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すきわ草子


「急がば回れ」勢多の唐橋に程近い数寄和大津の物語をつづります。
by 555sukiwa
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展覧会をみる。暮らしのなかの一枚の絵をみる。・・・展覧会をおもう。

9月になりました。
「ギャラリーへ行こう2015の数寄和賞」は、杉原伸子さんに、決定しました!
明日11日より、西荻の数寄和から、絵画展 「秌韻 」2期に分けて開催いたしますので、ぜひ♪
展覧会から、展覧会へと、作家・表具とギャラリーの数寄和・お客様と
展覧会で、つながった皆で、すてきな明日を創っていきましょう♪♪
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画像は、杉原伸子さんの「森の入口」というタイトルの作品です。
毎年、アンケートを取らさせて頂き、その皆様のご意見も参考にさせていただきながら、
数寄和賞をギャラリーへ行こう展終了後に決定します。
数寄和賞を受賞された方は、個展を開催となります。
杉原伸子さんの個展が開催されますときには、
ぜひお越しくださいますよう、どうぞ宜しくお願いいたします。
杉原伸子さん、制作、頑張ってください。楽しみにしております。

数寄和では、ギャラリーへ行こう展だけではなく、若い方々の応援に、シーズプログラムを展開しています。
こちらは、30歳までと年齢制限付きの展覧会です。
年齢制限があることで、自分を追い込めるとも思います。
ぜひ、シーズプログラムにも、挑戦していただきたいと思います。
http://sukiwa.net/wordpress/archives/832

展覧会は、絵を並べてあると、展覧会なのかというと、それも展覧会ですが、、、
やはり、どんな展覧会を開催するか?がとても大切なのだと思います。、
また、一枚の絵を制作するときにも、どんな絵を制作するのか?が大切なのだと思います。
なんだか面白いと思ったので、、、というのではなく、
若いひとの、斬新さと、そして、なるほど!とがあって、はじめて、
人のココロを感動させる作品が生まれるのだろうと思っています。
制作を続けることは、たいへんな事もいっぱいあるでしょうが、制作をし続けるなかで、見えてくる世界があると思います。
生まれる作品があると思います。
若い作家の方々とともに、数寄和も、皆様に観て頂ける空間であり続けたいなと思います。

若い作家の方々、ぜひ来年のギャラリーへ行こう2016展へ、ご応募くださいね♪

さて。
秋の展覧会のお知らせです。
今展は、油絵を、ずっと、描き続けてこられた、4人の作家の方々の展覧会です。
こころに響く作品に出会いに、ぜひ、展覧会へと足をお運びください。
http://sukiwa.net/wordpress/archives/1952
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河村 正之 「虹彩石( animus )」
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細川 貴司 「雨上がり」

明日11日より、西荻の数寄和より、開催します。

絵画展 「秌韻 」 1期 河村正之 細川貴司

 数寄和    9/11(金)-9/20(日) 11:00-19:00 無休

 数寄和大津 10/3(土)-10/12(月) 11:00-18:00 火休

2期では、、、
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岸本 吉弘 「No Name Ⅱ」
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吉川 民仁 「呼」

絵画展 「秌韻 」 2期 岸本吉弘 吉川民仁

 数寄和    9/22(火)-10/1(木) 11:00-19:00 無休

 数寄和大津 10/17(土)-10/26(月) 11:00-18:00 火休
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最近、電気をつけない中で、どの位すると、みようとするものが、見えてくるのか。
ということについて、考えてみました。
その昔、掛軸がかかった茶室。
その昔、大きなお寺の本堂の、仏像や御軸。
暗さがあります。そして、明るさがやってきたということ。
光が、そのものを、包むように、やってきて、そのような時間を持つことって、意味のあることのように感じます。
いかがでしょうか。

現代は情報が溢れています。
鞄やポケットに忍ばせている携帯は、
取り出すとすぐに新たな情報がやってきます。
選ぶ力が私にあるなしに関わらず、情報が目の前に、いっぱいあります。
選ぶ力は、どうやってつけるのだろう?と思いつつ。
現代を生きている私は、フェイスブックも楽しんで、ツィッターも、、、
携帯で画像を撮って投稿して、
みなさんの投稿の画像を楽しんで・・・
それも、また、楽しいです。
そのスピードのなかで、現代がすすんでいます。

ふと、こんなことを感じ考えます。

・・・時間は、どこからやってくるのだろう?
時間とは、なんなのだろう?
と思います。
暗闇のなかで、少しずつ、何かが見えてくる・・・
より明るい、よりたくさんの情報のなかで、何かをつかもうとする・・・

ふと、ミヒャエル・エンデの描いた物語「モモ」の、ある場面を思い出す・・・
「あなたは、死なの?」
生命と死。この関係は、対立するものではなく、生命の先に死がある。
死と向き合うと、生命が見えてくる・・・

・・・暗さのなかで、
・・・静けさのなかで、
少しずつ見えてくる・・・描かれた絵、
少しずつ見えてくる・・・書かれた言葉が、ある・・・ということ。
見えるということについては、いつも、いつも、考えます。
見えるということは、いったい、どういうことなんだろう。

・・・ゆっくりと向き合うと、
その絵が生きた絵なのか、その言葉が生きた言葉なのか・・・
溢れる情報のなかでは受け取れない何か大切なものに触れることができるように思います。
現代は、そのゆっくりとした時間のつづきとしてあります。
みる力をもって、現代と向き合えたら、いいな。と思います。

今、生まれたばかりの絵に出会いに、数寄和の展覧会へと
どうぞ足をお運びくださいますよう、宜しくお願いいたします。

表具と額装 ギャラリーの数寄和のホームページは、
http://sukiwa.net/
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数寄和大津では、9月25日まで、常設展示中です。

1F玄関では、海老洋先生の、湖の町 島。
それから、書作品と版画作品を展示しました。

対話型鑑賞会は、9月25日午後7時半から開催します。
またそれ以外日時でも、三人以上の方でグループをつくって、ぜひ、絵を書を楽しみに来てください。
お問い合わせ、お申し込みをお待ちしております。(数寄和大津 077-547-3209)
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by 555sukiwa | 2015-09-10 16:04 | すきわ日和
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