅で出会った風景の 画像をみながら、考える。 日が昇る。 …いやいや地球は丸く… 地球が自転しているということで、 毎朝、お日様とわたしは出会うことが出来る。 朝の光が差し込み、見えるものがいっぱいある。 光があるから見えるもの… 光があるから現れてくるもの… 見渡すといっぱいが在る。 朝。 鳥の姿は見えなくても、鳥の囀りを聴きながら、鳥がいると感じる朝がある。 これは、見えていることか、見えていないことか…? 見えるって、いったいどういうことなんだろう? 見るという漢字は、目と人で出来ている。 人はみることで、確認することが多くある。 随分ながく美しいものをみるために生まれてきたんだと思ってきた。 美しいものを実際にみたいと思うのだが… みるとはいったいどういうことなんだろう? 例えば美しい一遍の詩と出会った時も、何かをみている私がいるように感じる。 みるって、どういうことなんだろう? 「八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣作る その八重垣を」 美しい雲の立ち昇るのを見ながらスサノオが詠まれた歌です。 この三十一文字から和歌がはじまり、万葉集、古今和歌集などへと受け継がれていきました。 須我宮は日本初之宮であり和歌発祥の地です。 八雲山の中腹には、須我神社の奥宮があります。 大中小の三つの磐座(いわくら)は、古代における須我神社の祭祀の地です。 参道にはたくさんの歌碑句碑があります。 石に刻まれた言葉がある。 刻まれた言葉を読むことイコールみること。 みることから始まる何かがある。 必要だからつくられたモノたち。 言葉ではないが、何かを伝えようと思ってつくられたモノがある。 カタチとなったものがある。 これらも人にとって必要だったからつくられたモノ。 言葉になる前に存在していたものがある。 言葉が消えてから存在するものがある。 …イルカいるか??…その2へと、続きます♪(数寄和あさだ) 現在、数寄和大津ギャラリーでは、「絹に描く 斉藤典彦」展を開催中です。 この展覧会は新緑の季節がやってくる5月5日まで続きます。 現代日本画家の斉藤典彦先生の作品を拝見できる毎日…。 描かれた作品は、多くは山が描かれています。 日本には、たくさん山がありますね。 先日の対話型鑑賞で、「なつかしい」という言葉をおききし、一緒にみていた人たちが頷かれていました。 海に囲まれ、山々のある日本。 どこかでみた、心にある山を、作品を拝見しながら、想います。 それぞれの作品に奥行きがあり、みる私の目を、心を、楽しませてくれます。 何度も、ご覧いただきたい展覧会です。 ぜひ、お越しください。 お待ちしております。 「斉藤典彦 展 絹に描く」 大津展 2012年 4月7日(土)~ 5月5日(土) 11:00~18:00 休廊 火曜、15日、16日 イベントもあります! ☆ワークVTS予定日 ・4月29日 昭和の日 午後2時より(約40分) ・5月5日 こどもの日 午後2時より(約40分) 各回10名 無料 予約優先 また、3名様以上でお越しで、VTS体験をご希望の方は、お知らせください。 ☆・4月22日数寄和大津ギャラリーにて ~春の二日月夜に~ 雅楽古典曲の調べから 笙、龍笛、高麗笛 正倉院復元楽器の「う」「排簫」のひびき 笙演奏 田島和枝さん 笛演奏 中村香奈子さん 「絹に描く 斉藤典彦」展詳細は、HPにて http://www.sukiwa.net/ どうぞ、宜しくお願いいたします。(数寄和 あさだ)
by 555sukiwa
| 2012-04-19 17:26
| すきわ日和
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