すきわ草子 |
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七夕前夜に大阪のライブへと向かうと倉橋健一先生と今野和代さんが笑顔で迎えてくださった。
この日この夜は俳人夏石番矢さんともお会いさせていただいた。 俳人夏石番矢さんが七夕の翌日に大津へお越しになるらしく… 俳人の夏石番矢が瀬田の唐橋を渡って数寄和大津ギャラリーへ来られたのは八の日だった。 7月6日は何の日? 7月8日は何の日?? 今年の7月6日は大阪へ向かう電車のなかで、 一生懸命、携帯メールを打っていた… 此処数寄和ギャラリーで働きながら、 お客様とお話できることの有り難さをひしひしと感じる時がある。 今年の7月8日は俳人の夏石番矢さんがお越しくださった。 夏の夕、瀬田の唐橋をわたり、おいでくださった。 おいでくださった夏石番矢さんは、唐橋を渡ってきたことをまずお話くださった。 いっぱいのお話を伺いしたこの日。番矢さんの先生のご命日だとおききした。 夏石番矢さんと、古代の話やら文学について等々…、いっぱいお話をした。 そして、墨を磨って栗鼠の筆と大色紙を差し出したわたしに 「未来より滝を吹き渡る風来る」と、番矢さんの俳句を書いてくださった。 今朝、ふと夏石番矢さんからお聞きした(…たしか、聴いたとおもうのだが…) みたことのない異国の橋のマリア様を思いながら目がさめた。 俳人の夏石番矢さんと 天の川という時空を超える川を渡れる日の前夜と翌日にお会いしたんだ…と、言葉をおもう私が、聖母マリア様の姿をもう一度、想像した。 近江を愛するわたしは、 この地を愛した松尾芭蕉が大好きで、 芭蕉の「比良三上雪さしわたせ鷺の橋」といううたが大好きだ。 江戸中期の俳諧論書「三冊子」は、服部土芳(はっとりとほう)よる蕉門の代表的俳論であり、芭蕉から直接教えを受けた弟子が師の真意を伝えるべく執筆したものとされる。 そこには、このような言葉がある。 「新しみは俳諧の花」 「俳諧は気に乗せてすべし。」 「心の作はよし。詞の作は好むべからず。」 「松のことは松に習へ、竹のことは竹に習へ。」 江戸時代を生きた芭蕉。 歩く・見る…身体全体で感じながら、俳句を生み出した。 「新しみは俳諧の花。(三冊子より)」なるほどとおもう。 目の前にあったか?あったかぁ!と、 この瞬時が、あったぁぁぁぁぁ~!とカタチになる現から 時空を超える架け橋がのびのびて 古とも未来とも繋がりながら、 さらにのび続け、 宇宙ともつながりながら、 さらにさらにのびのび続きながら こころの眼で観る二足歩行のどうぶつの 今のいまがあるということのようなんだな。 この瞬時と言った瞬間のこの瞬時のなさを残念に思いながらも やはりこの瞬時をおもうこと! おそらく、楽♪ 音楽の楽がなりつづく、今、この瞬時があるということのようなんだな。(あ) 先日わたしが道路を歩きわたる鴉を朝みたときのお話を 夏石番矢さんに聴いていただいた。それには一つ理由があった。 いや一つではなくいっぱいあった。 まず理由のひとつとして、本棚に5・7・5の句を書いた葉書を飾っていたのを、夏石番矢さんが、みつけたこと。 その夏石番矢さんの一昨日のライブがたいへん面白く、その時に朗読された俳句の本を購入し、七夕の日には、その本を一生懸命拝読したこと。 そんなこんなのいっぱいの理由があった。 わたしたちは、言葉をはなす。言葉を書く。のだけれど、 それは頭でかくのだろうか?身体でかくのだろうか?? 意味を言葉にして、意味を声にして、意味を書くのだろうか? わたしたちの身体は、声をだす。 鳴き声をだす。叫び声をだす。 意味ではなく、感情をだす。 作りたかった句をみていただき出来た句が、一句♪ 「夏の朝大路歩む鴉かな」 俳句は、何度も何度も、推敲して出来るのだと、芭蕉の仕事ぶりから少しづつ解ったように、 …やはり芭蕉ってすごい!と思い嬉しくなった心でもって、 夏石番矢さんって、やはり凄いんだ!とおもう。 「松のことは松に習へ、竹のことは竹に習へ。」(三冊子より)「俳諧は気に乗せてすべし。」