すきわ草子 |
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よい子が描くのが、よい絵?
よい絵とは?よい絵とは????? なんだか、じわじわ~と、「嗚呼、よい絵だな。」と思う絵がありますね。 最近、隠岐の島へ、行ってきました。 飛行機で行ってきました。 飛行機の無かった時代には、船で行ったことでしょう。 隠岐の島から京都に帰って、ふと、考えました。 人のつくってきたもの。 人が、つくるもの。 碁盤の目の町なみの京の都では、和歌のなかに花があります。 お庭のなかに、花があります。 都では、それだけでも美しい器に、見た目を楽しませる、美しい食べ物があります。 自然ではなく、不自然でもなく、さまざまなものが美しく、在ろうとしているように感じます。 隠岐の島では、おうまさんたちが、ただ草を食んでいました。 私の身近な日常とは違う風景が、今も心に残ります。 電車が10分遅れると、こちらまで会社に遅刻する・・・。 そんな暮らしが、おおくの現代の私たちの暮らしでしょう。 地球が、球体で、全部がつながっている・・・のですから、気になることは多くあります。 けれども、ふと思います。 宮沢賢治が残した言葉に、このようなものがあります。 「世界全体が幸福にならないうちは、個人の幸福はあり得ない」 この言葉をおもうと、つながりというものを、もう少し違う捉え方、感じ方をしたくなります。 ひょっとしたら、もっと素敵な繋がり方が在るのかも知れないとも思います。 馬も、牛も、いました。 大きな木がありました。 乳房杉という名の木でした。 小さかった頃も、あったのでしょうか。 天に届くような、大きな木です。 かぶら杉という名の木も、この島にありました。 海が目の前に広がり、大きな木があり・・・ この星は、お水がたっぷりなんだ!!ということに、この島であらためて思いました。 鳥がいっぱいお歌をうたっている様子や、馬や牛をのんびりした様子をみていると、時間に追われることよりも、もっと大事なことがあることに気づきます。 いかに豊かな時間を過ごすことができるのか? そんな・・・当たり前の事を思います。 隠岐の島へ行くことで気づいたようですが、 実は、その前から、わたしには、その見方があったのだ!!(笑)と思います。 お馬さんの姿をみながら、木曽馬を描かれる若山卓さんの作品を思いました。 大きな木々をみながら、現在開催中の、「景・宿る 細川貴司」展の、木に描かれた薔薇を思いました。 アートが、人の歴史にあったことで、観る人が、心を動かしたり考えたりすることが、いっぱいあったと思います。 いつも居る空間に、一枚絵があることで、より豊かな暮らしとなるように思います。 ぜひ、よい絵に出会ってください。(数寄和大津 あさだ) 「景・宿る 細川貴司」展 数寄和大津 6/14(土)-6/30(月) 11:00-18:00 火休 6/20,27は20:00まで 数寄和はギャラリーでもありますが、表具やでございます。 額装・軸装・パネル・カリブチと平面作品の展示や、美しい紙と制作のお手伝いをさせていただきます。 表具やですから、もちろん暮らしのお手伝いもさせていただきます。 気になる絵や書はありませんか。 軸装や額装にして、お家に飾ってみませんか。 屏風や襖絵なども、ぜひ、数寄和にお手伝いさせてください。 お気に入りの作品と会える喜びを味わいに、数寄和ギャラリーへと、どうぞ、足をお運びください。いつも皆様の愉しんでいただける展示をしております。お待ちしております。 日本の伝統を大切にし、そして現代の美しい空間づくりをお考えの皆様。 アナタのお家のお気に入りの空間づくりのお手伝いを数寄和がします。 どうぞ、宜しくお願い致します。 ☆数寄和Sukiwaホームページ http://www.sukiwa.net/ Facebookでは、「額表装&Gallery 数寄和」で、検索してくださいね!いいね!を宜しくお願いいたします。 ☆耳よりなお知らせです!! 西荻の数寄和では、「詩」を味わい楽しむイベントを開催しております。 詳細は、数寄和HPまで、宜しくお願いいたします。 ☆近江からのお知らせです! ・近江一の宮 建部大社 http://takebetaisha.jp/ ・近江八幡 御猟野乃社 賀茂神社(今年は、12年に一度の午年です!天智天皇が日本で最初に馬の牧場を此の地に♪ぜひ一度足をお運びください。) http://kamo-jinjya.or.jp 現在、近江八幡にある最古の馬の守護神社、賀茂神社にて若山卓さんの作品を2点ご覧頂けます!
by 555sukiwa
| 2014-06-16 20:23
| すきわ日和
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