(三冊子より) になるほど!と頷くわたしであった。 …芭蕉と芭蕉のお弟子さんは、歩く・見る…五感をフル回転させて句をつくったんだな…と、改めて感じたのは、夏石番矢さんの手ほどきの素晴らしさに息をのんだ瞬間だった。 私の眼の前に、まず夏の朝があったんだったな…目だけでものを作ってはいけないし、頭だけでものは作ってはいけないのだ。と、 つくづくおもう。 何かを作りたいのなら、歩こう♪♪二足歩行の言葉を持つ私として歩こう♪ 身体をフル回転させて、いざいざいざ、歌ってみようではないか♪~ 夏石番矢さん。いっぱいのお話をお聞かせいただいた楽しい時間を有難うございました。 近江よいところ♪~です! また遊びに来てくださる日を楽しみにしております♪ー(麻田有代) 数寄和からのお知らせです。 数寄和・数寄和大津ギャラリーでは、企画展、常設展示を行っております。 お近くにお越しの際には、ぜひお立ち寄りください。 数寄和大津ギャラリーへお越しの方々へ。常設展示の折には、たまに留守の時がありますので、数寄和大津へと足をお運びいただく場合には、お手数をおかけいたしますが、ご連絡くださいませ。 宜しくお願いいたします。 ☆ギャラリーへ行こう 2013 作品募集のお知らせです。 今年で第4回となります、夏季特別企画「ギャラリーへ行こう」展についてです。 絵画・版画 作品を募集しております。 (募集期間 :2013年 7月21日・22日) ギャラリーへ行こう展開催趣旨 作家の卵が創作活動を続けていくには、ギャラリーが価値の定まっていない作品に発表の機会を作ること、 そして多くの人が自分の目で見て気に入った作品を購入すること、双方が必要だと考えています。 作家を志す人たちに小品の意欲作を発表していただく機会を作りました。今年で第4回目となります。 多くの魅力ある作品が集まり、活気ある展覧会になることを願っています。 展覧会実施概要(入選作品のみの展示となります。) 前期 2013年8月2日(金)-11日(日) 後期 2013年8月21日(水)-9月1日(日) 会場 数寄和 数寄和大津 ※同時開催 前期・後期で作品の入れ替えを行います。 ☆大切なお知らせです! 数寄和はギャラリーでもありますが、表具やでございます。 額装・軸装・パネル・カリブチと平面作品の展示や、美しい紙と制作のお手伝いをさせていただきます。 表具やですから、もちろん暮らしのお手伝いもさせていただきます。 気になる絵や書はありませんか。 軸装や額装にして、お家に飾ってみませんか。 屏風や襖絵なども、ぜひ、数寄和にお手伝いさせてください。 お気に入りの作品と会える喜びを味わいに、数寄和ギャラリーへと、どうぞ、足をお運びください。いつも皆様の愉しんでいただける展示をしております。お待ちしております。 日本の伝統を大切にし、そして現代の美しい空間づくりをお考えの皆様。 アナタのお家のお気に入りの空間づくりのお手伝いを数寄和がします。 どうぞ、宜しくお願い致します。 ☆数寄和Sukiwaホームページ http://www.sukiwa.net/ Facebookでは、「額表装&Gallery 数寄和」で、検索してくださいね!いいね!を宜しくお願いいたします。 ☆耳よりなお知らせです!! 西荻の数寄和では、「詩」を味わい楽しむイベントを開催しております。 詳細は、数寄和HPまで、宜しくお願いいたします。(数寄和あさだ) ☆見てみてみて!!と、おもう近江からのお知らせです! ・「近江巡礼 祈りの至宝展」http://www2.ocn.ne.jp/~biwa-bun/sizuoka.html ・近江一の宮 建部大社 http://takebetaisha.jp/ ・御猟野乃社 賀茂神社 http://kamo-jinjya.or.jp/ ・勢多唐橋大綱引合戦 http://www.seta-karahashi.com/
by 555sukiwa
| 2013-07-10 15:33
| ふるさと
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